今朝(2020年6月30日)のフジテレビの「めざましテレビ」と言う番組の中で、

 

「脱プラ特集」 と言って放送していたので気になって見ていました。

 

各社の脱プラ製品や包装資材、レジ袋の紹介をしておりましたが、

 

その中で、 

 

「バイオマスを使用すると焼却時のCO2の排出量を

    減らせられます!」

 

と言い放ってCMへ行ってしまい、その後は全く違う内容の放送をして

 

おりました。

 

とんでもない間違い報道です。

 

また、今回のレジ袋廃止について、経済産業省の定めた基準が

 

・バイオマス原料30%以上であれば無料配布してもよくて、

・バイオマス30%以下、またはバイオマス原料を使用しないで作られた

 レジ袋については、無料配布の対象とならず有料化させる、

 

と言う事が決められております。

 

 

「バイオマス原料」とは、トウモロコシやサトウキビなどの穀物を

 

発酵させてたりして石油の代替原料の「一部」を作ります。

 

どうしてバイオマスが「エコロジー」と言われると言うと、石油由来はなく、

 

「穀物、植物由来」だからですね。

 

 

一般的な消費者は「石油由来製品はケシカラン! 食物由来であれば

 

エコロジー」と言うイメージを植え付けられていますが、

 

「バイオマス原料は果たしてエコロジーなのか?」と言う議論は余り

 

取り上げられません。

 

バイオマス原料がエコロジーと言うイメージを持っているのは、

 

「食物由来で食物は成長時に光合成によりCO2を吸収して成長する

ので、温暖化に貢献している」

 

と言うイメージからだと思います。

 

また、上記の光合成によるCO2の吸収量とその後の精製で排出する

 

CO2の排出量が果たして同じなのかどうかの議論もなく、

 

「カーボンオフセット」 

(吸収したCO2を精製で排出するので±0であると言う都合の良い理論)

 

理論が、まかり通っているからです。

 

 

当業界(樹脂パッケージ業界)に於いても、生分解樹脂とバイオマス樹脂

の区別がつかない人が多くいますので、テレビ局の人や編成の人々に

理解してもらうのは難しいかも知れませんが、

 

視聴者の皆さんは、あなたたちTV局をまた信用してしまうので、

 

「嘘を大きな声で言ってはいけません」

 

バイオマスを使っていても、レジ袋を燃やせば、

 

石油100%から作られたレジ袋と同じだけのCO2を出します。

 

バイオマス原料と使っていても、海に投げれば石油由来100%とほぼ同じ

耐久性を持ってずっとそこに存在します。

 

(=川、山、海、道端に捨ててはいけません!)

 

 

 

逆に、バイオマス原料だから、耐荷重性能や、耐衝撃性能、材質劣化速度

 

が石油100%よりも劣ればバイオマス原料はユーザー(今回の場合は、

 

イオングループやファミリーマート、その他スーパー、コンビニ、食品会社様)

 

は、厳しい輸送テスト、落下テスト、ガスバリアテスト、耐久テストを行って

 

おられるので、あらゆる性能で100%石油製品と同等の性能を要求されます。

 

つまり、原料の一部に植物由来で作られた原料(レジ袋の場合はポリエチレン

 

と言われるレジ袋原料の一部を石油由来で作られたポリエチレンの代替原料

 

として使用する)だけで、それ以外は何も変わりません。

 

 

生分解性樹脂が余り市場に包装資材や製品として出回らないのは、

 

生分解性樹脂は材料が作られた時点から劣化が始まり、ユーザーの厳しい

 

評価に通らない事が多いからです。

 

 

 

また生分解性樹脂を100%使用して材料や成形品、製品を作る事は

出来ません。

 

従って、成形する為、製品化する為には必ず生分解性樹脂に追加して

 

何らかの石油由来原料を混ぜる必要があります。

 

つまり、現時点で流通している生分解性樹脂は分解した後で、一緒に混ぜられた

 

樹脂が残ります。(100%分解する生分解性樹脂で一定の性能を満たすものを

 

皆さん鋭意開発中なので、ご期待!)

 

 

 

まとめ:

バイオマス原料を使用しても焼却時のCO2排出量は減りません!

 

バイオマス原料を使用しても、土中や海中で分解しません。

 

バイオマス原料を作る段階でどの位のCO2を既に使用している

 かのデータはバイオマス原料メーカーからは公にされておりません。

 

  ついでに、

 

生分解性プラスチックは100%分解せず、一緒に混ぜている樹脂は

 残ります。

 

 

 

 

日本は、法律や、規制で定められたことしか出来ない国ではありません。

 

逆に、何も知らない方々が法律や規制を作っていることについて、

 

危機を感じます。

 

 

 

もっとメーカーや加工会社に広く意見を求めて頂ければ、今回の

 

レジ袋の廃止、有料化、但しバイオマスは無料でもOK、と言った

 

矛盾だらけの規制は作らないと思います。

 

バイオマス原料は割高なので、むしろバイオマス原料を使用した

 

レジ袋こそ、有料化したいと販売店は思っているのではないかしら?

 

と思います。

 

また、バイオマス原料を使用した袋を購入頂ければ、差額を

 

後進国のプラゴミ処理の施設建設費用に寄付するなど名言すれば、

 

消費者が「エコロジー」に対してより一層参加する意識でバイオマス

 

レジ袋を罪悪感なく購入してくれるのではないのでしょうか?

 

 

ま、立場が違えば違う意見も山ほど出てくるとは思いますが・・・

 

 

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