疲れに染み入るロッホ・リースリング | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

疲れに染み入るロッホ・リースリング

お盆休みの2日目は、墓地の名義関係の手続きで朝から夕刻まで市役所巡り。

最後は大阪市内まで遠征してすっかりくたびれて帰宅。

こんな時はちょっと甘めのリースリングでも開けようか、ってことでザールのヴァインホーフ・ヘレンベルクを。

2021年産リースリング「クルーフ」...トロッケン表示は無し。ショーデナー・ヘレンベルクの麓にある畑から。

 


 

黒いプラスチック製のスクリューキャップ。軽く緑色がかった明るいレモンイエロー。

注いだグラス底に気泡が若干付着。木樽感のある熟したリンゴや蜂蜜の香りに、ほんのりシーファー風味。

ジューシーな果実味に半辛口レベルの軽めの残糖、凝縮感はあるがややマイルドな酸。

舌の上を収斂するミネラリッシュな後味。疲れた身体にはこれぐらいの甘さが実に心地良く感じられる。

 

開栓2日目。フルーティーで初日より存在感のある酸とバランスの取れた半辛口。

重心真ん中やや低めの苦汁系のミネラル味。

開栓5日目。華やかでフルーティーで美味しい。でもロッホさんのワインを飲んでいつも感じるのは

これだけ糖を残しているのにAlc度数が13.5%って、「元の葡萄、どんだけ糖度高いねん?」ってこと。86/100

 

 

(過去のヴィンテージ→2019年産2016年産2015年産

2021 Riesling Qualitaetswein - Cruv -

Weinhof Herrenberg (Schoden/Saar)
A P Nr 3 553 050 0005 22,Alc 13.5%vol