久しぶりのロッホ・リースリング
久しぶりにロッホさんのリースリングが手に入ったので、まずはベーシックなキュヴェから。
ヴァインホーフ・ヘレンベルクの2019年産ロッホ・リースリング。
ここでも2019ヴィンテージは、春の遅霜と夏の酷暑のために最低の収穫量だった模様。
ここでしかお目にかかれない黒いプラスチック製のスクリューキャップ。
グラスに注ぐと細かい気泡がグラス壁の下半分にビッシリ付着。外観は少し黄色がかったレモンイエロー。
アプリコットや熟したリンゴ、花梨を思わせる黄色い果実香。
ジューシーで旨味たっぷりの果実味。酸も不足は無いが、残糖は多めで半辛口の範疇。
控えめながらもアフターのホロ苦いミネラル感。春巻きや餃子を食べながらスイスイと。
開栓3日目もジューシーな半辛口で、やや果実味寄りながらも酸とのバランスが取れていて実に美味しい。
透明感のある造りもさすが。惜しむらくは肉厚な味わいに隠れてミネラル感が吟味し辛いこと。
でもまぁ美味しいから良いや。
開栓6日目は桃の風味が素晴らしい。液質の衰えも皆無。86/100
(過去のヴィンテージ→2016年産、2015年産)
2019 Loch Riesling Qualitaetswein
Weinhof Herrenberg (Schoden/Saar)
A P Nr 3 553 0500 001 20,Alc 12.5%vol,13.95€