どっちのコンディション? | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

どっちのコンディション?

今夜もまたフラフラになって帰宅。近頃ホントにキツくなって来た、まさに心身ともに擦り減って行く感じ。

若い頃とは働き方を変えて行かないとそう長くは続かない...重々承知してはいるのだが

仕事の質を落とす踏ん切りがつけられないまま、繁忙期の泥沼に沈んで行くような毎日である。

早いとこ仕事量を減らす算段しなきゃなぁ...。零細の個人商店はホント辛い。(◞‸◟)

 

こんな日にはコルクを抜く気力すら残っていなくて、小難しいボトルも御免被りたいところだが

あいにくスクリューキャップのデイリーワインは在庫切れで見当たらない。

仕方がないので半年前に1度開けているグリュンハウスのヘレンベルクGGを久しぶりに飲んでみることにした。

前回はちょっと葡萄が熟し過ぎた感じがしたのだが、半年経って何か変化が感じられるだろうか?

 

 

黄色がかったレモンイエロー。グラス壁には細かい気泡が疎らに付着。

熟したリンゴやアプリコット、黄桃、マンゴーなど黄色い果実の華やかな香りに蜂蜜のニュアンス。

程好く肉付きの良いジューシーな果実味と、酸はやや遅れてその存在をアピールするが伸びは悪くない。

次いでヘレンベルクらしい金属的なミネラル感。アフターに若干の残糖感。

 

半年前に開けた際の過熟な印象は今回に限ってはほとんど無く、ミネラリッシュだが夏蜜柑的な柑橘の味わい。

翌日は白い花の風味が秀逸。抜栓3日目。苦酸っぱいやや平板な味わいだが、やはり過熟感は無い。

こないだのとはやはりボトル差があるのだろうか、或いは単に飲む側のコンディションの差か。

何しろ疲れてるからなぁ、最近。88/100

 

2018 Maximin Gruenhaus Herrenberg Riesling trocken Grosses Gewaechs

Weingut Maximin Gruenhaus (Mertesdorf/Ruwer)

A P Nr 3 536 014 07 19,Alc 12.5%vol,30.00€