なるほどマキシミンは半辛口 | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

なるほどマキシミンは半辛口

マキシミン・グリュンハウスのアップフューラー・ブランド、「マキシミン・リースリング」。

公式には「半辛口」の位置付けだが、特に2017年産は残糖値が20g/lだという割には辛口に近い味筋で

アップフューラー物にしてはなかなかレベルも高かった。

どこから葡萄を買い付けているのかそのうち訊ねてみようと思っているが、さて2018年産の出来はどうか?
 

 

スクリューキャップ。僅かに緑色がかった明るいレモンイエロー。少し土の香りのするリンゴ系の果実香。

口当たりは柔らかな肉付きの良い果実味で、残糖は軽めでアッサリしたクリーンな味わい。

酸は比較的穏やかでミネラル感も地味。

この2018ヴィンテージはちょっと果実味に偏ったバランスで、ある意味半辛口らしい半辛口と言える。

 

やっぱり酸の量との兼ね合いで辛口的に感じたり(2017)、本来の半辛口的な味わいに感じたり(2018)

味覚なんて好い加減なものである。

杯を重ねるうちに若干液質の弱さを感じるようになるも、家族で餃子を食べつつあっと言う間に空っぽに。84/100

(過去のヴィンテージ→2017年産2016年産

 

2018 Maximin Riesling Qualitaetswein

Maximin Gruenhaus GMBH (Mertesdorf/Ruwer)

A P Nr 3 536 074 01 19,Alc 12%vol,8.40€