ちょっと地味なGG
珍しく終盤ちょっと休み疲れしてしまったが、正月休みも今日でおしまい。
まぁ休みとは言ってもちゃっかり事務仕事はしてたからなぁ...相変わらず今年も「貧乏暇なし」な1年になりそう。
ともすれば単調な日々に流されてあっと言う間に時が流れる、そんな生活がまた始まる。
せめて明日への活力になってくれそうな1本を。
2017年産マキシミン・グリュンホイザー・アプツベルク・リースリング・トロッケン・グローセス・ゲヴェクス(GG)。
11月にグリュンハウスの若旦那と寿司屋に行った際にお土産にと貰ったボトルである。
(もちろん毎日こうしてリースリングに逃避しては撃沈するものだから時間が早く過ぎるのだ、という自覚はある)
軽く黄金色がかったイエロー。グラス底に非常に細かい気泡が少量。
香りは閉じ気味で、微かに蜂蜜のニュアンスのある熟したリンゴの香り。
口当たりは硬さが印象的で、砂を噛むような乾いたミネラル感。最初の1杯目は土臭さはこれっぽっちも無し。
小ぢんまりとしているが身の詰まった果実味。
当たりは意外なほど穏やかで、多過ぎもせず少な過ぎもしないボリュームの酸。余韻もアッサリめ。
2杯目に入ると、遅ればせながら土臭くなって来た。果実味が前に出てミネラル味とガップリ四つ。
相変わらず酸は大人しいけれども、背後に控えている感じ。
3杯目になるとグラスの中はもうシーファー香全開。それにしてもミネラリッシュな味わい。2017はミネラルの年?
尤も美味しいのだがコレと言ったインパクトに乏しく、GGにしては少々地味な印象。
(過去のヴィンテージ→2016年産、2015年産)
2017 Maximin Gruenhaus Abtsberg Riesling trocken Grosses Gewaechs
Weingut Maximin Gruenhaus (Mertesdorf/Ruwer)
A P Nr 3 536 014 06 18,Alc 12%vol,Maximin Schubert氏のお土産