さて、先週のお話の続きを少し・・

 

 

 

日本の名産品としての真珠

 

1960年代、国際線の航空機利用がまだ珍しかった頃のお話。

 

日本のフラッグキャリアであった日本航空の機内で、「日本のお土産品」として、養殖真珠が販売されましたウインク

 

そうなんです。現代の真珠養殖法を発明し、世界初の養殖真珠産業化に成功した国は、わが国日本なのですね!

 

当時は日本人にとって、まだまだ高嶺の花であった真珠キラキラ

 

戦後直後、日本に駐屯したアメリカ兵さん達が帰国の際、母親や愛する女性の為にこぞって養殖真珠を買い求めていったそうです。更には、ビジネスで日本へ訪れる外国人の乗客達が、奥さまやお嬢様へのお土産に買われる様に。

 

こうして日本航空では、多くの真珠製品が免税品として販売された歴史があります。

 



私が所属していた1990から2000年代、様々な機内免税品の中でも、ひと際輝いていたのが・・。

ミキモトのグラデュエーションネックレス。

 

直営店にないお得な価格で、お客様のみならず、多くの同僚が自分へのご褒美に、更に退職前の記念に購入していた事を思い出します。外国人クルーの間でも、大人気でしたねラブラブ

 

機内にはミキモト製品以外にも、様々なメーカー、デザインのパールジュエリーが、品揃え豊富にありましたルンルン

 

見てるだけでホッとする輝きの真珠は、日本のフラッグキャリアでも素敵に輝いていたのですねラブ

 

私もしばしば、外国人のビジネスマンを中心に、パールジュエリーを販売しましたよ。

皆様、奥さまやお嬢様のお土産に、選んで下ったようです照れ

 

懐かしいな・・・・おねがい

 

てなわけで、何だか私の周りには、気が付いたらパールがありましたウインク

 

日本を代表する養殖真珠は、日本を代表する航空会社とタッグを組んでいたという訳ですスター

 

JALと真珠の素敵な関係を垣間見れただけでも、私はラッキーだったな・・照れ

 

養殖真珠産業も、グローバル化の風を浴び、今では日航機内で販売される真珠製品は、数少なくなってしまいましたが、

 

日本航空の歴史の一部に、真珠が関わっていた事に、われながら誇りに思うのでした。

 

あくまでも私の個人的な見解です。あしからず爆  笑

 

 

 



Pearl for Bodies and Souls 

 

心からご縁に感謝します