新緑が目に鮮やかな、まさしく「目に青葉」の季節となりました。春が来たかと思えば、あっという間に夏の到来です。様々な次元で思いもよらぬことが世界中で起っています。変化の渦中にあり、ときに静かにゆっくりとコミュニケーションを図りながら、“包装の未来を考える”ことは大切です。
 梅雨の厚い雲を抜けた先に、われわれの目指す“2020年”があります。あと5年となり、いよいよ現実味を帯びた熱と力のみなぎる「志し」を共有したコミュニケーションが大切となってきました。2015年も盛夏に青空の下、「包装の未来を考える会」を開催したいと思います。
 今回も、都内にあって深緑の涼が感じられる清澄庭園内「涼亭」で開催です。この庭園は、かつてかの岩崎弥太郎が買い取り、社員の慰安と賓客接待に造成したといいます。「涼亭」から眺める庭園風景を楽しみながら、ひと時の夏の涼を楽しみながら有意義な語らいができればと思っています。是非ともご参加ください。
【開催概要】
■日時:2015年7月31日(金)17:00~20:30(開場16:30)
 (「もみがら会」の勉強会は13:00~16:30・涼亭)
■場所:清澄庭園内「涼亭」(清澄庭園サービスセンター:Tel.03-3641-5892)
※庭園内を散策したい場合は、16:30までに入園して下さい。ちなみに30分ほどあればざっと拝観でます。なお、入場料が別途150円(16:30以前の入園)必要となります。
■会費:お一人:3,000円(税込)
(食事とアルコール類<ビール、ワイン、焼酎、日本酒など>、乾き物おつまみ類、水、氷など)
■主催::ジェイパックワールド㈱
■問合せ・申込先:「包装の未来を考える会」事務局
[Tel]03-3630-1759/[Mail]info@jpackworld.com
古い話だが、商船大の学祭テーマを考えているとき、
東大が「秒速2kmの流れの中で舵を切れ!」とのテーマを掲げた。
当時、「やられた!」と思った。
われわれも時代が大きく、激しく変化しゆくことを実感していただけに、
その変化にいち早く反応した学祭を考えていたからである。
しかも、いかにもフレーズが商船大風であろう。

もちろん、東大生が商船大の学祭など微塵も意識していたとは思わない。
それだけに「さすが!」とも思った。
ただ、われわれは練習とはいえ、実際に操船の訓練も受けていただけに、
本当に「秒速2キロの流れの中で舵を切れ」ば船が危ういどころか、
横倒しに転覆することはまず間違いない。

舵の切り方にもよるものだが、このテーマの「切れ!」というのは
間違いなく「面舵一杯」という意味である。
現実に即せば、舵は僅かにしかきれないであろう。
だが、わずかに切ったとしても、やがて船は大きく進路を変えてゆく。

「変化」という意識を“言葉”で刺激することは重要だが、
実際の変化の軌跡といったものを描いておく必要がある。
「現実はけしてドラスティックには変らない」というよりも、
(もちろん、そうでなければならないと思う)
急速な変化の中では、小さな変化を重ねることが重要だということだ。

船の航跡と同じく、小さな変化が大きな変化を生んでゆくのだ。
「 善きことはカタツムリの速度で動く」とはガンジーの言葉である。

「革命」との文字から分かるのは一人の命の変革、心の変革である。
現実の変化に求められるのは一かゼロではなく、
「池の蓮」のような小さな変化の連続である。
春の到来、開花宣言、そして満開の桜。

この春に長年の友人から歓びの便りをいただきました。

「花粉症がほぼ治りました。
 今シーズンは1度もマスクをしていません。
 もちろん理由があって、減感作治療を
 2年近くやっているからなのですが、
 それにしてもここまで改善するとは思っていなかったので、
 本当に驚いています。
 担当の先生も『7割の人に効果はあるが、効き方に大小はあり、
 この場合は相当良い結果だ』と驚かれたぐらいです。
 何せ、花粉症が社会で認知されるずいぶん前の、
 小学校時代から悩まされ続け、
 マスクを外したり窓を開けたりする恐怖を常に感じていたのに、
 マスクなしでこの桜の季節を迎えられる変化に、
 喜びはもちろんですが、自分でもまだ半信半疑なところがあります。
 それぐらいの変化なのですが、今年ほど明るく、
 そして希望を感じる『春』はありません」

何事にも真面目過ぎるほどに真剣に取り組む彼は、
それだけ、ともすれば現実の厚い壁に気持の揺らぐことの多かった。
今でも幾つもの課題を抱えて、苦悩しながら前に進んでいます。
それだけに、こうした明らかな結果が表れたことは嬉しいことです。

私自身、彼ほどの長く辛いキャリアではありませんが、
十年ほど前から花粉症であることもありますが、
いや、それ以上に彼の性格や努力を知るだけに、
「希望を感じる『春』」をわが事のように歓んでいます。

「君が憂いに我は泣き/我が喜びに君は舞う」との歌詞のごとく
歓びも、悲しみも共有できる友を持つことは幸せです。
それは、単に性格が合うというだけで築かれるものではなく、
歓びや悲しみを一つひとつ、共に乗り越えていくという努力と
歳月があってのことであろうと思います。

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」。
人生にゴールというものはなく、
ただただ懸命に未来へと歩みをつづける中で、
求める全てが備わってくるものではないでしょうか。
一歩一歩は余に小さく、遅々として思えるものですが、
気がつけば、はるかに遠い道のりを歩んでいるものです。
それでもまだ、道に途中には変わりはありませんが…。

春ですね~。