ノーザンホークの飛行訓練日記 -7ページ目

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

時差ボケのため11時起床・・・M教官に起こされる・・・

朝食は味噌汁・納豆・キムチ・目玉焼き

とっても日本な感じで・・・(笑)


今日はFAA(日本でいう航空局)の健康診断に連れてってもらった

さすがアメリカ!とってもシンプル

尿検査・視力検査・身長・体重といった基本的な検査項目に区分け、軽い視野のチェックだけ。ものの30分で合格~~

あ、最後の最後、パンツまで下ろされて、局部横を押さえられ・・・咳をしろ!!だって。。あれは何の検査だったんだろう・・・聞き取れなかった


今回もらったものは、3rd Class健康証明と訓練許可証を兼ねる! ん~ とっても合理的

因みに日本では訓練許可証と健康証明は別物・・・検査自体は対して変わらないのにね。

費用は$60

日本では・・・

2万円強だ!! 何でこんなに差があるんだ?


断然アメリカで受けることをお勧めする

夜はTSA(Transportation Security Administration)の中のAFSP (Alien Flight Student Program)に、これから飛行機の訓練を受けますよーと宣言をして公式に登録する作業をwebを通して行った


登録項目にはたくさんのステップがあり、かなり面倒・・・例えば、日本での過去5年の住所を登録しなければならない(ま、ちょっと適当でもいいんだけど・・・住民票まで追跡したりしないでしょう。だって、アメリカには住民票という概念がないからね)

これは、要領を知っていないと1日かかるんじゃないか?!
ということで、熟知しているM教官と一緒に登録作業へ

21時に開始して24時に登録作業終了

費用は$130


正式に登録されればTSAからEメールで指紋登録せよと指示があるらしい。。。この指紋登録完了後に初めてアメリカで訓練生として飛べるとのこと。トータルで5営業日はかかるみたいで、来週水曜あたりからフライト訓練が始まるのかな。911以降、米国では航空留学生に対してかなり厳しくセキュリティチェックをしているみたいだ


何とか水曜までに訓練機のメンテナンス終わらせて欲しい。っていうか、エンジンの中を見れるなんて滅多にないし、勉強になるので手伝うか。


まずは時差ボケ解消に努めることにする

これが健康証明

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昼間に近所のCable Airportへエンジンパーツを取りに行った

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Cable Airportで昔の米軍の初等訓練に使用されていた飛行機を発見!リストアしたんでしょう
今朝、事件発生
フラップ(下げ翼)の後ろの縁に寝ぼけて頭激突・・・血が・・・

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見かねたM教官・・・タオルを翼に巻いてくれた・・(注意)


いよいよ渡米の日がやってきた!!



熱血教官(!)やJPAの仲間より、とっても温かいエールを受けて身が引き締まる思い。わずか1カ月強の札幌での訓練だったが、右も左も分からないノーザンホークを親身なって支えてくれた仲間には心から感謝。そんな仲間のお陰ですんなり打ち解けることが出来たし、かなり航空業界のふかーーいところまで(?!)知ってしまいました・・・


多少の不安もあるが、不安を上回る期待・興奮が込み上げてくる

初めてのシンガポール航空でアメリカに上陸!サービスに定評ありと聞いていたが、期待通り飯も上等、サービスも良かった。CAさんの制服もセクシー

約8時間半の飛行時間 いつもなら、非常に退屈・・・のはずが、意外とあっという間の8時間半だった。Private pilotの筆記試験勉強に3時間、睡眠に4時間、あとは飯の時間という感じで。。。

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46ゲートはめっちゃ遠い・・


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B747ジャンボ機(頼むよー)


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こちらがハンガー 奥の2Fが寮


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訓練機セスナ172 ちょっと今メンテナンス中(プラグ関係)

らしいけど・・・大丈夫か?!



予定より30分程度早めに着陸~ 久々のカリフォルニアだ~~ 12年ぶりかな

機内掲示板にtail wind(追い風)って書いてあったしなぁ。現地のM教官とは一度東京でお会いしているので、すぐにLA空港(LAX)で見つけてくれた。訓練所のあるチノ(Chino)まではLAXから東へ車で1時間といったところ。Chinoは山に囲まれた盆地?!のような地形に位置している。つ・ま・り・・・めっちゃ暑い

外の気温は39度Cだった。。。涼しい札幌からこの暑さへの引っ越しは・・・ちときつい(汗) 一方夜は・・・涼しい これはいわゆる放射冷却だろう。札幌の座学で習ったなぁ。広く高気圧に覆われていて、よく晴れている地域に放射冷却の現象が現れる。Chinoはどちらかというと砂漠気候に近いのでしょう。体調管理に気をつけないと・・・

チノではチノ空港内にあるハンガー(飛行機の格納庫)で暮らすことになる。飛行機のそばで暮せるなんて・・・日本じゃ考えられないよね。ちょうどチノ上空は東海岸からLAXへ向かう航路のようで、次から次へと数珠つなぎで旅客機が飛んでいく。さらに、チノ空港から飛び立つ小型機やビジネスジェットのエンジン音も。飛行機どっぷりの世界です。

夜はチノ空港のハンガーを管理している管理人?の愉快なメキシコ人 ペドロを交えて晩飯。ペドロは良い奴で、電気カート(ゴルフカート)でチノ空港1周ツアーをしてくれた。1周するのに30分 そぐそばが滑走路というパトロール用の道を経由して案内してくれた。さすがアメリカ!でかいねー こんな体験も日本じゃありえないでしょう




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こんな感じのハンガー群の中で暮らしますとても美しい夕日!


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あれ?どこかで見たデザインだなぁ。ちょうど向かいのハンガー





どーしても眠気に勝てず・・・21時にベッドへ・・・24時に目が覚めた。時差ぼけバリバリ