ホールディング・・・これまた難題 for me | ノーザンホークの飛行訓練日記

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

8時半起床・・・ちょっと寝坊

ん~ 最近筆記試験対策で寝不足気味 体調は問題ないんだけど、何だか頭が冴えない

生活のリズムを整えるため、今日のフライト訓練は午後の1本のみとした。


今日のフライト訓練時間:1時間30分


いつものメニューを一通りこなす

Holding Procedure
Procedure Turn
Rader Vector
VOR Approach (Corona VOR Approach)
ILS Approach (Chino ILS 26R Approach)



今日はHolding Procedure(ホールディング)について

ホールディングは、一言で言うと空の交通整理のために管制官が適用するひとつの手段!!

例えば、空が混雑している時に、他の飛行機と安全な距離を確保したいケースなど

指示された飛行機は、所定のパターンをぐるぐる回って、時間稼ぎ?をするのです。旅客機に乗っているときに、目的地空港はすぐそばなのに、ずーっと旋回を繰り返していて、何やってんだ?って思ったことない? それは前の飛行機と距離が詰まりすぎて・・・時間稼ぎをしているケースが多い

もちろん、パイロット側から天候回復を期待してホールディングをリクエストすることもある


ホールディングの基本パターンは下記の通り


ノーザンホークの飛行訓練日記-holding5


大混雑の時は下記のイメージのように、1000フィート(300メートル)の間隔を設けてホールディングするよう規定されている。1F, 2F, 3Fがある駐車場のような感じ? 前の飛行機がホールディングから出て行ったら下の階に順次降りていく


ノーザンホークの飛行訓練日記-holding1


標準的なパターンは右回りで、あるポイント(Fix=多くはVORステーション)を軸にデザインされている。内回り(Inbound leg)の飛行時間を1分になるように外回り(Outbound leg)を調整する。旋回は標準率旋回で回る。風に流されないように適正な機首方位を想定する(つまり風を読む・・・)などなど これまた色々とやるべきことがある。でも、すべては基本的なことの組み合わせなんだけど、実際に空を飛んでいると、パニックになります・・・


問題はこのホールディングへのエントリー方法

全部で3つのエントリー方法あり。

1)ダイレクト・エントリー
2)パラレル・エントリー
3)ティアドロップ・エントリー(涙の滴を描くエントリー方法)

方向音痴で有名なノーザンホークは・・・え?ホールディング・パターンにどの方角でエントリーして、そうするとそのエントリー方法は何になる?ってのが、瞬時にイメージできない。。。とろくさいと、すべて後手後手の操作になってしまい、管制官・他の飛行機に大迷惑・・・ですね。


次回、そのエントリー方法を紹介しまっす。


いやー ホールディングも道は険しいぞ