解体作業 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

さくらんぼハウスの解体作業中、不意な単管パイプの動きで

 

一瞬でケガをしてしまう。

 

それも・・・毎日一箇所ずつ・・も

 

どうなってるんだ

 

と誰に問うのか?

 

始まりの損傷は、慣れない肉体労働で腕が挙がらなくなってしまった事が始まりだった。

 

一瞬・・・またもやの2度目の五十肩が突然始まったのか?

 

とも思ったが、時間を遡れば、力の使い過ぎで

 

肩の健と肘の健をオーバーユーズドにて傷つけてしまったらしく

 

両腕がダランとなり、午後は水平にするのが難しい位だったが

 

一晩眠ると、何とか回復していた。

爆笑チョキ

 

それは3日前の出来事だった。

 

以前の昔は、5Kgダンベルトレーニング各所100回を毎日していたので

 

大胸筋もそこそこあったし、上腕二頭筋も盛り上がるほどあった・・・のだが

 

アラカン近くにもなると、人生への怠惰が次第に始まり

 

それと共に毎晩の飲酒は欠かさなくなるのに、

 

筋力トレーニングはそれに比例してゼロになってしまった。

 

ドクロ

 

そのツケがいま来ているんだろうと感じつつ、

 

翌日は単管パイプを持って歩いていると

 

不意にハウスが崩れてきて、その反動で持っていた単管パイプに当たってしまい

 

足のスネを打撲してしまう。ガーン

 

 

あとで恐る恐るズボンを上げて右足のスネを見てみると、

 

青あざになっていた。ガーン

 

やっぱなぁ~笑い泣き

 

思い起こせば、それは2日前の事だった。

 

それも次の日には気が付かないほどになっていたが、

 

今度は手の水かき部分をちょっと持っていかれた。ハッ

 

 

流水で現状を確認してみると、結構水がしみた瞬間に

 

あーやっちまったなぁーという感覚になったが、

 

それも傷だから、破傷風さえ気をつければ、

 

手を切断せずに済み、かつ

 

1週間で治るだろうと思って、絆創膏にて固定しているが、

 

やはり手を使うと傷口がひらき、血で染まり

 

度々絆創膏の交換を余儀なくされるが、

 

今日も手を使う仕事も終わり

 

ようやくビールを飲める時間になった。おいで

 

爆笑

 

 

明日は、ケガをしないように慎重に頑張ろうと思う。筋肉

 

それでも・・・結構さくらんぼハウスの解体作業は終盤を迎え

 

明日で、鉄骨の分解は終わりそうな雰囲気だ。

 

こんな感じで上モノの単管パイプはすべて外した。

 

 

母に聞くと、この単管パイプは、オウム真理教地下鉄サリン事件の時に建てたものらしい。

 

つまり30年前とのことだが、サリン事件の時に50代の父と

 

元第一貨物を退職した60代の方と二人で建てたんだというエピソードを聞くと、

 

自分の年に建てたのかぁ~?それを私がその歳に解体するとは

 

何とも感慨深いなぁーとしばし園地を母と見つめてしまった。

 

 

そんなことで

 

自分では慣れない解体作業なので、何かあっても困ると思って

 

めちゃくちゃ慎重に考えて行動していても、この通りだから

 

毎日作業をこなしている世のプロの解体作業員を尊敬の眼差しで

 

今後は見てしまうだろう。

 

そんな感じの激痛の毎日も一服を迎え、あとは、コマツ建機かアクティオで

 

ユンボを借りてきて、

 

単管パイプが垂直に立っている所の土を掘って単管パイプを倒すだけだ。

 

 

ユンボは、そのまま倒し終わったら、

 

さくらんぼの幼木を掘り返して

 

新たに、枯れた木や老木と交換する為に、数日借りておく必要がある。

 

それが終わったら一旦返却し、

 

畑を潰して、新たにブドウハウスを立てる予定でもある。

 

 

今年は、過去一になかなかに忙しい一年だった気がする。

 

 

そんな事で、今日は手の傷も二日目となり、動かさなければ傷口も傷まず

 

あとは回復を待つのみとなり安堵している。

 

 

ほんと金属を舐めてはいけません。

 

 

0.01秒の一瞬でケガをしてしまいます。

 

 

そんなことを肝に銘じた解体作業となりました。パー

 

 

 

本日も、痛々しい内容を最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

 

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