天気が良い予報でしたので、バイクでツーリングに行ってきました。
目的はなく、東西南北のどちらに向かおうか?
と悩みながら、ハンドルの赴くままに流してみます。
するとやはり海を見たくなって、太平洋か?それとも日本海か?
やっぱりいつも行っている日本海へと向かいます。
あーやっぱり海は綺麗だ。
気温は20度辺りでしたが、風が防風ジャケットの隙間から入り込み
暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気温に感じられて、
今日のウェアー選びは間違いではなかったことに安堵したのです。
黄色い花は遠目には綺麗ですが、なんだコウゾリナか?
海は白波が立っていて、キラメキの海面じゃないな~(;´・ω・)ウーン・・・。
空色は若干灰色がかかっていて、快晴ではないな・・・
と云ったように
一つ一つのパーツを分解してみると、落胆してしまう光景なのですが
それでも、遠目に見れば、潮風の匂いが存分に感じられ、また暑すぎるということもなく
私にとって快適で最高の景色に感じられたのは、
ものの見方をどのようにでも感じられる心の豊かさ成分が残っているらしく
未だ心は健在な印なのかもしれない。そう思うのです。
海を眺めながら
今度は新潟の海岸線を南下して
中越と上越の堺方面にある私の大好きな恋人岬まで走るか?
それとも、ここはひとつ鳥海山まで海岸線を北上して、途中で海鮮物を食べ
県境を超え仁賀保高原まで行ってみるか?
と考えた末に、北上を決めたのです。
そう決めたのには理由があるのです。
数多くのバイカーが、なぜだか北上しているのを目にしたからです。
なぜ?
新潟ナンバーの人は、北上するきらいがあるのか?
それとも、イベントでもあるのか?
中越の砂浜の海岸線よりも、
山形県境付近にある高低差のある岩まみれの断崖海岸線の景色に心が奪われているのか?
そんな風に勘ぐりながら、次第に私の心も北上してみる方に揺らいでいったのです。
途中、酒田のフェリー乗り場の食堂が集まった場所に立ち寄り
海鮮漬け丼の一番安いやつを食しましたが、十分な量で満足して、更に北上を目指しました。
鳥海山を過ぎ、秋田県の仁賀保高原に就いた頃には、気温は下がり
バイクの外気温計は13度を示していました。
更に霧が吹付け、体感温度と体温は下がり、厚手のグローブに変えても、
私の指先は、まるで冷え症の人の指のように冷え切ってしまっていました。
もうちょっとで、ブルブルと体の震えが来そうなところまで冷えて来ていたのです。
恐るべし、仁賀保高原。
バイクを止めて、隣に駐車してある普通車の車内で
のんびりと、ソフトクリームを食べている老夫婦の姿を目にして
私には、この寒さの上で更にソフトクリームを食べる勇気はなく
そそくさとトイレを目指すのでした。
その後、ようやく屋内へ入り、買い物を済ませました。
目的は、ジャージー牛乳です。
最近、自宅でヨーグルトメーカーで様々なヨーグルトを作るのに凝っていて
ケフィアの菌を入れてみたり、
R1のヨーグルトを作ってみたりと
様々な菌を、ある温度で時間を決めてやると、好みのヨーグルトになるのが楽しくて
時折、思い出したようにヨーグルト作りをおこなったりするのです。
ということで、牛乳を3リットル仕入れて帰ります。
時折、道の駅で地ビールを仕入れながら、
パニアケースは水物で満杯に近くなってきました。
今日はかれこれ12時間はツーリングしたでしょうか?
お尻が痛くなって、何度もスタンディング姿勢でのライディングを繰り返し
無事、何事もなく帰宅した頃には、流石に身体はヘロヘロで
ビールの缶を飲むので精一杯でした。
さくらんぼの方は、作業が一段落を終え、あとは色づきを待つだけになりましたが
今度は今週、気温が30度付近まで上がる予報で高温障害が危惧されています。
また、畑の方は、種を撒き、苗を植えたまでは良いのですが、水やりが必要になり
明日から毎日大変になりそうだなー
と思いながら、あっという間に闇夜に意識が奪われていくのでした。
最後まで御覧いただきましてありがとうございました。