現在、シュラフは「NANGA 450」 3シーズン用 5-10月季節用を使用しているのですが
シュラフカバーをどうしようかな~?って考えています。
基本は登山スタイルでのツエルト泊です。
ツエルト泊と云うと、ちょっとストイックなスタイルですが、
シングルウォールだからこそ
結露防止と浸水防止にシュラフカバーは必要不可欠ではないだろうかと考えています。
なるべく軽量コンパクトなものにしたいと考えると、
必然的消去法でモンベルになります。
ブリーズドライテック 186g 8cm☓5cm☓15cm \12,100.-
耐水圧 20,000mm
純正品はというと
NANGA WATER PROOF SLEEPING BAG COVER 505g 11cm☓13cm \7,150.-
耐水圧 15,000mm
となり、値段は安いのですが、中華製という所と重量が500gというところが気になります。
その他の選択肢にはイスカというのもありますが、やはり値段が高い。
軽量コンパクトなモンベルにするか?
5,000円をケチって純正のNANGA(中華)製にするか?
現在悩んでいます。
使用シーンは、残雪期の避難小屋泊~夏季縦走登山です。
小屋泊まりの際には必要ありませんが、ツエルト使用時には必須だろうなと思っています。
話は変わりますが、横溝正史シリーズの作品にぞっこん惚れています。
平成の皆さんには、わからないと思いますが、
昭和の人ならば、金田一シリーズと言えば分かってもらえるでしょう。
そんな中で、気になるCDを購入してみました。
茶木みやこのまぼろしの人・・・↓
金田一耕助の冒険 CD
「悪魔の手毬唄」と「まぼろしの人」が入っているCDです。
画像は一見、おどろおどろしい印象ですが
内容は至って芸術作品であり、特筆する内容であるように私は思っています。
横溝正史シリーズは犬神家の一族でハマりました。
以前にも紹介しましたが、
1954年の 犬神家の謎 悪魔は踊る から始まり
1977年版 金田一耕助役は古谷一行
2006年 金田一耕助役は石坂浩二リメイク版
1990年 金田一耕助役は中井貴一
1994年 金田一耕助役は片岡鶴太郎
2004年 金田一耕助役は稲垣吾郎
2018年 金田一耕助役は加藤しげあき
2020年 金田一耕助役は池松壮亮
2023年 金田一耕助役は 吉岡秀隆
このように、犬神家の一族はキャストを変えて何度も繰り返し作られています。
何故にそれほど結果の見えている主線シナリオに魅力的なのでしょうか?
私が思うに、石坂浩二版と古谷一行の映画では、とにかく撮影オタクを唸らせる
撮影テクニックとレンズ効果が素晴らしかったです。
金田一耕助の髪を掻きむしって机に落ちるフケの量と、
犬神佐清(スケキヨ)のマスクを外した顔がそれぞれに違って印象的です。
松本清張の砂の器にある、主人公 和賀英良 が戦後に戸籍が消失したことを逆手に
戸籍を偽証し、新たに出生を作り変え偽って生きたという内容にも類似する部分は
平穏な現在では有り得ないことであり、
戦後のドサクサに紛れて、様々に色々と新しい自分そして未来を生き抜こうとしている部分は
見ていて逞しさを分け与えてもらえるようで、
過去に、そして躓いている今に、たかだかそんなかすり傷・・・
とばかりにエールをもらえるかのように私には思います。
画像や映像を見るとグロテスクな内容でオドロオドロシイですが
内容は至って面白く、過去の作品は令和の今でも霞んではいません。
全然話が変わってしまい申し訳ありませんが
シュラフカバーの前に、またもや余計なものを購入してしまいました。
というわけで本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。