小鳥のさえずる朝に | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

超~久々に

 

朝の散歩をしてきました。走る人

 

 

先日、サクランボを買いに来てくださった、山友に・・・今度登山でも行きましょう。

 

などと声を掛けてもらい、

 

近くの1000m級の山に行こうかと考えているのですが

 

それすらも不安なほどにガーン

 

毎晩の酒浸りと、バイクばかり乗っているので

 

全くの体力不安しかありません。てへぺろ

 

 

 

脳の片隅にそのような危機感を持っていたので

 

早速、休みの今日は朝早くからウォーキングを数キロ程度やってきました。

チョキ

 

 

近所の人が、奇異な目で・・・○○さん

 

さくらんぼの作業をしないで・・・歩いていて大丈夫?

 

・・・みたいな目でチラリと横目に見られているような・・・

 

そんな、自意識過剰感を感じつつも、

 

普段は誰もいないはずのルートなのですが・・・

 

 

さくらんぼの時期だけは、

 

朝早くの日の出前から軽トラックがあちらこちらに止まっており

 

園地にはたくさんの人が収穫作業に汗を流している様子でした。

 

 

あーーーールート選択を失敗したな。魂が抜ける

 

 

つい、様々な小鳥達に誘われるように

 

電柱に止まった・・・あれは鳩3羽、天然かな?それとも・・・

 

こっちにはハクセキレイ、そして上には、猛禽類にしては小さいし・・・ツミかな?

 

でも飛び方がヘタクソ過ぎませんか?水平飛行は流石にかっこいいけれど・・・・

 

などと鳥を追っかけて歩いているうちに、

 

さくらんぼ園の畑団地群に誘い込まれていたのです。

 

 

 

と云うよりも、ショートカットコース

 

という甘美な誘いに堕落してルートを選択してしまっていたのです。

 

 

本来ならば、側線付き白線のアスファルトが続く道を

 

ぐるりと歩いてくれば、誰にも会わずに歩けていたでしょうけれども

 

田舎の道では、通勤時間以外に朝の交通量は極端に少なく、

 

逆に農道にたくさんの人を見かけてしまうのは

 

過疎地あるあるなのかもしれません。爆  笑

 

 

 

そんな中で

 

気温は暑いとまでは感じずに、また逆に寒いとも思わない程度の

 

清々しい過ごしやすい空気に、

 

普段は何気ない光景なのですが、あまりにも久々過ぎるウォーキングによって

 

何らかの脳の神経伝達物質が多めに分泌したのでしょうか?

 

つい辺りの景色が美しく見えてしまいました。

 

 

田んぼには稲が植えられ、そして、軽トラックの荷台には

 

農業用のドローンが運ばれている光景は

 

やはり2024年なのだと思わせられ、またそれをハイスピードで軽快に流す運転手は

 

きっと大規模農業圃場の若手後継者なのでしょう。

 

 

そんな風に、今を感じながら、そして、今生きていることに・・・

 

多感さんらしく、感動と感謝の気持ちが現れてきました。

 

それとも、アラカンになっても、心が未成熟な・・・感動屋さんなのでしょうか?

 

 

空を見上げれば、雲が涼しげな風を引き連れてこちらに向かって流れています。

 

 

 

遠くには飯豊山が残雪を被って見え、新潟の海に行くには、

 

今の時間はきっとあの峠越えはきっと寒いかもしれないけれども・・・

 

それでも日中は暑くなるだろうから・・・メッシュジャケットを着ていこうか?

 

などと考えてみたり

 

沿道の雑草は季節が変わり、初夏から本格的に夏に衣替えするかのように

 

先端が枯れ始め、茶色ではなく

 

アントシアニンがかった赤色になっているのは、最後に僕を見てくれ

 

と云わんばかりの色合いに、ついぞ一枚撮影してしまいました。

 

有終の美

 

とでも表現したらよいのでしょうか?

 

 

どんな生き物にでも、生と死があり、

 

そして、その二つの起点と終点の中には、

 

いくつもの過程があるのだと思い起こさせるような瞬間でした。

 

人はこれで良いという事はなく、限られた生と死という時間軸の中で

 

どう生きていくのか?

 

その生き方が重要なのだから、家でネットやテレビばかり見ていないで

 

やはり、何はともあれ移動して、美しいものを見て感動し

 

プラスに考える習慣を付けることで、

 

明日へとつながる良い自分が形成されるのではないだろうか?と口実を考え

 

これから、胸を張って堂々と新潟の海へと遊びに向かおうと思うのです。

 

 

・・・という事で、あまりに今日と云う日の朝が素晴らしすぎたので

 

筆が達者になってしまいました。

 

 

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。お願い