R1200GSの乗り方 | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

以前はR1200GS 2016モデル トリプルブラックを乗っていました。

 

浮沈みの大きい職業柄で、懐具合が寂しくなったタイミングで

 

経済的理由という事で手放して、

 

その後維持費の安い250ccのホンダフォルツァMF08を乗っていたのですが

 

どうしても、もう一度乗りたい

 

と思ってしまい、

 

格安の最安値のR1200GS LC 2014年式を今年探し求め

 

ようやく大枚を一括で払って入手しました。

 

バイクはローンで買うものではないと信念があります。

 

明日事故ったらローンだけ残るのは嫌なので、事故ったら捨てるという

 

気持ちを軽くするためでもあります。

 

 

そんなことで今年もお陰様で北海道に行けて

 

ロングツーリングとキャンプは本当に積載量も多く出来たので楽ちんでした。

 

 

しかし、モデルのダウングレードしたことによって

 

色々と分かったこともあります。

 

まずはキーレスではなく、普通のカギでエンジンをかけるタイプでだという事から始まり

 

エンジンのクランクシャフトやフライホールの軽さなど関係によって

 

2016モデルよりも燃費が悪く、しかしながら回転の吹けは良く

 

時代はロングストロークタイプ、フライホールを重くする方向へと進んでいるのに、

 

敢えて、逆行したスポーツタイプへと乗り換えたかのような違いもあります。

 

 

これは、好みが大きく分かれるところだとも思います。

 

BMWのGSシリーズは、とにかく安全・安心・誰にでもFun To Drive

 

などの先進技術がてんこ盛りとなり、

 

自ずとロングクルーズを目指す機体なのだから

 

サスペンションもオート機能で、ソフト ノーマル ハードと

 

サスペンションの味付けが変わっていくようですが

 

何せ2014モデルは、手動式で 通常はノーマルモード、

 

オフロードではソフトモード

 

高速道路ではハードモードを使用すると

 

操作安全性がしっくりくるように思います。

 

以前はいつでもノーマルモードオンリーでしたが

 

最近では、高速道路で、レーンリードする走り方の場合には

 

やはりハードモードがイイ感じです。

 

以前、那須サーキットに訪れたことがありますが、

 

やはりハングオンする場合には、SSタイプを乗りたくなってしまいます。

 

しかし、現実的日本の公共道路では、道路の辺縁部には砂が撒き散っていたり

 

ひどい時には砂利があり、紅葉の季節には落ち葉まで存在して

 

ハングオンターンなどは出来ないことから

 

やはりハーレーダビットソンやオフロード車、ツアラーなどが

 

ある意味でのハング制限を車体性能として備わっており、

 

カーブでの不意な事故予防に結びついているのだと思うと

 

なかなかにバイクと云うものは、

 

理想と現実が両立できない乗り物だと認識されます。

 

 

それを両立させるべく、4気筒エンジンであり、カウル付きであり

 

若干前傾姿勢を要して、アップハンドルという車種は

 

苦肉の策で登場した実用車であるという事が判ります。

 

 

さて話は、R1200GSに戻りますが

 

水平対向エンジンは、独特です。

 

気筒数が少ない程、燃費が良く、気筒数が多い程燃費が悪くなりますが

 

その分、回転数を上げることが可能となり、

 

高速領域に於る速度ロスを減らす事にも寄与しますが

 

逆を云えば、低速領域での燃費ロスにも繋がっていきます。

 

 

ですから、大型排気量のバイクで表すと

 

0Km~80kmまでは単気筒に分があり

 

80Km~160kmまでは2気筒に分があり

 

160km~240kmまでは3気筒に分があり

 

240km~300kmまでは4気筒に分があり

 

それぞれに得意分野を持っているような気がします。

 

 

GSは高速道路の巡行走行に於いて、中間のエンジン回転数を用いて

 

5速だとエンジンの音がハッキリし、6速だとノッキングしそうな

 

少し力不足になりそうな感じの静かなエンジン回転数で、エコ運転が出来ます。

 

それでも定速走行でリッター20Kmが限界ですけれども・・・。

 

 

今年、凄く分かったのは、サスペンションをハードモードにて高速を乗ると

 

凄くキッチリ走れることに気がつきました。

 

 

これは2016年モデルでは分からなかった事です。

 

 

2014モデルは2013の初期モデルと同等です。

 

角があって、まだ粗削りな印象です。

 

 

しかし、私にはこの粗削りなセッティングでないと気がつけない程

 

鈍感な感性の持ち主でもあり

 

逆に、これほどメリハリが分かると、気分によってソフトモードだったり

 

ハードモードだったりと変えられて、当然それに合わせて、

 

乗り方も変えざる負えなくなってきます。

 

 

最初は、どうせ初期モデルだからと期待をせずに、ただ乗れれば良いというだけで

 

購入したのですが、これは買って正解でした。

 

 

ただ単に、ツーリングが楽、というだけでなく、

 

乗り方を教えてもらっているような気さえしてしまいます。

 

 

2016モデルは、載せられている感が強くて、

 

技能が向上したからそう感じるのか?

 

それとも、車体のセッティングによって、そのように感じるのか不明ですが

 

無理か、無理じゃないか、がとてもよく分るんです。

 

 

 

砂利道では、スタンディングした途端に安定し、

 

高速道路では、リーンインした途端に、安定角度が決まるし

 

安定角度が決まれば、スロットルをコントロールできる余地が生まれてくるし

 

今年は、ツーリングを通しながら、バイクの一つ一つが見えてきている気がします。

 

 

そういう時が、うぬぼれて危険であるという事かもしれませんので

 

来年も気を引き締めて、事故予測眼を磨きつつ、安全運転で楽しみたいと思います。

 

 

 

この一年、本当に終わって振り返ってみれば、色々とありました。

 

来年も色々とやりたいことがあるので、

 

雪解けを待ち遠しくあと3か月耐えることにしたいと思います。

 

 

 

PS

 

今日は、寒い中、大根を掘り起こしてきました。

 

昨日に15Lの漬物ポリタンクを購入し

 

たくあん漬けの素と漬物塩を購入してきたので

 

あとは、ヌカを精米所から頂いてきて、混ぜて桶に入れたいと思っています。

 

 

本当ならば、天日干ししてからなのでしょうけれども

 

植えたのが11月末だったので、間に合いませんでした。

 

まさかまさかの雪があまり積らずに、畑が露出してきましたので

 

収穫を一旦諦めていたのですが、大体20cm位まで成長したので食えそうでしたので

 

収穫に至ったのです。

 

部屋で干し網にいれて、水分を数パーセント抜いてから

 

来年に漬けたいと考えています。

 

はてさて、美味しいたくあん漬けが出来るのでしょうか?

 

乞ご期待。

 

という事で、本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。