コーヒーを作るだけの動画 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

 

コーヒーに出会って四半世紀をゆうに超え、

 

身体のほとんどはコーヒーのカフェインが前提で毎日が成り立っているのではないだろうか?

 

と思う程がぶ飲みして、また散財してきました。

 

 

「贅沢は敵だ」の有力候補のトップに当たるでしょう。

 

もはや、脳細胞や消化する腸器官までもが、カフェインありきで働いており

 

腎臓はまっ黒くろすけになっているだろうと前々から気になっていますが

 

私には永久的に分からないまま、無と機し葬り去られるのでしょう。

 

 

「コーヒーと思い出」などというタイトルで、

 

数十年前にキーコーヒーが記事を募集していた時期に

 

たまたま送った記事が良かったと見えて、景品が送られてきたことがきっかけとなり

 

益々コーヒーの世界に私は没入することになります。

 

 

高校生のヤンキー始めに喫茶店で、

 

紅茶のシフォンケーキとトラルコトラジャーコーヒーを頼み

 

こっそりと部活を抜けては、受動喫煙のタバコの香りを楽しみながら

 

大人の時間を共有できたことは、少し時間を短縮して背伸びしたような印象で心地よく

 

成人になれば、タバコを公に吹かし、スーツを着て優雅に昼間からコーヒーを片手に

 

新聞を広げ気が済むまで居座れるのだと未来希望を感じていました。

 

 

今では、トアルコトラジャーコーヒーは高根の花となってしまい

 

年に100gほども嗜めば、満足とばかりに以前と比べ飲む量は懐具合さみしく

 

遠慮している所です。

 

 

その代わりにグァテマラやマンデリンなどで心を補完し

 

味覚はセブンイレブンのオリジナルコーヒーを最低限のランクと決めて

 

飲む辺りは、経済観念と懐具合との折り合いが上手く働き

 

今後もまた嗜好品として続けていけそうです。

 

 

成人になり四半世紀は、ゆとりが無く、紙ドリップ方式で淹れて飲むことが多く

 

しかも、がぶ飲みでしたので、今思うと楽しむというよりは

 

飲んで満足したという方が正しかったかもしれません。

 

 

しかし、その後はゆとりが生まれて、パーコレーターを試してみたり

 

ステンレスドリップ方式に変えてみたりと、様々な淹れ方を試してました。

 

 

この度は、ようやく踏ん切りがつき、念願だったサイフォンを購入しましたので

 

記念にと思って、動画を撮ってみました。

 

 

まずはコーヒー豆を焙煎するだけの動画です。

 

これは、あくまでも私のやり方であり、他の方がどうやっているかは知りません。

 

 

 

今度は、先日購入したばかりのサイフォンで

 

コーヒーを抽出するだけの動画です。

 


 

何となく、コーヒーの香りは、そちら様側へと到達したでしょうか?

 

 

コーヒーカップも新調し、磁器製で飲むことにしました。

 

 

www

 
 
やはり金属フィルターでドリップしたものとは、味が違うように感じます。
 
 
サイフォン式は、やはりサイフォン抽出の味がします。
 
 
一口飲む毎に、まろやかな舌触りと澄んだ味、そして僅かに遅れて感じる渋み
 
豆の皮に残る雑味の味わいを最後に、また次の一口が欲しくなってきます。
 
 
磁器製のコーヒーマグカップも唇の当たりが良好で
 
少しトロミでもコーヒーに付いているのではないだろうかと思うような印象で
 
唇から口の中に自然と流れ入ってきます。
 
 
朝の目覚めがまだはっきりとしていない中
 
心地よいコーヒーの暖かい飲み物が口を湿らせ
 
芳ばしい香りによって、鼻腔をくすぐり
 
徐々に現実世界の実感が濃くなっていくのが気分よく。
 
 
そして、サイフォンで淹れるコーヒーはやっぱ美味いなぁーと思ってから
 
PCの画面を覗き見るのです。
 
 
 
という事で
 
 
 

本日もご覧いただきましてありがとうございました。