北海道の高山植物 | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

 

北海道の高山植物新版 [ 梅沢俊 ]

ようやく楽天市場に注文した、植物図鑑が届きました。

 

ブラキストン線を超えた領域では本州でのあらゆる図鑑は

 

全く当てにならず。

 

致し方なく大枚を払って購入いたしました。

 

しかしポケットサイズなので、次回は北海道の山に持参できそうです。

 

パラパラとめくって見ましたが、ナギナタゴケが見つからない程度で

 

今回歩いて見た花々は大体は網羅されているみたいでした。

 

北海道の高山植物は、多様で

 

千島、蝦夷、利尻、高根などの名前がつくほど別物の種類であり

 

また、見たこともない亜種の植物は新鮮でもありました。

 

 

また、日頃、山形県の月山などで見かけるうずら葉ハクサンチドリなどは

 

やはりある特定地域の固有種であることにも改めて感動し、

 

日本という小さい括りの中でも、これほどに更に生存出来るエリアというものが

 

限られているのかという希少性も感じています。

 

深田久弥の百名山には、信仰と地域の人々とのつながり、そして固有種の存在という点で

 

百名山が選ばれていると聞きます。

 

富士山にも、富士山でしか見れない固有種が2種類あり、

 

日本一低い百名山の筑波山にもココにしか咲かない固有種が存在します。

 

 

亜種の多いコザクラなどを例に上げると、ハクサンコザクラやミチノクコザクラ、

 

そしてエゾコザクラといったように、同じコザクラでもエリアに寄って

 

棲み分けと形状の違いがあります。

 

本当に不思議なものですね。

 

ということで、この図鑑をもとに、撮影してきた高山植物を見返して

 

整理していきたいと思っています。

 

もう少しお待ち下さい。

 

仕事が終わったウィスキーを片手に夜な夜な調べて行きたいと思います。

 

本日もご覧いただきましてありがとうございましたお願い