トムラウシ下山報告 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

ピースチョキ

 

お陰様で無事に下山できて、今パソコンの前に座っています。

 

登山で知り合った女性にブログをやってますと言ってしまった手前、

 

とりあえず帰還報告も兼ねて書きました。

 

昨日まで大変お世話になりました。

 

馬鹿な話ばかりで申し訳なかったです。

 

もう少し頭が賢い言葉を浮かび上がらせてくれれば、もう少し株も上がったのですが・・・

 

語彙力の無さと、ロビンソン症候群でアホなことばっかり言ってました。

 

ペコリ

 

 

ということで、苦手な飛行機も帰りには手に汗を握らずに外を眺めて、

 

また、ネタを手帳に書きながら、時折動画を窓辺から撮影しながら

 

上空では有意義な時間を過ごせました。

 

 

振り返って見ると、結果論ではありますが、

 

足がそれほど疲れずに歩けました。

 

ですので、三脚は持っていっても良かったかもしれません。

 

また、念には念を入れて、冬用のダウンジャケットを圧縮して持参したのですが

 

一度も使用しませんでした。

 

食料は非常食を考えてみても、充分に持ち過ぎでした。

 

ひとえに、天気に恵まれた他にありません。

 

地上天気図の雨予報を覆して、高山に上がれば、霧のような雲のような中を歩き、

 

最後まで雨に祟られずに歩き通せたことは、奇跡だったという他に考えられません。

 

 

今回の山行は、私にとっても、他のパーティーにとっても念願の、また悲願の

 

山行だったに違いありません。

 

 

そして、誰一人としてトムラウシ山岳事故の事を話す人も居らず、

 

常識をわきまえたエキスパートの集まりだった気が致します。

 

最初は私以外は全員女性というパーティー編成には不安がありましたが、

 

結果的には、女性は侮れないことが証明されたような気がします。

 

充分な訓練を積んでこなければ、15Kgを

 

毎日12Kmから20Kmのアップダウンの激しい山道の距離を

 

10時間もしくは、それ以上を歩き通せる訳もなく

 

皆様の日頃の訓練の成果を垣間見ることが出来ました。

 

 

まさに旭岳からトムラウシ短縮路までの工程を歩き通せる足を持つということは

 

岳人の証であり、証明でもあった気がします。

 

2泊3日でしたが、3泊4日なら誰でも歩けるでしょう。

 

昨日歩いた環境が変わらないのであれば、

 

私一人なら、1泊2日でトレランスタイルで走ってやれると思いますが、

 

この縦走路は、世界屈指の花園であるとともに、

 

動物達の楽園でもありますから、エゾリスを見ながら、ナキウサギを見ながら、

 

そしてヒグマを見ながらゆっくりと2泊3日で歩くのがちょうど良いのかもしれません。

 

とにもかくにも、生半可で挑んではいけません。

 

気合を入れた者のみが許されるこの稜線を結ぶルートですから、

 

最低でも15Kgを背負って、アップダウンのある道を20Km先まで運べる脚力になった時に

 

是非とも挑戦して戴ければ、世界一位二位を争う、

 

信じられないほど大規模な面積の花畑を見ることが出来ると思います。

 

あの世に行く前に見る花畑かもしれません。www

 

 

さて、詳しくは、またデーターを整理してからブログに載せたいと思いますので

 

少しばかりお待ち下さい。

 

写真だけでも1500枚ありますし、動画もありますので、

 

編集がメチャ大変になりそうな感じなのです。

 

トムラウシをトムラウシ公園より振り返る

 

それでは、今日はこれでおやすみなさい。

 

ご覧いただきましてありがとうございましたパー