この度も、体調回復記念登山と称して
雪割草の写真を撮影に100mmマクロレンズを片手にいつもの山に撮影登山に行って参りました。
前半は風景写真、中盤は雪割草写真、後半は心象写真と内容が違うように編成してみました。
体力が付いたおかげで48Lザックにカメラやら無駄なお菓子やら、
ありとあらゆるものを詰めて重量が増えてもへっちゃらになりました。
しかしながら、そのおかげでTシャツ1枚で登山をしていたら、
残雪の山頂でみんなにジロジロニタニタ
と注目を浴びてしまいました。
私一人だけがTシャツで歩いていたのですが、それには理由があります。
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もしかしてワクチン後遺症の発熱が残っていたのかも?
山形県は、朝にはマイナス5度になり、最高気温5度でも無風であれば、
体感差で十分暖かいと感じるのです。
しかもここは新潟県、気温は15度です。
私にとっては暑くて暑くて、Tシャツ姿で車の窓を開けて走ってきました。
そんな体感温度の違いから、気温が10度もあれば大汗です。
周りの人から見れば、頭おかしいように見えますが、マイナスの世界から朝出発した人間にとって
20度も温度差があると、まるで真夏のような温かさなのです。
お陰様でモンベルのTシャツは網目の隙間がスカスカですので、
通気性も良く汗をかいてもスグに乾いてくれて不快感はありません。
さすがモンベルのウィックロン素材のTシャツです。
桜尾根は下の方だけ咲いていました。
山を管理する人に聞いたら、あと1週間後が見頃でフクジュソウも開くと言っていました。
私の目的は、マルバマンサクやショウジョウバカマ、キクバオウレンが咲いていないだろうか?
と期待していたんですが、どれもまだな様子です。
今年は新潟も豪雪で、毎年通ってきているホームグラウンドでも
軽アイゼンを付けて残雪を歩くのは初めてです。
というプロローグはここまでにして、画像をご覧ください。
まずは前半は風景写真です。
もっぱら今現在の風景を記録しました。
登山道にある大きな木と空
灯台コースの途中から海を望む、私の好きな景色。いつも下りは灯台コースです。
尾根から見る巻漁港、土日は魚の朝市やってます
尾根の一部にあるヤブツバキが今年は綺麗でした。
灯台を見下ろす。砂浜の駐車場は、まだガラガラみたいです。
今度は、灯台を見上げてみます。青春の一コマみたいな一枚。
中盤はマクロレンズでの花の写真です
目的の花である雪割草はオオミスミソウといい
(ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウ)などの種類があり、まとめて雪割草と呼ぶそうです
花に見えるのは、実はがく片が変化したものと云われており、また葉っぱの形や軸にある毛の有無
がく片の形にも変化があって、最も変異の多いサクラソウ科の一種です。
さて、今年で一番の先駆けの雪割草がこちらです
朝の光を浴びて、産毛もはっきり映って、渾身の一枚が撮れました。
咲き始めは特定の色の花しか咲きませんが、それでも見ごたえ充分です
寄り添い咲く雪割草たち
どうしても、白色や紫色のものより、赤色ばかりを撮影してしまいます
花弁が美しい状態で、今日一のシルエット
後半は心象写真です
タイトルは「花火」です
何故だか今日は、花の形骸を見ると花火のように見えたので、そういう目線で撮影してみました。
幾筋もの打ち上げた花火の軌跡を見ているような、枯れた雑草
アザミの形骸も花火が、バンバンと開いたようにも見えてしまいます。
花が散って軸だけが残された部分が、まるで花火のようにも見えてきました
同じく逆さにしてみると、まるで線香花火みたいです
という事で、今日もアラカンおやじはメルヘンの世界を旅してきました。
本日もご覧いただきましてありがとうございました