この半年、命シリーズが多くなってきましたが
肉を食べる我々は、家畜という牛・豚・鳥・馬・・・を殺し、その反対に
犬や猫、競走馬を愛し、自分勝手な論理で命の価値を左右しています。
命がそれほど大事なら・・・・・肉を食べるな!絶対に食べるな!と言いたい。
食べるんなら、骨まで愛して、農作物被害を増やす・・・・熊や、野兎、鹿、イノシシ、タヌキ、
ハクビシン、アライグマなどの・・・いわゆる獣類ですが
昔は当たり前のように食べていた動物ですが、現代日本人は牛肉を食べるのに、
ジビエは毛嫌いする傾向があります。
なぜそのように、命の価値や
食べ物の線引きをされてしまったのでしょうか?
そこが今回の動物愛護の一つの問題点でもあります。
北海道は、動物世界にとってみれば、日本の中でもブラキストン線を超えた特殊地域に当たります。
故に、本州以南と北海道では、事情は微妙に違いがあるかもしれません。
そんな中で、過去に猟友会メンバーが撃った玉が住宅地で発砲したという事で、
警察が猟友会員に許可して発砲したにも関わらず、
猟友会メンバーの一人が住宅地で発砲したという、警察側の言いがかりで免許剥脱されてしまい、
それがきっかけでクーデターが起こり、今でも札幌近郊の猟友会は一切発砲しなくなりました。
だって現場の警官が許可を出して撃ってもいいと言った後に、撃ったら住宅地でした。
ハイ、免許剥脱という流れになるのを恐れたからです。
これについては、ようやく12月19日に猟銃免許取り消しは違法という見解がなされました
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つまりは警察が悪かったという事を認めたのです。
その免許剥脱されたという衝撃は、北海道中の猟友会にも伝わり、精神萎縮を引き起こし
更には、大日本猟友会は、罠猟のイノシシの括り罠口径を小さくして、小さいイノシシばかりを捕獲して
産む側の母親の大きな足を捉えられないように発表してきました。
これについては、完全に動物愛護団体の差し金であり、妥協案であると考えられます。
もしくは・・・千葉県を中心に広がったキョンという動物を念頭に公表してきた節も考えられます。
絶滅はいけませんが、住宅地に出没し住民を危険に脅かす個体については
駆除をしてもいいのではないかと思うのです。
駆除しなければ、警察や猟友会への追い払う為の出動した分の支払い経費が
かさむだけですので、そういった現実的な問題が今回の記事の内容でもあります。
この問題は地域差がありますので、難しい話ですが、
もしもですが、東京都に熊が出没して、住宅街だからといって、
駆除できずに3か月も経ったらどうでしょうか?
そういう問題が東京から遥か1000Km先の北海道東部で問題になっています。
私なら、せっかく町まで出てきてくれたのだから、探す手間も無く・・・・せっかくだから、
殺処分して食べてしまえばいいのにと思ってしまいますが、
現代の人は、ジビエ肉を食べられない人が多く居ます。
そういう人々が、動物愛護を訴えるのだと思いますが、山に入ってわざわざ獲ってくる訳でもなく
住宅街に出没し、子供や年寄りの生活を脅かしている存在を駆除するだけのことですので、
肉を食っている人に、とやかく言われる筋合いはないと思いますが、
ステーキを食べていながら、動物を殺すなというのは・・・どういう風に捉えたらよいのでしょうか?
犬や猫は、躾けて人間に危害が無いようにしてこそのペットであり
住宅街に出没した熊も麻酔銃で捕獲して、
躾けをしたらペットになって家で飼えると思っているのでしょうか?
きっと理想論としてはそうでしょうけれども、オオカミなどの獣類は、
遺伝子上ペットにはなり得ないように本能的に出来ています。
時折、生まれた頃から買っている猛獣がテレビでも見られますが、あれは小さい時からだからであって
野生はそうはいきません
必ず人を餌とみなして殺すように出来ているのです。
故に共存はできません。
ムツゴロウさんのような特殊能力があれば、飼いならせるかもしれませんが、
誰も、猛獣を相手にはできないでしょう。
しかし、動物愛護団体はみんなが優しい気持ちになれば、絶対共存できると信じています。
だから、一時捕獲した熊を森の神として山に返すことを主張しますが、それは無理でしょう。
必ず人里にまたもや帰ってきて、人々の暮らしを脅かし続ける事でしょう。
秋田県や長野県のクマ牧場という共存する世界を作らない限り、
学習放獣では危機が去りません、もう既にいまは
100m分の草を刈った見通しの良い緩衝エリアのない時代になってしまったのです。
住宅の裏はすぐに藪や森では、見通しの悪い所を通って住宅街の中心地にまで出没したり
川の中の藪を歩いて、町の中心部に出てきます。
鹿やカモシカ、サル、イノシシ、ハクビシン、アライグマ、タヌキ、野兎・・・などは
人間に危害を及ぼす恐れが少ないので、擁護も考えられますが
ツキノワグマとヒグマに関してだけは、大きさと凶暴さから、人間の脅威の何物でもありません。
そういった認識の上で、頭数調整を行って、厳密に管理していく必要があると思うのです。
ちょっと話が口説くなってしまいましたので、これにて強制終了したいと思います。
本日もご覧いただきましてありがとうございました
JP7FRMのmy Pick