大雪山と山形県人の関わり パンセ | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

本日も、備忘録として書き記します。チョキ

 

来年の大雪山縦走登山に望む意気込みの一つとして、私が重要視しているのがリスペクトです。目

 

その何をリスペクトしたいのかと云えば、歴史です。はてなマーク

 

ウインク

 

偏屈な私が山に登る時、必ずと言っていいほど習慣なのが、関連づけという行為です。ポーン

 

身近なところで云えば、いつも登る千歳山の名付けは、阿古耶姫が名付け親であり、

 

 

 

不幸な出会いから始まった亡き彼氏を千年思い続けるという背景もあるのだが、

 

もう一つには、千歳という名称は、幾千もの麓に暮らす人々の健康を願い、

 

永年にかけて守るという決意表明のように名付けられた山であるという。

 

健康祈願の為の意味にも広く使われているのが一般的千歳という名称である。

 

とか

 

白馬岳に登れば、白馬岳100年の歴史という書籍を元に、冬季に硫黄を取り出し、

 

マッチや火縄銃の原料である硫黄を夏にこっそり運ぶルートが、白馬雪渓ルートの起源などと

 

白馬岳を見てしまうし・・・。

 

 

飯豊山といえば、アイヌ人の名付けた山の名称を国土地理院が今でも引き継いでいるという

 

 

 

誇りとも共存関係とも云える感覚や、登山道に纏わる話や、そこに湧き出る五郎清水の旨さに

 

関わる話など、山と関連する小話や萬話が私の中では生き生きと蘇ってくるのです。

 

 

今回は、来年の大雪山に向けて、そう云った情報を収集しようと思うのです。パー

 

 

巷で販売されている大雪山殺人事件などの単行本や、ユーチューブでの過去の動画やら、

そして、地名の由来などを調べ上げて、7月の登山に望みたいと考えています。OK

 

 

そういう執着心、探究心、好奇心の強い人間はどれほど居るのか知りたい所でもありますが、

 

それは置いておいて、今回は手始めに、大雪山の小泉岳という地名をググってみると、

 

実は山形県米沢市出身の小泉秀雄さんという方が、名付け親だと聞いて驚いています。、

 

 

そして益々、大雪山系に親近感が湧いてきたのです。グッ

 

 

もともとは、北海道は、蝦夷地と言われた時に会津藩が入植し、

 

アイヌ首長を毒殺し、倭人の領地として占領し、そして開拓してきた黒歴史のエピソードがあります。もやもや

 

 

故に、

 

北海道に育つ人々の遺伝子には福島県会津藩士5戸16人の遺伝子が広くはびこっているので、

 

 

イコール福島県人ではありません。

 

会津藩士一族は明治維新時に土地を奪われ青森の斗南の地へと移住させられた歴史もありますから、

 

偉い身分の人は福島県には残っていなかったはずなのです。

 

隣県の山形県人としては、何となく馴染みの深い旧會津藩士血縁の

 

土地柄でもあるかもしれないと思うのです。ルンルン

 

更に、方言が無いとされる北海道ですが、わずかに北奥羽方言(シ・スが特徴)が残ることからも

 

益々親近感が湧くのです。

 

現在の北海道民は、当時とは当然全く違いますが、そういう歴史的背景があるロマンがいいのです。

 

 

さらに山形県人ゆかりとしては、

 

実は網走監獄刑務所を存続させようと尽力された方も、山形県天童市出身の中川イセさんであり、

 

 

イセさんは、身売りされてからの壮絶な人生に於いて、最後は市議会議員となり

 

網走監獄刑務所という建物を残して、「そこを老人ホームにするから」と言って行政に訴えて、

 

残してもらった経緯があり、

 

新たに網走刑務所を今の場所へと建設誘導した功労者でもあるのです。

 

また

 

ご存知の通り、「劔岳 点の記」でも有名な測量師・柴崎芳太郎も山形県大石田町出身です。

 

 

そういった事などを調べていくうちに、北海道とは益々私にとって親しい所へと変貌しようとしています。

 

 

 

更に深堀りしようと、アイヌ語辞典もいくつか購入して、

 

今後散読してみようとアマゾンをポチっているところです。笑い泣き

 

まず手始めに、アイヌ語地名辞典が、今日明日にもそろそろ到着しそうな頃合いです。www

 

 

さぁ~次は何をポチろうか?wwwポーン

 

こういうのを形から入るタイプの代表とでも言うのだろうかと自分自身に呆れているところですが、

 

いやいやバイバイ

 

「禺者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

というオットー・フォン・ビスマルクの名言を実践しているのだと

 

自分に言い聞かせております。パー

 

たかだか、山登りと言うなかれ、山は深いですぞ!色んな意味で。

 

 

人間のはじめは、おもちゃや、動くものに興味が湧き出て取り憑かれ、

 

そして、青年期には女性という美しさに取り憑かれ、

 

その後、山という美の象徴とも云える女性の神の化身に男は誘われ、

 

そして惑わされ、山の山頂へと行かねばならぬのだと取り憑かれてしまっています。

 

その後はどうなのか?まだ私の年齢では計り知れませんが、今私はそこにあるのです。

 

 

女性の誘惑は果てしなく断りづらいですが、例え身体がそこにあったとしても、

 

それでも心は山に惹かれて幽体離脱しているのが実態です。

 

それだけ深いのが山だと思います。

 

故に「山男には惚れるな」と云う言葉があるくらいです。

心ここにあらず

 

今、登山ブームで女性登山者がとても多いことに驚きます。

 

 

大きなテント泊装備を担いで登る姿は頼もしくもありますが、

 

しかしながら男性陣としては「筋肉質に引き締められたお尻が目の前にある」のは最高です。

 

といえばエロオヤジ!と一蹴されてしまいますが、笑い泣き

さっきの言ってることと逆に、女性にも取り憑かれているじゃないかという話はご愛嬌

 

 

パチンコばかりしている男性陣にはもう少し頑張ってもらいたいという気持ちもあります。

 

 

 

などと、山に視線が釘付けとなり、本日はOSPREY ケストレス48Lを買ってしまいました。

これを買うための、長い言い訳じゃないかというご指摘もも・・・・ご愛嬌

 

 

完全に山にヤラれています。

 

しかし、パチンコで負けたと思えば、モノは残るので良しとしましょう。OK

 

本日も山バカの話をご覧頂きましてありがとうございましたお願い