谷川岳 西黒尾根登ったよ!(前半) | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

アホだね~

 

執着心とでも云うんでしょうか?

 

今しかない、今日しか休みが取れない!

 

何が何でも行くぞ!と仮眠を3時間とって、23:45分起床?

 

いつもなら酒に溺れて、グテングテンになっている時間なのに・・・

 

谷川岳の為にひたすら高速を飛ばします。といっても制限速度でね。OK

 

 

ようやく数日前に訪れたインターチェンジを通り超えて水上ICへ

 

 

本来ならば3時には到着して、日の出前から出発して8時頃には下山したかったのですが

 

やっぱり高速道路でも時間はかかりました。

 

 

天気予報の「てんきとくらす」では昨日見たときは、登山指数Aで快晴とありましたが

 

本日確認したら14時から雨予報に変わっています。

 

そして霧があり、山の全貌は見えません。ガーン

 

しかし、雨が降らないならいいか?という事で行動開始します。OK

 

 

白毛門登山口駐車場は半分が埋まっていました。

 

 

さっさと支度して登山口に向かいます。

 

登山届とレスキュー保険はスマホアプリのYMAPに提出してありますので、

 

あとは下山報告するだけで出発。

 

 

結果から申しますと、西黒尾根だけは命がけで楽しかったですが、グッ

 

ロープウェイから天神尾根とトマの耳とオキの耳のルートは全然面白くなかったなぁ~。ブー

 

谷川岳は初めてなので、一度でぐるりと全部見てみようという下心で回ってきたのですが、

 

 

西黒尾根は、死ぬんじゃないかと思うほど、大変で、シャリバテはするし

 

滝汗暑さで体調は崩れるしガーン

 

ガスって冷たい15度くらいの風が雪渓を撫でて吹き上がり、Tシャツと肌を冷やしてくれたおかげで

 

何とかクーリングダウンしてOK登り切れましたが、

 

夏の晴れた日は私は熱中症になってしまい無理かもしれません。バイバイえーん

熱中男だけに熱中症か!?

 

西黒尾根の登山者は、日の出出発の私を含め前後を目視目確認しただけでも50人程度。びっくり

 

恐らくまだまだ登られるでしょうし、先行者もいらっしゃったようですし・・・恐るべし西黒尾根叫び

 

 

天神尾根は数千人びっくりの登山者で、下山時に登り優先の為に待たなければならず・・・

 

メチャメチャ大変ムキー

 

首都圏からの観光登山が多くて、天神尾根でヘロヘロになっている人たちなど、

 

もう少し体力をつけて、高尾山や丹沢あたりで脚力の練習をしてこないと、

 

体力不足による遭難スレスレの不安な人ばかりでした。

 

まぁー人の事はどうでもいいのですが、

 

日本一遭難が多い山という意味が、行ってみてわかりましたパー

 

理由が一つの理由ではなくて複数あるのです。上差し

 

まずは登山道の問題、単調ではなく森林限界点が低い、岩石の変化、

 

急峻であるがゆえに気候が変わりやすい。

 

ちょっと踏み外すと滑落、浮石等々・・・

 

最大の問題はロープウェイ左差し

 

金さえ払えば森林限界をあっという間に超えて楽園に到達してしまう

 

ので人を選ばずに、体力不足遭難者を作りやすい・・・

 

語ると切りがないですが

 

とっても多くの危険が潜んでいる山であるOK

 

という事が分かっただけでも大収穫でした。グッ

 

 

西黒尾根の上部は蛇紋岩という尾瀬の至仏山と似たような構造の石で、新品の靴にも関わらず

 

マグネシウム成分のおかげで滑る滑る。びっくり

 

そしてひたすらにつらい直線的な登りは、剣岳の早月尾根の

 

「試練とあこがれの道」を思い出させてくれました。

 

しかし、山形県の飯豊山の梶川尾根の日帰りに比べると、残酷さはなく、

 

もうだめだ~と思ったら山頂につくパターンは、

 

私の体力的には本当に登りやすい標高差でちょうどよい感じでした。チョキ

 

次回は西黒尾根を登って、下ってきてもいいかなーなんて思いました。

 

天神尾根の10倍は楽しいかもしれませんね!

 

という個人的な感想を述べたところで、アイフォンで撮ってきた画像を掲載します。

 

 

 

車を止めた場所は、朝の3時でも駐車出来る無料の白毛門登山口駐車場。

 

そこから、つづら折りの車道を登っていきます。

 

途中にあった砂防堰の滝

 

 

帰りはこのロープウェイでこの場所に降りてくるのね。了解!

 

 

西黒尾根登山口、地獄の苦しみが待っているよウへへへへ・・・

 

 

ハイ、最初から、この急こう配です。アセアセ

 

始めは許す!後で勾配楽になってね!と山に掛け声をかけて歩きます。

 

 

1時間無心に登ってきました滝汗、登山を止めるしても1時間、続けるには更に3時間。 

 

あーーーどうしようかな~うーん

 

止めようか?でもここまで来ちゃったしなぁ~

 

行くしかないでしょ!あと3時間!!!がんばれ俺パンチ!

 

 

ご褒美的な、なだらかな道があった。少しだけホッとする。えーん

 

 

やっと展望が開けました。パー

 

実は高所恐怖症なので、あまり見たくないんですが、なるべく遠くの景色を見ています。

 

ブルブル ガクガク ドクロ ・・・・ あー怖い・・・あせる

 

 

高所恐怖症が、何故に岩を登るのか?えっ

 

いつもそう思います。

 

自分でも不思議ですねはてなマーク

 

前の人(昔も今もバリバリの山女たち)のルートを見て盗んで、進みます。

 

 

霧が晴れてきた~

 

 

こんな岩々が延々と続く

 

 

綺麗だな~

 

まだ雪渓が残っているね!どうりで涼しいはずだ。

 

生き返るぜ!この冷風がなかったら死んでたな。確実。

 

 

やっと花を撮る気持ちになってきました。心に余裕が出てきたんだな。ゲラゲラグッ

 

シモツケ

 

 

ど~こ~ま~で~続くのか~な~。

 

 

もう心臓きついぜ!!!

 

立ち休みの回数が増えてきたぞ?

 

かなりヤバい・・・後ろの人も10m歩いて休んでの繰り返しだとつぶやいていました。

 

 

いったんザックをおろして休憩。

 

 

いったん下って、また登り返すのか?岩場を・・・・アワワワワーーーガーン

 

しかも山頂はまだ見えない。えーん

 

画像じゃ伝わらないけど・・・結構・・・距離と高度あるよね!?

 

 

ということで、本日は都合でここまでとしたいと思います。

 

続きはまた明日。

 

本日一緒になった登山者の方々、誠にありがとうございました。チョキ

 

ご覧いただきましてありがとうございました。お願い