株取引に足を踏み入れること1年目の初心者ですが、高値つかみを相変わらずしており、
儲けが出ていないので、今度はスイングトレードでもやってみようかと企んでいる所でもあります。
さて、異常とも云える現実がこの全世界を包み込んでおりますが、この現実は本物なのか?
はたまた虚構を見せられているのだろうか?と
多くの方は鼻を摘ままれたまま、いらっしゃるのではないだろうかと思うのです。
これは、あくまでも私個人の感じるところであり、プロの方には説明できるだけの
バックボーン・インフォはお持ちだとはお思いますが、如何せん独学ですので・・・・
ということで、占いや太陽の黒点周期と株価の連動とか、過去の波などは一旦横に置いておいて、
現状分析をしてみたいと思います。(私個人の独断と偏見的にですよ!)
「コロナワクチン接種率なくして経済活動なし」と云われるように
アメリカ経済などは接種率の上昇とともに、消費者物価指数も伸びており、つまり好景気が
実態として肌身に感じられて、同時に株価も連動して上がっています。
日本は、株価のみが先行し、実体経済が相変わらずついてこないという、
乖離したデフレ構図が見え隠れしています。
このままデフレスパイラルに陥らないようにするためには、アベノミクスで実施したように
ジャブジャブの金融緩和策を続けていく他はない訳ですが・・・いつまでこの作戦が持つのやら・・・。
さて、実体経済の強さを測る指標はないものだろうかと考えてみたところ、
企業の国内での設備投資額の推移を見れば、富国度と今後の予測が出来るのではないだろうか
と思いつきましてググってみました。
日本政策投資銀行のページを見てみます
2020年度の国内設備投資は製造業ではプラス8.1%、
非製造業(運輸・不動産・デジタル)ではプラス1.4%
2019年度では製造業プラス13.5%、非製造業プラス10.5%
2018年度では製造業プラス27.2%、非製造業プラス18.5%
2017年度では製造業プラス14.2%、非製造業プラス9.5%
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そして、まだ統計上には表れていないが、今年2021年の設備投資の傾向は
コロナウィルスに歯止めがかからないことと、
オリンピック特需などの目立ったインフラ設備投資にまつわる目立った投資目標が見えないことから
2021年3月時点での日銀短観予測では
若干のプラス0.4%程度ではないかとの予測数値も見られる。←PDFクリック
これらの予測から、設備投資は一旦二の足を踏みつつある状況で、
もしそれに株価が連動するならば、
高止まりや行ったり来たりの株価が少しずつ下がりつつあることが
設備投資額から予測される。
そしてまた、コロナワクチン接種率上昇とコロナ騒動の収束をみて、実体経済が動き始め
CPI消費者物価指数が2%を超えてきた辺りから、
設備投資額も増え始めていくものだと個人的には予測している。
その半年前頃より、市場関係者や海外投資家たちは雰囲気をかぎつけて円高と株価の上昇が
再び訪れてくると思う。
アメリカでの市場経済で何らかの混乱が生じて、
資金の流出先として日本が選ばれない限りでの話ではあるのだが・・・
いかがだったでしょうか?
私のファンダメンタルズ分析の方向性は狂った方向へは向っていないでしょうか?
ということで、テーマは株高は本物かという答えですが、本物だと思います。
しかしながら、全世界的に金融緩和策をとり、一般的にお金余りであることから
そのお金が実態経済の流通や賃金に回らずに、株価市場に集約されているということが原因で
株高になっていると私は見ています。
政府としては、市場にお金をジャブジャブと垂れ流せば、
いつかは実体経済も潤うと目論んでいるのでしょうが、そう上手くいかないところが世の中です。
このまま何も措置を構ぜず、政府や各国首脳人が高みの見物でいるならば、
必ずリーマンショックやバブル崩壊のように、
株式市場に集まったお金が泡となり消えていく瞬間(アホノミクス・スカノミクス)が来ることでしょう。
そのタイミングは、今か今かと待っている方々も多いはず・・・・。
はい、今日も暇人の戯言にお付き合いいただきましてありがとうございました