2020年5月20日 南極大陸から幅170Kmの氷床がはがれたとニュースがありました。
ロンネ棚氷から剥離した氷床の名前が「A-76」と命名されたそうです
距離感からすれば170Kmって凄い長さの氷だなー東京都の面積の2倍の氷か~なんて思い、
南極大陸ってどのくらいの大きさがあるんだろうと調べてみました。
そしたら、1300万平方キロメートル 日本の36倍の大きさで
南極の最高峰 ジョンマシフ山 標高4892メートル
富士山より高い標高で2000mの氷の厚さがあるらしいのです。
そして、地球上の氷の9割が存在するという南極。
そして、記録更新される前までは剥離氷床最大のA-23a(2012)はグーグルアースでみたところ
少しずつ崩壊して溶けている感じに見えました。
この乖離現象は、2万年前の最終氷期以降の自然現象の一つに過ぎないとの専門家意見ですが
以前こんな事を書いたことがあります。
その記事の時は、北極の氷が解けた時に、海流の表層循環から深層循環への沈み込みが
北極の氷が無くなった時に、循環停止して氷河期に入るというシュミレーションでしたが、
南極の氷が解けた時は、世界の海水面が58m上昇するとの事でした。
氷って云っても、地球上では大切な存在であり、私たちの生命が暮らしていけるのも
氷のお陰なんだと改めて感じさせられるニュースでした。
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