テレビの中で、コロナ失業から、愛媛のミカン栽培を手伝うために、隣県から
通勤で愛媛まで通いながら農業をするというインタビューを見ました。
通勤者は、前職の時には、仕事終わりが0時を過ぎていたこともあったので、
それを思えば全然大変じゃありませんとの事でした。
皆様のどなたかも、私も含め、転職などを考える良い機会となっているコロナショックな訳ですが・・・。
さて、そこで、問題になるのは
マネーの為に生きるのか?そうではないのか?の二択になる訳です。
看護師や医師などは、転職がしにくい職種と云っても過言ではないでしょう。
公務員は基本的にあり得ない職種であり、こういう御時世ほど有利な職種になりますからね。
いつも時代は繰り返し、不景気は公務員有利、
好景気は自営業有利の天秤が揺れるようなものです。
なんか?悟った感がありますね。(∀`*)ゞエヘッ
私も、そもそもの就職氷河期時代を経ていますので、
どれだけアウトローの道が困難なのかは知っているつもりですが、
この実体経済の谷間から抜け出すことはなかなか骨の折れる事です。
もうしばらく耐えられる人と、耐えられない人がいると思いますが、
特に技術職の方は、就職氷河期を耐え抜いたのですから、頑張ってみる価値はあると思うのです。
流れ流れに浮島のような動きで、ステップアップの人生を歩んで来られた方は、
良い機会なので、やはり留まる事よりも、転職することの方が、お勧めかもしれません。
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自己責任
そんな今日の気持ちにさせてくれて、ブログを書くインスピレーションを揺さぶってくれた元は
小田和正の「この道」です。
まさにミュージシャンも転職が厳しい職業ですが、小田さんに限っては
一生分稼いでいるから心配ないという考え方もあるのでしょうけれど・・・
現在に至るまで、選択、選択の繰り返しによって今の自分が存在する訳ですから、
そうやって歩んできて・・・ここにある事には・・・なんか意味があると思うんですよね。
この先どうなるという心配(つまりマネー人生)をするよりも・・・・
ここまで目的を持ってやってきたエネルギーのベクトルの延長線上にその先があるのだから・・・
Aという選択をしてきたのか?、それともBという選択をしてきたのか?
やはりベクトルを曲げるよりも、出来る限り光の矢を貫くが如く、目的に一直線上に
貫き生きたい・・・・と思うのが心情というもの。
人生、山あり谷ありなどと云う言葉もあり、水戸黄門の歌に人生楽ありゃ苦もあるさ
などとありますが、現代版の人生の波を語っているのが小田和正さんのこの道のようにも聞こえます。
先日写真撮りに行った時は、ほんとに晴天で毎日こんな日続きであれば良いのにーーと思ったり、
また、今日の吹雪のように、自宅に樹氷のエビの尻尾が出来るほど風が強く、寒く厳しい環境であったり
その繰り返しですが、季節の場合はもうすぐ春が来ることは分かっている事なので、我慢できますが、
人生の場合の先行きはどうお考えでしょうか?
私の場合は・・・経済に関しては、かなり楽観的に考えています。
と云うのも、大局的に見て、地球の人口は右肩上がりに増え続けており、
電力需要や食料不足も深刻であり、
世界では、それだけの需要があるのだから、基本的に失業なんて有り得ないと思うのです。
日本は若干の人口減少化などはありますが、人の適切な労働配置が出来るのなら・・・
失業者ゼロというのは、現実的に有り得ると思います。
「グラフは2020年の神奈川県の農業者の年齢別です」
山形県などの地方の農業者の9割が75歳以上の方々がやっておられますが、
85歳になってそもそも継続している方は少なくなると思います。
あと10年経てば、地方から農業者が居なくなる試算です。
ですから、若い人が農業に移行しやすい環境を、
今回のコロナショックによる失業が強制的に機会を作ってくれたとも思っています。
問題は、農業によって生きて行けるような生活費の確保が出来るかどうか?
つまりは生産単価と販売単価の差異メリット(儲け)と、流通システムの改善による販路拡大です。
米を前年のうちにどのくらい作って、保証金を幾らというように昭和の頃から米価を決定していて
安心して米農家は生産できますが、その他の野菜や果樹などは自由市場に左右されてしまい。
実力のない農家は生き残れません。
つまり、自由競争を新規就農者を維持できる程度にコントロール・アシストしなければ・・・
始めたけれど貧乏続きの農家で、数年就農して、やっぱり止めてしまうという事が今までの前例です。
当然私も、親が倒れれば、継ぐ立場として、同様の環境に居ますので、
深刻に考えて、活路は流通だと思っています。
売れれば作れる訳です。作っても売れないとやっていけません。
まぁそんな感じで、小田さんのこの道を聞きながら思いに耽れるのは、
まさに小田さんパワーだと思います。
そして、過去に重松清さんの疾走という文庫を読んだ時・・・
こういう人生より、今の人生の方が100倍良いなーと思えてしまう内容であり、
苦しい人はこの本を読むと考えが変わってくるかもしれませんね!
若干、東野圭吾さんの手紙に似ている雰囲気はありますね。内容は違うけど・・・
などと、暗い雰囲気のブログを書きましたが、リア充的なホワイトカラー&パッションよりも
たまにダークカラーのムードもバランスをとるためにも必要と思い書いてみました。
ご覧いただきましてありがとうございました。
そして恒例となりました?
我々世代の~・・・・今日の推しの一曲はこちら