那須岳1 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

気になっていた那須岳に行ってみました。
山麓には御用邸なども有り、山形ではお目にかかれない高級車ばかり、
どうやったらこんな高級車乗れるんだ-?親の七光りか!株で儲かったのか!保険金でも手にしたか?・・・(いや自力の人も多くいらっしゃるのでしょうけど)とぶつぶつ文句をいいながらロープウェイを目指します。
私の軽自動車は唸りを上げながら山頂を目指します。
なんとか急な上り道を登りきり駐車場へ到着。支度をしてロープウェイに向かいますが、駐車場から出た人の格好が短パンTシャツの方が多くてこっちが恥ずかしくなってきました。私が重装備すぎるのです。
仕方がありません。不安症な私は全天候型装備から何一つ減らせません。一眼レフ位は置いていけるけど・・・やっぱり持って行く!
今回はロープウェイを使用し山頂を目指します。その後熊見曽根分岐部とターニングポイントとして登山道を下りました。


ロープウェイの前に安心マップがありました。
何処で携帯が通じるか通じないかなど、またいたるところに番号が振ってあり、遭難救助の際の目印となるようです。お世話にならないように気を引き締めて行くぞという意気込みになります。


さて山頂付近はどうなっているか霧もやのをみて全員が山頂は展望が効かないよねとつぶやいています。
私も、視界0mでも歩けるようにGPSのスイッチをONにしました。


なんと山頂駅についてみたら、視界がいいじゃないですか!
本日は小学生の登山行事らしく、先生の大声があちこちで響き渡ります。
子供たちもすごい賑やかです。山の危険なところに来たという危機感が薄れていきます。


早速、高山植物の記録を初めます。ヤマハハコ


イワオトギリ
オノエイタドリ


山頂部が見えた!


茶臼岳に到着しました。30分くらいで登ってしまいました。
山頂部は奇岩地帯で様々な模様や形の岩があって面白い。


あまり早すぎて昼飯を食べる気がしないので、もう少し腹がへるまで歩くことにしました。
時折雲が切れ、雲海が顔を出します。


ん?何か動くものを発見!


ニホントカゲです。この日2匹火口付近で見かけました


火口から降りてきて避難小屋付近まできました。避難小屋を右に曲がれば2Km程度で駐車場に着きます。
時間があるので正面の朝日岳方面を目指します。
若いカップルが多く見かけられ、バテている女性を励ましながらリードして登っている男性は好印象です。
(どれだけジジーの感性なんだかと自分を見つめ直しながら歩きます)



続く