羽黒山 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

BSで羽黒山をやっていたので自分も行きたくなり、つい飛び出してきました。息子の迎えと娘の送り迎えの時間までに帰ってこなければならないため急ぎのスケジュールです。早速2時間30分をかけ羽黒山随神門まで、早速門を潜るとんっ!?この石の感じは捻挫しそうだなと思い車に戻りビブラムソールの登山靴に履き替え。正解でした。ガツガツ安心して歩けます。

帰りに気が付きましたがこの門を潜る前と後では雰囲気がまるで違いますね。
 
何処でもそうでしょうけど、この世とあの世の違いは私には感じ取れませんでした。
かろうじて川の流れが爽やかだなーと。


そして五重塔。写真で見るとまるで金箔張りのよう。近くで見ると・・・


そして早速、一の坂の始まりです。周囲の杉の太さや高さに圧倒され、なんとも良い階段を進んでいく。
 
二の坂、少し急になった?


三ノ坂を登る前に南谷に行く分岐があります。帰りはこっちから帰ってこようと思い三ノ坂へ
 
沿道の紅葉が綺麗になってきた。見上げてばかりであまり前に進まない。


神社に着きました。何故か色のついたものしか目が行かない性分なのか神社を撮らずして、
その前にあるカエデを撮る
 


羽黒山境内の紅葉
 


駐車係の方に南谷方面の道を聞き、三の坂分岐へと向かう。
 


羽黒山に来たら南谷を歩かなければ味半分といった所。素晴らしいパワースポットです。
樹木のスケールが違います。自然からの包まれ感が半端ないです。
境内や坂では人、人、人でしたが、ここは孤独空間。枯れ葉の落ちる音まで聞こえました。
 


ちょっと歩くと雰囲気が変わるんだよね。この道面白い。
 


芭蕉さんが句を読んだ所とのこと。静かで落ち着きます。
やはり人の出入りが多いせいか、獣に出会う雰囲気がありません。
どっかには居るんでしょうけど気配が感じられません。
 


南谷ルートを通ってからは、変化の刺激が強かったせいか、帰りは全く写真を撮る興味が沸かず降りてきてしまいました。随神門前の板そば大盛りむちゃくちゃうまかった。また行ったら食べようと思うそばにも出会えてとても有意義な一日でした。