そして第2弾 ディープミュージアムで紹介された寺に行ってみました。 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

昨日に引き続き、福島に行ったら行きたかった所その2は、何といっても満福寺
沢山の羅漢像がある訳ですが、こんなに自由なポースの羅漢様彫っていいの?
んー仏教の世界が遠い世界から、ぐっと現代人寄りに身近になった表現とでも言うのでしょうか。山奥に人を惹きつけるという意味ではこれも有りか。


さて早速、現在地より五百羅漢まで歩いてみましょう。
行く途中、震災で亡くなられた方達への鎮魂の石像があり、私が癒されるので撮ってみました。
五百羅漢像の前にも幾つもあるお地蔵さん。
そして到達しました。五百羅漢。ありますねー。一番奥の岩には観音様が彫ってあります。
近づいて見てみましょう。


秋田犬のような感じですが犬の温もりが感じられるいい作品です。
頭を抱えている姿は印象的です。
そして小さくチョコンと載った可愛いお地蔵さん。
おっと体を掻いているのでしょうか?戦争の古傷が痛むのでしょうか?
そしてサングラスをかけ如何にもな雰囲気が漂ってきます。
そしてその後、東堂山を一周出来そうなので、トレッキングです。
もう裏には羅漢像はありません。・・・が歩きたかったので行ってみます。
足元には霜柱があり、歩く毎にシャリシャリと音を立てるので、静かな誰も居ない山の中で自分の足音だけを聞いて歩いて行きます。
 
下枝が刈ってあり、見通しも良いので怖くはありません。
いい道です。
高尾山縦走を思い出します。
またどっかの山歩きをしてみたくなりました。
冷たい空気の中、木漏れ日が杉の葉っぱに当たり、春を待ってじっとしている感じがあります。
人間は待ってられないから、動いてしまうんだけど、我慢する、忍耐する。という事を
ここの自然は私に教えてくれたのだと思います。

そんな事を考えながら、間違わずに駐車場まで辿り着けるかスマホで現在地をチェックして。
ここで遭難したらシャレになりません。
無事帰ってきました。
これで第2弾終了です。
ご覧くださりありがとうございました。