北海道ツーリングへ行ってきました。その3 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

やっと夜が明け網走の街がどんなのかわかりました。
夜中走ったので、まだ脳の土地勘というか方角とか馴染んでません。
リセットするために海に出て流氷がたどり着くという場所はどんなのか見に行ってみました。
能取岬です。ここで東川町から来た方としばし歓談です。
北海道で唯一の水道がない町だそうで、井戸水で生活していらっしゃるとのこと。
ぜひ、大雪山系の伏流水で入れたコーヒーを飲みに行くと約束して別れる、
駐車場から結構歩きます。
中にはしびれを切らせて小走りに走ってくる女性も
いらっしゃいました。
そして、道沿いにはお決まりの牧草ロール。
袋がかかっていないので牧草を苅ってまとめただけのもの。
あとに聞いた話ですが、牧草は年に4回刈り取られて、このようになるのだそうです。
網走監獄までやってきました。
入り口の花が綺麗だったのでつい撮影してしまいました。
これらの建物がいっぱいあります。
漬物小屋とか農機具倉庫や個別監獄など見所はたくさんです。
ロウ人形ですが、リアルで怖いです。
絶対悪いことできないなー、こんな思いは嫌だーと思わされます。
ひまわり畑と蝋人形です。
そしていよいよ監獄内。
脱走している蝋人形(白鳥 由栄さん)は見えますか?
 
そして、お待ちかね食堂です。
何にしようかな?と思いつつ店内へ
今回も開店1番のお客様でした。
縁起がいいねー。
地元名産のサーモンを唐揚げ風にして甘酢タレを絡めたものの定食です。
お口に合いました。
さて、今回の目的最大の知床を目指します。
途中なにやら、観光名所にひっかかってしまいました。
オシンコシンの滝です。
北海道は何かにつけ不思議な名称がついていますね?
不思議故に立ち寄ってしまいます。
着いたー。
知床五湖フィールドハウス。
そう今回の目的は熊さんに会うこと!!ではないけれど。
地上遊歩道で五湖全てを見て回りたいと思ったわけです。
 
五湖方面へ行かれる方たちはこの時間10名ほど
10分位のビデオなどを見せられて、ヒグマにあったときや対処法などなどレクチャーを受けてからの出発となります。
この日のために、熊鈴と熊スプレーも持参してきました。
現在地点から右に行き、外周を1周して帰ってきます。
90分くらいだそうです。
こんな感じの森の中を歩いていきます。
いかにもな感じです。
五湖→四湖→三湖の順に見ていきます。
昨日もこの時間に対岸に熊が出没しているそうです。
順調に見て回ります。
いやー空が曇っていても、素晴らしいーの一言です。
熊の恐怖がなければ何時間でも居られそうです。
そんな感じで無事1周することができて満足することができました。
羅臼への帰り道のことです
ヘッドライトに突っ込んでくるシカさんに遭遇。
メスですかねー、日中は可愛いらしく見えます。
 
そ・し・て知床峠を超えて羅臼に行くのですが、この旅で一番寒い気温9℃です。
本当に悩みました。薄手のダウンを着てしまいました。
その他に実はヒーテックも持ってきていましたが、これからず~っと9℃だったら冬装備に切り替えようと思ったほどです。(結果的には冬装備を出すことなく乗り切ったので良かったのですが・・・)
書いている今日は北海道の大雪山系の黒岳で初冠雪したとのこと。
どうりで寒かった訳ですよね。
その後羅臼では12℃に戻ってホッとして中標津を目指します。
羅臼って結構、観光地価格でお高めなのでスルーしてしまいました。
 
夢中でバイクを走らせます。
 
そして今日の宿は中標津のゲストハウスにお世話になることにしました。
 
夜ご飯を買いに町をフラフラ流しているとお祭りに遭遇します
チョウチンが凄いことなってます。
 
いやらしい話、1個2000円で自分の名前を書いて破れるまで飾ってくれるそうです。
全国の人がどんどん寄付をして、破れる以上に増えていくんだそうです。
全国1かもしれないとのことでした。
今回はこのお祭りを横目で見ながら、360度屋台が取り囲んでいたので、いくつかのお店でラーメン食べたり、串モノ食べたり、飲んだりで腹を満たさせていただきました。
 
その4に続く