日本酒好きにはたまらない凄いお店を紹介していただきました。
ただし、この「ちょこだま」は月に2回しか営業しませんので、店名のように「ちょこちょこ」行くわけにはいきません。

というのも、ふだんはワインカフェを営業しているお店を借りて開いているからです。
運営は「地酒屋こだま」さんによるものですから、日本酒のラインアップは思わずビックリするようなものも。

と言って、決して有名人気酒を飲ませるわけではなく、むしろ地酒発掘に努めておられるような印象を持ちました。

私にとっては今年5軒目の新規でうかがうお店になります。







詳しい酒のコメントは別に譲るとしてとりあえず簡単に。

個人的に好きな「相模灘」のこの時期ならではのにごり酒。
今回は「九朗右衛門・スノーウーマン」の「寒い夜には艶やかな白を」にやられた。
発泡性とフレッシュ感に軍配。

会津若松の「辰泉」2種。「Tausu-ism」と洒落たヤツも面白い。

「仙介(せんすけ)」は神戸の酒だが、以前の純米吟醸よりも、この特別純米の方が香りが抑えられていて自分好み。
そのような感想を店主に言ったら、「その通りです」とのこと。

今回ビックリしたのは長野県大町市の北安醸造の2本。
とりわけ左の「しぼりたて無濾過生原酒」は普通酒なのだが、どう飲んでも特別本醸造クラス。
さらに燗づけするとますます旨味が載ってくる。
大町市の人は幸せだなあ、と思わずうなってしまった。

「東鶴」「笹の誉」のあたりは燗酒で。
どれも美味かったのですが、この店は日本酒専門店らしく、全種類お燗にしてくれるのが嬉しい。

あと、写真は撮っていなかったのですが、肴の料理も抜群に美味しいし、バッチリ日本酒に合うラインアップ。

幸せな気分でほろ酔いになりました。

そうそう、私なりの良いお店の条件としてお客さんがありますが、この夜のお客さんは隣り同士狭い店内なので、日本酒好きをキーに大いに親しく盛り上がって飲むことができましたし、貴重な情報を頂戴することもできました。

こんなお店をご紹介いただいたことに感謝します。
月2回営業の店だけど、また行きたいくらい。
私の中ではこの冬のベスト3に入る燗酒。
酒名からわかるとおり、この酒の精米歩合は80%です。
しかし、どうしてこんなに文字通り綺麗(亀齢)になるのだろうか!
しかも一升瓶が1785円!

  • HI3B2002.JPG

  • HI3B2001.JPG


酒名の「辛口」は無視していいと思います。
よくある「辛さを際立たせた酒」ではありませんから。

抵抗感無くスルリと通り抜けていく透明感、オーバーかもしれませんがシルクの肌触りのように滑らかに口中に溶け込んでいきます。

香川県で「悦凱陣」を醸しておられた西垣杜氏の手による醸造です。

火入れ酒と生酒酒の冷やと燗をそれぞれいただきましたが、燗酒にすると旨さが引き立ちます。

アルコール分17-18度ということは、原酒なみですが、「原酒」とうたっていないのは、1度以上の加水をしているからでしょうか。
ということは、もとの酒のアルコール分はかなり高い!

なお、どっしりとした熟成感ある味わいの燗酒を好まれる方にとっては、少々物足りないかもしれません。
また、吟醸香もありません。

若いときにムカデ(百足)に噛まれた事があるので、このラベルの絵はあまり好きではありませんが、困難な時には「勇猛果敢、百本の足で立ち向かう」ということだそうです。

無風という当て字ですが、「人生、風が無き如くおだやかに生きたいものだ。すきな仕事にはげみ、一日の〆めは、うまい日本酒。」とのこと。
  • HI3B2040.JPG


HI3B2042.JPG

この玉泉堂酒造は、東京では「醴泉(れいせん)」の方が有名かもしれません。

古くから地元で馴染みの銘柄は「美濃菊」でしょう。

さて、この「無風(むかで)」、たいそうイケます。

スペック的には、原料米:兵庫県産「山田錦」、
精米歩合60%、日本酒度+2、酸度1.6
という内容ですが、
旨味ののり方と、ほんのりとした熟成感がいい。

HI3B2041.JPG

HI3B2043.JPG

熟成酒とうたっているが、味わい深さにその方向が向いており、料理を選ぶようなことはない。
神保町「盛寿司」での刺身がよけいに引き立ててくれる。

HI3B2037.JPG

この店のご主人は、先月結婚した私の姪の旦那さんだが、なかなか日本酒選びもいい線いってると感心した。

私の中で、マークすべき酒がまた一つ増えた。

そして、今年6軒目の新規酒処「盛寿司」もまた来よう。
ジャンケンで勝って、前垂れをいただきました。
どこかで飲みに行く時に登場するかもしれません。

  • HI3B2025.JPG


ご提供いただいたのは「酒のはしもと」正木社長さんです。
先週の月曜日、「龍勢」「夜の帝王」の藤井社長を招いての試飲会に参加してきました。
全6種類がすべて冷やと燗で提供されましたが、この蔵の特徴は「酵母無添加」。
そして、全量純米蔵でもあります。

最初はにごり酒(24BY)をワイングラスで乾杯。その後、その濁りを燗酒に。
これは社長自ら柄杓で1本1本(合計1200本)瓶詰したお酒。

(各銘柄に対する社長のコメントと味わいを書いたメモを無くしたので、記憶で簡単に。)

  • HI3B2022.JPG
  • HI3B2021.JPG
  • HI3B2020.JPG
  • HI3B2019.JPG
  • GET="_blank" >HI3B2018.JPG
  • HI3B2016.JPG
  • HI3B2015.JPG
  • HI3B2014.JPG




次に藤井酒造の定番酒「純米大吟醸・黒ラベル」を久しぶりに。
15度で2年間熟成されたもの。

この蔵の方針として、新酒鑑評会をめざすような酒は造らない。
したがって、どちらかというと重たい熟成感が特徴。
燗酒がウマイ。


3番目は「特別純米・中取り生原酒24BY」。
黒ラベルより軽く飲みやすい。
燗酒は普通燗と上燗の2種類で提供された。

本日のお燗番は、京王プラザホテルの日本酒バーで腕を磨かれた疋田さん。
見ていると、「ちろり」を揺すりながら酒を対流させて燗づけしている。


4番目は「生モト雄町・純米原酒21BY」。
もちろん酵母無添加。
速醸酵母だと2-3日、早ければその日にも湧き出すが、無添加(=蔵付き酵母)だと、何日も発酵がはじまるのを待つ。
この酒は湧き出すまで15日間だったとか。

140年前の造り方にこだわった一品。好きです。
これも冷やと2種類の燗温度で提供された。


5番目は「山廃雄町・深みの純米21BY」。
確かに濃い味の酒。
この頃、料理はちょうど豚ロースのソテーと牡蠣料理。
この辺も計算されている。

それにしても、昨年の「竹鶴酒造」といい、竹原市では酵母無添加で醸す蔵が多いのですね。


だいぶいい気持ちになったところで「夜の帝王・八反錦・特別純米」の登場!

なぜ「夜の帝王」という怪しいネーミングかと聞けば、この酒は1960年代に生まれた銘柄。
当時は寿司屋に行っても、どこへ行ってもウィスキーの水割りばかり。
「夜の帝王」という名前で夜の繁華街に日本酒の売り込みを図ろうとしたとのこと。
作戦は不完全だったらしいが・・。

参加者たちからは「社長は銀座の帝王だ!」と冷やかしの声援が飛んでいた。


この藤井社長は懐が深く、参加者からのさまざまな質問に対しても丁寧に答えておられた。
メモ書きを無くしたのが残念だが、一つ覚えているのは「完全発酵させた酒は身体に優しい」ということ。
これも竹鶴の石川杜氏の話と共通すると思いました。

本日のお酒をご用意いただいたのは、船橋の「酒のはしもと」正木社長でした。
美味い料理とお酒と楽しいお話し、そして和やかな雰囲気を醸しだされた参加者の皆様に、ご馳走様でした!
赤坂での仕事帰りに今年4軒目の新規開拓。「駄洒落」の真ん中の字を「酒」にして、「駄酒落(だじゃれ)」と読ませる。これも洒落だろうか。

事前チェックで店のブログを見ていたら、かなり理屈っぽいオヤジさんが居るものと想像していたところ、実際は長身の料理人女将・松田さんと、岩手県北上出身の若い女性。

ブログを書いていたオヤジさんは辞めたとのこと。

HI3B1982.JPG
入り口の酒林が日本酒の店であることを告げている。

店内はカウンター9席のみで、別にグループ客向けの「離れ」があるとのこと。

しっとりと落ち着いた民家風の内装で、女将に好きな日本酒処を聞けば、神楽坂の「伊勢藤」と答えられたから、なるほどその雰囲気の延長かと感じさせる。

実際はTBSに近いビルの1階なので、1軒屋ではないが、純米和酒処を名乗るにふさわしい味わいと言えます。

例によって、カウンター客同士の会話を90度の角度でさせていただいたが、なかなかの日本酒好きのお客さんと思われ、やりとりが楽しい。

数杯飲んで適度なところで引き上げたら、そのお客さんに「自己管理のできる方ですねえ!」とめったに言われないような感心のされ方をした。
もっと飲んでいけということだったのだろうか。

本日のベスト一杯は、北上女性の故郷の近く、石鳥谷(いしどりや)町の川村酒蔵店「酔右衛門(よえもん)」(本当は酔ではなく「酉与」)特別純米・無濾過生原酒。

ご存知の通り「石鳥谷」は南部杜氏集団の本拠地です。
HI3B1979.JPG

この酒はキレが良くて美味かったなあ。

馬込村の住人としては、都営浅草線沿いのお店に行く割合が多かったと思いますが、最近は千代田線沿いに結構いい店を発見しています。
今年の実質的新規開拓第2弾。自宅から徒歩圏内に、こんなにヘベレケにさせてくれる日本酒処があったのか!
海鮮コース料理+全国地酒(50種類位)飲み放題で4800円。
もちろん全て燗酒もOK!

  • HI3B1944.JPG
  • HI3B1943.JPG
  • HI3B1942.JPG
  • HI3B1941.JPG
  • HI3B1940.JPG
  • HI3B1939.JPG
  • HI3B1938.JPG
  • HI3B1937.JPG
  • HI3B1936.JPG
  • HI3B1935.JPG


「東洋美人・純米吟醸・本生槽垂れ・酒未来」(山口県萩市)を皮切りに、「大治郎・純米うすにごり」(滋賀県東近江市)、「七田・純米・無濾過生」(佐賀県小城市)、「屋守(おくのかみ)・純米無調整生」(東京都東村山市)などをささっとノドに通す。
小さなグラスなのでクイクイいけます。


  • HI3B1955.JPG
  • HI3B1954.JPG
  • HI3B1953.JPG
  • HI3B1952.JPG
  • HI3B1951.JPG
  • HI3B1950.JPG
  • HI3B1949.JPG
  • HI3B1948.JPG
  • HI3B1947.JPG
  • HI3B1946.JPG

農産酒蔵である岡山県鴨方の「竹林・ふかまり」、三重県鈴鹿市の旨酒「作(ざく)・穂乃智・純米」、島根県の山間の酒蔵からはその名も恐ろしい「死神」、滋賀県甲賀市からはお洒落なラベルの「ラ・モンスーン」と続く。


  • HI3B1964.JPG
  • HI3B1963.JPG
  • HI3B1962.JPG
  • HI3B1961.JPG
  • HI3B1960.JPG
  • HI3B1959.JPG
  • HI3B1958.JPG
  • HI3B1957.JPG
  • HI3B1956.JPG



愛知県の「蓬莱泉」、茨城県の「来福」はスタンダードな人気酒ですが、姫路の「Tatsuriki Junmai Dragon Episode3」のパッケージは面白い。
そして、お店の担当・林さんにチョイスしてもらった燗酒は和歌山県海南市の「黒牛」。これ最高でした。
さらに全量純米大吟醸蔵「楯野川」も燗酒でいただきました。

料理では鯛しゃぶが特に美味かった。

写真に撮れていない銘柄もいれると、30種類近くの酒を堪能したと思われます。

もちろん一人ではなく、山男のOさんと一緒でしたが、私は千鳥足ながら徒歩で帰れるのに、彼は多摩センターまで電車に揺られると思うと、ちょっと申し訳ない気持ちでした。

PS 以前にこの店に一人でカウンターで飲んだときは従業員の人手が足りず、印象良くありませんでしたが、今回は抜群の好印象です。
オーナーは不動産業からの参入組ですが、飲食店運営もだいぶ慣れてこられたのでしょうか。

お酒はすべて全従業員が試飲してラインアップを決めているとの事です。
ここは一人で行くよりも、複数の日本酒好きと一緒に「かもすやコース」で、冷蔵ケース前のテーブル席に陣取ることができれば、視覚的にも楽しみながらお酒をガンガン選ぶことが出来ます。
日本酒古酒の専門バー「酒茶論」を今年初訪問。今回は上野熟(not塾)長の著書「日本酒の古酒」(実業之日本社)を読んで、飲みたい古酒を予めチェックしていたが、肝心のメモを忘れてしまった。

が、いつ行っても上野さんには古酒に限らず、酒のすべてに関して教えていただくことだらけ。
理論的にも、感性的にも、ロマン的にも私の尊敬する師です。

本日の一杯目は姫路の本田商店「龍力・祇園2001」。

HI3B1968.JPG

HI3B1970.JPG

なぜ「祇園」という酒名かというと、幕末の京都には造り酒屋が400軒も立ち連なる文字通り日本の中心地。
当時は精米技術も乏しかったことから、低精白米で醸していた。
その百数十年前の仕込み配合を踏襲して、現代の吟醸造りの技術で製造したのがこのお酒。(以上、上野熟長談)

精米歩合はなんと90%という。

香りは、そのアロマを嗅いでいるだけで10分間くらい楽しめそうな、ハードリカーに近いドライなもので、最初に立ち上がる香りと、そのあとから追いかけてくる第二、第三の香りが複雑に絡み合うハーモニーが、日常のすべてを忘れる気持ちにさせてくれる。

超低精白ながら完全発酵させたこの酒のアルコール度は19-20度と高く、恐らく日本酒度計を浮かべたら+20近くになるであろう、そのドライさはまさに「ドライシェリーを飲んでいるよう」な錯覚さえ覚える。

ツマミに味噌の薫製&長芋揚げを注文すると、今度は「八丁味噌の本場、愛知の古酒を」ということで、安城市の神杉酒造の15年古酒を提供いただく。

燻製した味噌は、まさに濃い味の八丁味噌で、同郷の発酵熟成コンビのコラボが良く合う。

写真はないのですが、この酒はタクワンのような香りを感じることができる。
たしかに皆同類項。

三杯目はカウンターの目の前に置かれていた月桂冠の秘蔵古酒。

HI3B1971.JPG

HI3B1973.JPG

「月桂冠」と聞くと、ハナから「大手蔵は興味ねえや」と相手にしない人がいるが、頭で酒を飲まずに、鼻と舌と口で楽しみましょう。
実際、いい酒を造っていると思います。

この秘蔵古酒は、香り、口当たり、喉越し、味わい、余韻等素晴らしくバランスがいい。

月桂冠は社の方針としてしばらくは古酒の販売を中止するようなので(在庫はあるが)、今回酒茶論でいただいたものは最後の1本か2本とのことで貴重なものでした。

アロマを採りに行くと、そこはかとなく熟成した果実の香り、洋ナシのようなあるいは熟れたリンゴのようなフルーツを感じる。

上野さんはバナナ香を嗅ぎ取ったとおっしゃっていて、なるほどと思いました。

その間に注文した「鴨のロース」が抜群に美味いので、もう一杯。
この料理は企業秘密に基づく作り方をしているとのこと。
酒茶論に行ったら、これから必ず注文しよう。

さて、酒茶論オリジナルの「貴醸・平安造り」。氷を浮かべて。
HI3B1974.JPG

HI3B1975.JPG

水の代わりに「酒を原料に酒を醸した」贅沢な造りで、毎年前年までの酒に今年の酒を加えていく、重層的な、つまり何年分もの酒が積み重なった古酒。

実際の製造は「花垣」で有名な福井県大野市の南部酒造場の手による。

私はこの蔵の酒が好きだが、酵母によるのか、不思議と花垣的香りが漂う。
具体的には熟れたスキッとした爽やかさ。

それがさらに熟成の年輪を重ねて奥深いものとなって、何ともいえない陶酔感へ誘う。
これも香りだけで10分くらい楽しめそう。

なんと日本酒という飲み物は懐が深いのだろう。
素晴らしすぎる。
今日はこれ以上余分なものを飲まずに帰ろう。
スーパー、ディスカウントストア非対応商品の「九郎左衛門」シリーズ、
古くから地元で愛飲されてきた「羽陽富久鶴」シリーズ、
地酒専門店向け特約専用商品の「雅山流・裏雅山流」シリーズ、等から構成される米沢の新藤酒造店の酒。

「雅山流」は、物事に捕らわれずにもっと自由な発想で様々な酒質を醸し出す事をめざして命名した、とのことです。

HI3B1887.JPG
九郎左衛門は、歴代当主の名前。

HI3B1888.JPG

雅山流には、極月 如月 翠月 葉月 極月 彩月 吟月 楓月 と月を名付けたシリーズがさらに続くのですが、今回の「葉月(はづき)」は無濾過本生酒で出荷され純米吟醸です。

HI3B1889.JPG

山形県の酒造好適米「出羽燦々」を60%まで精米し、山形酵母で醸して、日本酒度+3、酸度1.6、アミノ酸度1.3に仕上げています。

芳醇でありながらデリケート。
フルーティさと適度な酸味がフレッシュ感を高めてくれます。
穂先までの長さが150cmにもなる鳥取県原産の「強力(ごうりき)」米は、その高さゆえ倒れやすく、戦後は「幻の酒米」として姿を消していました。

しかしながら一人の酒造家の熱意がこの酒米を復活させます。

鳥取大学農学部で保存されていた片手一握りにも満たない原種を育苗し、ネズミに食べられないよう天井に吊るしながら守った籾が、酒米として愛飲家のノドを潤すほど育つことができたのは昭和60年代のことです。

山田錦・雄町と並んで「線状心白」を持つ強力は、高精白が可能ですが、その堅さゆえ、精米に時間を要し、蒸しても堅く、発酵中も溶けにくい、文字通り手間のかかる難しい酒米です。

そんな強力で醸された酒は、香りも立たないのでけっして新酒鑑評会向きではありませんが、コクの深さは特別で、とりわけ燗づけすると旨さが一層引き立ちます。

HI3B1933.JPG

HI3B1934.JPG

その強力を生産者である内田百種園では、「完全無農薬無肥料農法」により育て上げました。
なので「先祖帰り強力」と名付けています。

精米歩合は80%、日本酒度は+9、酸度は2.3、というスペックからは、裏ラベルに書かれているとおり「原種の本能をむき出しにした野趣味」を想像しますが、
燗酒で飲んだこの酒は意外にも、精米歩合8割を感じさせない「綺麗なウマイ酒」。
これは相当苦労して、技と努力を傾注して造った酒ではないだろうか。

さらに、ツマミで食べた燻製料理と抜群の相性。
冬の寒い日にこうしてウマイ燗酒を堪能する楽しみはなんとも言えない喜びです。

山根酒造場の蔵人の皆さんの、精魂込めて働く姿を想像すると、感謝の念を抱かずにはいられませんでした。