飛露喜の中で一番美味い!純米吟醸よりも。
年に一回しか出ない酒という事だが、ネットで検索してみたら凄いプレミアム価格が付いている!
飲ませてくれた神保町の盛寿司さん、ありがとう(v^-゚)

羽生選手の演技のように若々しく切れがあり、葛西選手のジャンプのように強さと安定感がある。

普通の特別純米無濾過生原酒と飲み比べましたが、こちらがかすんでしまう。
プリプリ絶品の白子と良く合いました。
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「田恵」は、田んぼの恵みに感謝する気持ちを現した酒名です。
地元、高畠町酒米研究会の会員農家が作る酒造好適米を全量使用して醸した特別純米酒。
酒卸・岡永の専用商品。

美山錦を55%精米して、日本酒度0~+3、酸度1.1-1.3、アルコール度15度に仕上げていますが、すっきりとした辛口に感じる。(直前に呑んだのが甘口だった事もある。)
さりとて、物足りないわけではないしっかりした酒。

飲み手を選ばず、料理を選ばず、飲む温度を選ばない、オールラウンドプレイヤーでしょうか。
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独特のラベルで存在感を示す亀泉CEL酵母シリーズ。
この24はCEL-19の弟分で、高知県工業技術センター開発の酵母。

グラスに注いだ感じは、濁り酒というよりもモロミに近い。
アルコール度13.2%、日本酒度-23 という数値が示しているように、この酵母はこれ以上発酵しないという。

CEL酵母らしく香り高いが、以前に感じたほどカプロン酸エチル臭が鼻を突かないのは、自分が変わったのか、それとも酒の保存状態や、はたまた酒自体が変わったのか・・。
いずれにしても、甘酸っぱい。

日本酒のバリエーションを豊かにするインパクトあるお酒です。
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「のぼり窯」ならぬ「のぼり蔵」のような作業場の配置で有名なこの蔵は、元々「由利正宗」を醸して地元で愛飲されてきた、日本海にほど近い蔵。
以前にお邪魔したときは、高橋藤一杜氏にご案内頂き、新旧それぞれの良いところを取り入れて、こだわりの造りをされていたことが印象的です。

さて、雪の茅舍は何度も飲んでいますが、生酒の記憶はありません。
火入れは香りが生きて、ふくよかな輪郭のはっきりとしたイメージがありましたが、この生酒はとても優しくスルリと喉を落ちていくタイプ。
真鯛と鮃の刺身にぴったしとマッチして、美味しく頂きました。
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福島県は岩手県に次いで広い県ですが、そのほぼ中央に「三春滝桜」があります。そこから西方向に約10km行った船引町で玄葉本店は酒を醸しています。

この酒、無濾過生原酒だけどガツンタイプではなく、優しく人懐こい。
ほどよい香りとスキッとした米の旨味。
白身魚の天ぷらとぴったしでした(^^;
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寿司飯の「シャリ」の語源は、サンスクリット語の「サリ」=米という説があるという。
寿司や刺身につける「むらさき=醤油」の左に燗にして置いてほしい、という願いを込めて命名したと裏ラベルに書いてあります。

個性際立つ酒が多い中、主張を抑えて脇役に徹した、食中に楽しめる山田錦70%精米のお酒です。
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「日本酒を世界に発信する」というタイトルで、獺祭の旭酒造・桜井社長による講演がありました。(at早稲田・大隈ガーデンハウス。主催・ICC)
「カンブリア宮殿」の取材カメラが回っていましたが、想定外に面白い内容でしたので若干レポートします。

僕にとって「獺祭」は、人気の大手地酒蔵のイメージですが、ここまで大きくなった要因は「逆境」でした。

蔵の半径5kmの人口は300人!商圏の岩国市では、桜井社長の就任した1984年当時は四番手、売上げはピーク時の1/3という、いつ消えてもおかしくない酒蔵でした。
したがって、県内で酒米を調達するのも不自由していた。
今となっては良いお米を回してくれなかった当時の関係者に感謝したい。

当時、酒屋が急激に売上を落とす原因は、2級酒のヘビー顧客が肝硬変で入院することだった!
過去10年間売れなかったお酒を、過去10年間売れなかった取引先に、過去10年間売れなかったやり方で、売れるわけがない!
よって、市場を東京に求め、米を全国から調達し、量ではなく質を求める造りを始めた。

美味しいお酒を少量飲んでもらう。→純米大吟醸を造る。→すると、東京で売れ始めた。
現在、売上は量で16倍、金額で40倍に成長した。
山田錦の使用割合は7割。全国の山田錦生産量30万俵のうち、当社が4万俵を費消している。
成長の背景として宅急便の普及が大きかった。

同時に世界に市場を求め、約20ヵ国に輸出しているが、各国の上位5%の客層の味覚・嗜好は同じである。
アメリカ人だから味覚が曖昧だとか、フランス人は毎日ワインを飲んでいるから酸味が効いたものが好きだとか、そういったことは国全体としてはあるかも知れないが、上位5%の人達は皆同じだということが分かった。
よって、そこをターゲットにしている。
酒質で日本一を狙い、世界に日本の文化を発信していく。

以上、文責・星野

なお、最後に「2割3分」の試飲まで想定外にありました!
桜井社長と本セッションの情報提供をしていただいた古川万里子さんに感謝いたします。

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  • 遷宮に沸く伊勢神宮の御料酒は灘の「白鷹」。
    食物神である豊受大神宮(外宮(げぐう))の御饌殿(みけでん)で、鯛や鰹節、御飯や昆布・野菜などと共に毎日朝夕に供されてきました。

    そのお酒はラベルに「伊勢神宮御料酒」と書かれた、500mlボトルの特別純米のお酒とばかり思っていたのですが、実際は純米大吟醸酒だと!
    御料酒は蔵の中でも結界で仕切られた区域で造られているため、まったく同じ酒は市販されていないが、最も近いのが「大吟醸純米・極上白鷹」とのこと。

    俗人な私は「そのお代金は?」などと品のない質問を思わずしてしまいましたが、「一応、献上ということですので・・。」と蔵の人にやんわりと諌められてしまった。

    話しをうかがうと、大正年間までは神宮内で自ら酒造りをして(今でも酒以外の調理はすべて自前)いたが、物理的な問題か規制の関係で造れなくなり、その時(大正13年)に選ばれたのが白鷹だったとのことでした。

    遷宮効果で「今年は取引きの引き合いがとても多い」と蔵の方はにんまりされていましたが、「おかげさまで」との言葉も忘れませんでしたw。(おかげ横丁!)

    私は以前より白鷹の特別純米はいかにも日本酒らしくて結構好きな銘柄ですが、極上・大吟醸純米はその延長線上にありながら、舌の上を滑るようなまろやかさと優しさが際立っていました。 

    そういえば、今年の新酒鑑評会で20年ぶりくらいに、「香りのない自分の蔵の酒がなぜか入賞しました」とおっしゃっていました。基準が微妙に変わってきているのでしょうか、わたし的にはその傾向を歓迎します。
    (インターコンチネンタルホテル・東京ベイでの蔵元会にて)

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    札幌に単身赴任中の酒友も9月末で任が解かれるとのこと。
    最後の帰省時に、「同じ蔵で、同じ精米歩合で、同じ造りで、使用米だけ違う」酒として、国士無双の純米大吟醸を2本買ってきてくれた。

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    • 右が北海道産米「吟風」使用の「あさひかわ」。吟風は心白が大きいという。

      左が同じく北海道産米「彗星」使用の、「北海道限定」。こちらはタンパク質含有量が低く、淡麗な仕上がりになるという。

      精米歩合はどちらも45%、アルコール度15~16%、酸度1.3、日本酒度だけ「彗星」使用のほうが+5~6で、「吟風」使用よりも2~3+になっている。

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    • 「北海道限定」には裏ラベルが貼られていて、「洋梨を思わせるようなフルーティな香り云々」と記載されているが、実際は立ち香は少ない。
      私自身は香り系が得意ではないので好ましいが、フルーティさを期待した人にとっては「ちょっと違うだろう・・」となりかねない。特に最近は香りを際立たせる酒も多いので。

      どちらも複雑な旨味が折り重なった、しっかりしたお酒ですが、こうしたタイプは燗上がりするので試してみると、見事味わいが昇華しました。

      とりわけ、40度弱の「吟風・あさひかわ」は、そのゴツさが丸味を帯びてなんとも言えぬ嬉しさが。
      こうして飲むと「やはり夏でも燗酒が身体に優しい」と思う。

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    そして、今回彼は「王子サーモン」ではなく、日高産「銀聖」の炙り焼きサーモンを持ってきてくれた。
    この美味さは思わず感嘆するほどの筆舌に尽くし難いものでした。
    彼が北海道を去れば、これを味わえるのも最後だろうか・・。
    1回火入れの生詰純米大吟醸。なにが「PROTOTYPE」かというと、アルコール分15%の原酒を醸したこと。

    その狙いは「飲み易さと旨さの両立」で、17-8度の原酒のパンチ力ではなく、飲み頃のアルコール分でありながら、旨味を充分引き出すために、加水していない15度の原酒を、発酵を調整しながら造り出したのがこの酒。

    という理屈はあとから知った次第ですが、何も知らずに飲んだ印象は、最初口に含んだ時は品の良い香りと口当たりの良さで「優等生だな」というもの。

    しかし、ノドの奥を通り過ぎて、余韻の香りと膨らみが鼻腔をすり抜けていくと、「これはウマイな」と素直に思える。

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    軽くても薄さを感じさせないこの酒は「試験醸造」に終わらせることなく、定番酒として常駐しても良いのではないだろうか。

    しかも、4合瓶で1575円とリーゾナブル。
    群馬の酒というと、上越新幹線に乗ったようにスルーして新潟まで行きがちだが、実際は派手さこそないものの、しっかりした酒が多いと思う。
    途中下車しましょう!