大人の味わいで、固定したファンを持つ米宗。
やはり、燗酒が最高! 50度ちょうどまで燗づけしても、すぐに温度が下がって45度弱だったと思いますが、米の旨味の暖かい香りとなめらかな舌触りが、この酒の質の高さを物語っていると思います。

黄金唐梅・平成18年醸造は、ロウバイのようなラベルが印象的です。7年の熟成が穏やかなソトロン臭を漂わせ、時のうつろいを感じさせますが、これもやはり常温でも燗でも楽しめます。
rblog-20140302125556-00.jpgrblog-20140302125556-01.jpgrblog-20140302125556-02.jpg
57%まで精米した「夢山水」を9号系と18号系で醸した本品は、飲んだ七賢8種類の中でもっとも好みであった。
このような米の旨味が載ったコクのある生酒は、何杯でも行けそうな気になるから危険ではある。
適度な酸度(1.7)があるのは、9号系を併用したことによるためか?
これも蔵限定販売品であることが、ある意味残念ではある。
rblog-20140226161314-00.png
奥手の山田錦は寒冷に弱く、標高のある白州町では育て難いので、従来より地元産米を重用してきた山梨銘醸としては、山田錦に米質の近い「夢山水」(山田錦が母方。愛知県山間農業研究所による平成13年の品種登録。)を使用して醸した酒を造ってきている。

七賢の一人の名前を冠した本品は、やはり蔵限定販売品であり、夢山水を57%まで精米した日本酒度+6の吟醸生酒。
飲む際の突っ掛かり感がなく、滑らかに喉元を落ちていくが、さりとて物足りなさがあるわけではない。香味バランスが良く、飲み応えがある。

聞けば酵母は18系であったが、カプロン酸エチル臭が際立つ事もなかった。
rblog-20140225144827-00.png
4年ほど寝かせた酒ですが、いやらしい熟成感はなく、むしろ山廃造りのしっかりとした骨格が蔵の立ち位置を示しているように思える。
お勧めは燗酒か常温ということで、最初に常温で、次に一度51度までつけた燗酒で飲んだ。

銚子ではなく、本猪口ごと燗づけしているので、温度の低下は緩やかなはずだが、それでもこの時期だから冷める時間は速い。
結果、42-3度に落ち着いた時点が一番旨いように感じた。
女性陣の間でも評判が良かった。

日本酒好きの女子は濁り酒のようなフレッシュ感のある酒が好きな一方で、コクのあるしっかりした酒も好きなようだ。
入門者を除けば、酒の好みに男女差はないという事でしょうか?
rblog-20140228142645-00.jpgrblog-20140228142645-01.jpg
熊澤酒蔵の「湘南ビール」かと思ったら、日本酒!
生ビールタンクから細い管で注がれました。
湘南の海をイメージしたのか、ネーミングは「さざなみ」。
これがウマイ(^-^)!
一杯200円くらいだったと思います@からきや(西太子堂)。
へたなビールを呑むより安くて美味い。
rblog-20140227125143-00.png
先ほどアップした「風凛美山」の生原酒版。造りは一緒で、加水・火入れをしていない。(アルコール分19%)
「向秀」とは、七賢の一人。
蔵からの配布資料では、「軽快でなめらか」なタイプと紹介されていて、なめらかには違いないが、軽快というよりはむしろ旨口タイプ。
この酒は、日頃日本酒ばかり飲んでいる試飲会参加者の間でも、「手応え有り」と評価が高かった。

なお、本品は蔵のみでの限定販売。
rblog-20140224160921-00.pngrblog-20140224160923-01.png
甲斐の国らしい「風林火山」をもじった「風凛美山=ふうりんびざん」という酒銘。
ひとごこちとあさひの夢を70%精米して、901号酵母で醸した純米酒。
1月搾りの一回火入れ酒だが、さらっと飲みやすくて、やや辛口・酸味もあることから、食中酒に向いているのではないか。香りも抑え気味だし。
ぬる燗も良いでしょう。

酒に飢えている状態の時だと、物足りなさを感じる人もいるかも知れない。
rblog-20140223204959-00.pngrblog-20140223205000-01.png
七賢を醸す山梨銘醸は、サントリーの白州工場と同じ町内にあって、仕込み水に恵まれている。
比較的軟水だけど、必要なミネラル分には恵まれているらしい。
もっとも、こちらは264年の歴史がある蔵だから町内では大先輩にあたる。

限定36本ということだから、斗瓶で3-4本採ったもののうちの一本という事だろう。
酒米はやはり山田錦、40%精米、酵母は901と1801とのことにて、どの段階で掛け合わたかは不明。

出品酒らしい綺麗な大吟醸酒で申し分ないが、この手の酒はどの蔵のものを飲んでも所詮似たようなもの。
乾杯のご挨拶代わりに振る舞われたとして感謝の気持ちを持って飲めば良いでしょう。
rblog-20140222225845-00.pngrblog-20140222225847-01.png
日本酒愛好家のハートをきっちりつかんで人気酒となった風の森。
その中でも「笊キ採り」はこの蔵が独自に開発した、「袋吊り」の上をいく搾り方で、ざる状のスクリーンをモロミの中に沈める事により、その浸透圧で空気に触れる事なく酒を搾ることができます。

よって、酸化せず香りが生き生きと広がるのが特長です。
今回も純米の旨味と大吟醸の綺麗な透明感が、心地良く舌と喉を通っていきました。ちょっと高いけど、飲んで良かったお酒。またあれば注文するでしょう。

精米歩合45%、使用酵母K-7系、モロミ日数40日、日本酒度2.0、酸度1.6 ですが、優しい印象のためか表示以上に甘く感じました。
rblog-20140221143536-01.pngrblog-20140221143534-00.png
2012IWC「チャンピオン・サケ」を福小町・大吟醸で獲得した木村酒造は、雪深い秋田県の湯沢で400年近い歴史を持つ蔵。
今回、その特別純米を飲む機会を得た。

角の取れた落ち着いた香りと味わい。
米の旨味はもちろんだが、適度な酸味が料理の食欲をますます促進する。

刺身も好相性だが、菜の花のおひたしともベストマッチングだった。
日本酒バンザイ!と言いたくなる。
rblog-20140220161649-00.pngrblog-20140220161651-01.png