濃尾平野の中央、長良川の地下水が豊富な現在の岐阜羽島、江戸時代の美濃国のこの地で創業家が酒づくりを始めたのは、1738年というから三世紀近く前のこと。

その蔵「千代菊」では、有機米を使用した酒造りに力を入れているようです。
その有機米は「合鴨農法」によるもので、もちろんJAS有機認定米。

今回の純米吟醸はだいぶ洗練された印象で、旨味と香りと喉越しに品の良さを感じます。
岐阜県にはうまい酒が多いと思う。
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東京ではあまり知られていないこの蔵ですが、北海道産の酒造好適米「彗星」を使って味わい深い純米吟醸酒を造っていると思います。
ちょっと個性的と感じるかも知れませんが、さらりとしたどこにでもあるような酒よりも面白い。
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「竜門を登る鯉は瀧になる」==「登竜門」から命名した「瀧鯉(たきのこい)」は、灘の木村酒造で造られていましたが、5年ほど前に廃業し、今は同じ区内の桜正宗に引き継がれています。

桜正宗は400年近い歴史を持つ蔵で、「宮水」の発見、酒の代名詞でもあった「正宗」の元祖、そして協会一号酵母を分離するなど、酒造の歴史とともに歩んできました。
今でも根岸の「鍵屋」など古典的な居酒屋では定番酒です。

さて、瀧鯉ですが、旨味のしっかり載った濃いめの酒をでした。冷やで飲みましたが、燗にしても良いでしょう。
同席した利き酒師さんはたいそう気に入ってました。
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河津桜が満開の三浦海岸に降り立ち、目指す店が満席で1時間以上待ちだったため、やむなく他の居酒屋へ。

生ビールを飲んだあと、日本酒を探してもこれといった飲みたいものが無い。
コスパの良い300ml瓶の本品を注文して飲んだら、結構合わせられる。
この手の生貯蔵酒は、だいたい独特の臭いがあってあまり積極的には飲まない方でしたが、これは変な癖が無くていける。

同じ新潟県の有名銘柄もあったので飲み比べましたが、こちらの方が好み(^-^)
店の在庫瓶はすぐに無くなりました。
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門外不出の酒造好適米「祝」米は、20数年前に伏見酒造組合が中心となって復活させた京都府の米。
この米を使っての醸造は、京都府内の蔵に限られるので、米粒のまま府外に出ることはない。

その「祝」を100%使って造った純米大吟醸シリーズが井筒屋伊兵衛です。
最高が35%精米で、今回の酒は40%精米。

この日の齊藤酒造の試飲会で、最も人気が高かった一本です。
山田錦の純米大吟醸「一吟」とくらべ、味わいが濃く、ふくらみが豊かと言えるでしょう。
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齊藤酒造の齊藤社長は話しが上手で面白い(≧~≦))ププッ。
「私達は単に酒を造っているのではなく、酒を通じて楽しみの場を提供できるよう心掛けている」との言葉は、マーケティングの先端をいく重みあるものです。

試飲しながら30分以上あれこれと楽しいお話しを頂いたが、最初の試飲酒がこの生原酒でした。
私の拙いイメージで、伏見の酒は何となくもったりした印象がありましたが、この生原酒は切れ味良くフレッシュで、正直なところびっくりしました。

試飲後、30名くらいの参加者一人ひとりが本日のベスト一杯を感想表明しましたが、大吟醸3種を向こうに回して互角に票を集めていました。
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英勲を醸す齊藤酒造が、井筒屋伊兵衛・三割五分磨きと並ぶ高級酒として出す一吟。
吟醸酒の中で一番である事を願って命名したものだ。

井筒屋が京都府門外不出の「祝米」を使用しているのに対し、一吟は全量山田錦を使用、精米歩合は同じ35%である。

飲み味は極めて綺麗で透明感が高い。
その分、淡麗と捉えることもできるが、旨味が無いわけではなく、香りも適度に抑えられていて「素敵な酒」と思えた。
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