昨日と今日とお悔やみ事が続いて 東京からも長女が帰ってました。
両方とも得意先のご不幸だったので 一緒にお悔やみに出かけました。
お悔やみに伺ってなんとも心細そうな顔で迎えてくださった奥様にお会いして
５年前の自分の姿と重なってしまいました。
主人が亡くなったとき私はまだ６０歳でしたから
何とか頑張って乗り越える事が出来ましたが
７０歳過ぎてご主人亡くされた方はどんなにか心細く寂しいでしょう
と思うと 胸が痛くなります。
７０歳過ぎまで一緒に暮らしてらしたのですから
きっと仲の良いご夫婦だったのでしょう。
毎年暑い夏が来ると ５年前の主人を看病していた頃を思い出してしまいます。
７月 ８月は私にとって一年のうちで一番辛い季節です。
でも不思議と５年の歳月が辛さや悲しみを少しずつ消してくれて
生きる勇気や力に変えてくれます。
年月とは本当に不思議ですね 辛いことは少しずつ忘れていけます。
だから人間は生きていけるのですね 全てを引きずっては生きていけません。
何年か先 主人に会った時に
娘や孫が幸せに暮らしている事
そして私も一人で一生懸命生きた事を 主人に伝えなければなりません。
毎年夏は主人が確かに生きていた事を確認できる季節です。