こんにちは 🤗 

気温が上がってきて、
アイスコーヒー🧉が たまらなくおいしい✨と、感じられる季節 になってきました。

仕事が終わって、職場の小さなコンビニに
立ち寄って、
氷がじゃらじゃら 入ったのを  一杯飲んで
…  至福✨

カフェインのせいか、疲れもやわらぐ気が
します。
(ガソリンを補充しているような感もあり
…😅)

やめられませんね✨


🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷


さて、1度描いてみたかった!
(*単なるマンガ絵ですが…)


ヤマトタケル 
 その4 (最終回)


前回はこちらから、、




話をザクッと続けます。
* ちなみに 通説 です
大目に見てやって下さい  


  🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 



ヤマトへの帰路の途中
長年の旅、戦疲れか  (or 栄養不足?)
次第に体調が悪くなってきたタケル


自分に不可能なことなど なかった。

いつだって なんだって 上手くやれる
と 信じていた。

なのに、どうしたんだろう…?

体が重い… 思うように動かない… 



 動かない体が、うらめしい…


杖をついて、のろのろ進み、

足が腫れて、三重にくびれた餅のように…

(→杖衝坂・つえつきざか・三重県 

四日市市)


*  足が腫れ上がる・疲労・倦怠感 
  脚気(かっけ)という病気かな? と
 勝手に思いました。
(*ビタミンB1欠乏症による。
昔の陸軍兵隊(明治・大正時代) などに
多かったとのこと。 非常に苦しいらしい…)


そして、

もう、ヤマトには、戻れそうにないな… と 

感じ、故郷を偲び、歌を詠みます。


誰でも、一度、見たこと
聞いたこと、あるかもしれない


あの歌…




倭 は 国 の ま ほ ろ ば 
たたなづく 青垣  山 籠れる
倭し 麗し



やまとは 国の優れた場所  (=真秀ば)✨

重なり合った青い垣根のような 山やまに

かこまれた やまと は

ほんとうに美しい  …



*この歌の 最初  (あと最後かな)
時々、旅のCMやポスターなどに
使用されてますよね ^^




ヤマト は美しい自然に囲まれた、
この時代においては キレイに整備された都で、タケルにとっては、
この上なく誇らしいものだったでしょう

その後、能煩野  (のぼの・三重県 亀山市)
まで、なんとかたどり着きましたが、


そこで、とうとう息絶えて
しまいました。



享年は 42、もしくは  30前後
(諸説あります。いずれにせよ、若かった)



ちなみに、「やまとし  麗し」を含めて
四首の  国偲び歌  を残していますが、

いずれも 戦に明け暮れた
アグレッシブな男が 詠んだとは思えない、
素朴な、若者らしさも感じさせる歌 です。


戦好きな男  だと思っていましたが、
父・景行天皇の命に従い (→ 逆らえない )
国の平定のため、
やむを得ず 遠征に出ただけで、

本当は故郷を離れたくなかった
もっとずっと早く帰りたかった…

という、気がしました。

ヤマトタケルの訃報は、
早馬によって、都へと送られ
ヤマトにいた妻(后)、御子たちは
はるばる伊勢まで駆けつけて来ました。
(伊勢に墓をつくる) 
→  現在:  能褒野墓   
(のぼののはか、三重県 亀山市)



そして、皆、墓の回りで、嘆き悲しみ、
歌を詠みます。

すると、

ヤマトタケルは大きな白い鳥
(八尋白智鳥・やひろしろちどり)  
姿を変えて、墓から飛び立ち、
海のほうに向かって飛んで行きました。


妻(后)たち、御子たち、諸々…

追っかけます

歌 詠みます


内容は、


(悲しくてたまらない…   離れたくない… 
行ってしまわないで!  涙)   

そんな内容ですね。

*  その妻(后)たちが、
ヤマトタケルの死を悼んで 詠んだ歌 
四首、今でも天皇の  
大御葬歌 (おおみはふり‐の‐うた) として
歌われて (詠まれて…?)  いるそうです。
(今回、初めて知りました!)
 
この慣わしが ヤマトタケル が逝去した
古代から 行われているかは
定かではないらしいのですが、
明治・大正・昭和天皇の 大喪の礼 に
おいては、歌われた(詠まれた) とのこと。


日本って国は、やっぱり

すごい歴史もってますよね …✨


今回、
あらためてそう思いました!



そして、白鳥は伊勢の国から
河内の国・志幾まで飛んで行き、

→現在:  白鳥陵  (しらとりの みささぎ、

大阪府 羽曳野市)



そこで羽根を休めた後、天にかけ上がり、
いずこかへ飛びさって行きました。



*なお、奈良県 御所市 にも 

白鳥陵 (しらとりの みささぎ)  あり




   なつかしい  故郷…



🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹


天皇である父に 愛されることのなかった
皇子のお話…


これにて

お し ま い  🌿


ヤマトタケル  、、

日本の野山を タフに翔け抜けていった
人生でした!