新たに購入したナイロン生地のサコッシュに、ホワイトトナー転写を施してみました。
今回使用するデザインは、家内が作ったリースをもとにイラスト化したものです。
最初に使用したのは、白い縁取りを入れたデザインです。(下図)
完成したものを家内に見せたところ、残念ながら評価は「いまいち」でした。
そこで次に、ベースとなるリーフのイラストはそのままに、ブルーの楕円形の枠で囲んだデザインを試してみることにしました。
ところが、転写時の糊付け工程で思わぬ問題が発生しました。外周の青い部分に、プラスターの糊がうまく密着していない箇所が出てしまったのです。(下図)
原因を調べてみると、どうやらシアントナーの濃度が低い場合に、このような現象が起こりやすいことが分かりました。
また、今回のテストでは新たな発見もありました。
それは、シアントナーの下にホワイトトナーが印刷されている部分では、この密着不良がほとんど見られなかったことです。
そこでデザインを少し変更し、ブルーの薄い部分にもホワイトトナーを下地として敷くことにしました。
その結果、プラスターの糊の密着不良を抑えることができました。(下図)
今回のテストでは、デザインを変更するだけで問題を回避できる可能性があることが分かりました。
ホワイトトナー転写は、単にデザインを印刷するだけではなく、トナーの濃度やホワイトトナーの重なり方によっても仕上がりが変わるようです。
まだ試行錯誤の途中ですが、こうした小さな発見を積み重ねながら、より安定した転写方法を見つけていきたいと思います。
※転写紙は、クイックアートのType Wです。ナイロンサコッシュへの転写紙の貼り付けは一回目、温度125℃、プレス時間20秒。仕上げは一回目と同じ125℃、プレス時間5秒で行いました。


