ジョイクリニック管理栄養士です。
5月入り、なんとなく疲れやだるさを感じることが増えてはいないでしょうか
春のだるさ、五月病も心配。。。
もともと3~5月の春は、寒暖差や気圧変化が大きく、進学や異動など、環境変化も多い、ストレスを感じやすい時期です。
そこへコロナ禍での生活スタイルの変化が加わっています。
通勤・通学が減少し、、歩行数が激減。体を動かす機会が減ったことが、不調の1因になっているかもしれません。
もしも、自分や子供にこんな変化が見られたら注意
気持ち編~
朝、気分が落ち込んでいる
・集中力が無くなった
・仕事や学校に行きたくないと感じる
・やりたいことが分からず、やる気が出ない
・いらいらしている
・何かに不安を感じている
・周囲への興味関心が薄れている
人と会うことを面倒くさく感じる
・人間関係に悩んでいる
・自分に対して落ち込むことが多い
からだ編
・睡眠が十分にとれない
・布団から中々出てこれない
・頭痛やめまいの症状がある
・いつもだるい、疲れやすい
・食欲がわかない
・身だしなみを整えることに手を抜くようになった
など…
もちろんこれだけではありませんが、「最近なにをするにもおっくう」
「あ、うちの子いつもと違うな!」とマイナスな面で気が付いたら要注意です。
食事から自律神経を整えよう
自律神経の乱れを防ぐために
規則正しい生活
など当たり前のことが大切。
取り組みやすく効果が高いのは 食事 です。
まず、3食を決まった時間に取りましょう。1日の自律神経のリズムを整える助けとなります。
特に朝食をとること。
午前中にエネルギーを摂取することで、寝ている間に下がった体温が上がり、副交感神経から活動的な交感神経優位の状態に切り替わります。
しっかり、たんぱく質や炭水化物を補給しましょう。
栄養のバランスも大切です。
自律神経の乱れやすい人は、調子が悪くなると食事をおろそかにしてしまうことがあります。
体調が悪いときは栄養も偏りがちなので、食事のバランスを忘れないようにしましょう。
意識して摂りたいのは、
神経の高ぶりを抑える ビタミンB群 、
鉄分 も脳への酸素運搬や神経の伝達をよくして、だるさの解消に役立ちます。
亜鉛 は体と心のストレスを調節してくれます。
そして、特に注目したいのは
マグネシウム
食事バランスが崩れるとマグネシウムが不足しがち
過度なストレスは、マグネシウムの排泄を増大させる
心が安定しない理由は、朝は食パン、昼は菓子パンや単品ものといった食事と関係あるかもしれません。
マグネシウムは、カルシウムの働きを調整する作用があります。精神を安定に保ち、筋肉や心臓の健康を維持してくれます。
マグネシウムには身体の中に栄養素を届ける役割があり、不足すると疲れやすくなります。
女性は月経前にチョコレートを食べたくなることはありませんか?
ホルモンバランスが不安定になることでチョコレートのような炭水化物とマグネシウムを多く含む食べものに走ってしまいがち。
より健康的にマグネシウムを補うためにはチョコレートではなく、ナッツ類や昆布、ほうれんそう、ゴマなどを食べて、より効率よく健康的に摂取してみましょう。
これらのミネラルは、体の中では作ることができません。旬の食材など、できれば食事の中で摂るようにしましょう
これさえ食べればOKというようなものはありませんが、精神的に不安定になるときは
食生活が大きくかかわってくることが多いです。、食事にも気を使ってみませんか。
夏の暑さに向けて今から体を整えることで、気象の変化に負けない体づくりをしましょう
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