ジョイクリニック管理栄養士です。
今月の栄養だよりは
大豆製品を食べましょう です
昔から食べられていた大豆製品。
しかし、肉や卵とよりも、食べる機会が少なくなりがちです。
そんな大豆の力を見直してみましょう
植物性のタンパク質というと、肉や魚よりも栄養価は劣ると思われがちですが
大豆の場合は例外的
大豆に多く含まれる必須アミノ酸は、体内では生成されないため、
食物から身体に取り入れなければならないもの。
食べることで手軽に必須アミノ酸を摂取できる大豆は、大変ありがたい存在なんです。
そして、大豆にはイソフラボンという、嬉しい成分が含まれています
【大豆に含まれるイソフラボン(エクオール)の働き】
悪玉コレステロールを減らし、高コレステロール血症の予防
肥満・生活習慣病予防
更年期障害の症状の予防
のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸、息切れ、手足の冷え
肩こり、腰痛、関節痛、背部痛、手のこわばり、手足のしびれ
認知症などの予防
生活習慣病による認知症・判断力・集中力の低下の予防
関節痛の予防
では、大豆製品は1日どれくらい食べればよいのでしょうか
イソフラボン量にして1日45㎎です
※赤字はイソフラボン量
エクオールの材料となる大豆イソフラボンは、体内にずっととどまることができません。
個人差はありますが、摂取してから1日でそのほとんどが体外に排出されてしまいます。
一度にたくさん摂取したとしても翌日にはほぼ排出され、効果が期待できないのです。
エクオールのチカラを生かすためには、大豆食品を毎日欠かさず摂取することが大切です。
毎日の食事に少しずつ取り入れてみてくださいね
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