■■


■@future 2002 Aug. 30


■ 男冥利で子孫繁栄



■           星 あゆむ          


■■


          


        ●●ある八月の事●●


春男>


おい秋夫、きのうはかなり酔っぱらってしまったよ。あの後中学生ぐらいの女の子から声をかけられてホテルに行ってしまったよ。




秋夫>


オイオイ、中学生なら犯罪だよ。




春男>


ところが朝起きてみると横に寝ているのはどう考えても四十代の下腹の出っ張った女なんだ。




秋夫>


おまえ、悪酔いしてたんだよ。


         ●●四ヶ月後の冬●●




春男>


おい、秋夫!この前の夏、「中学生ぐらいの女の子に声をかけられてホテルへ行ったら、次の日に四十ぐらいの女になってた」と行ったの憶えているか?


秋夫>


全然憶えてないよ




春男>


また、あったんだよ。でも、今度は、朝起きたら二十五ぐらいの女さ。下腹は出っ張ってたけど。その子に、「去年であった?」と聞いたら「違うよダディ」って言われたよ。。それが二晩続いたのだよ。「昨日の子?」って聞いたら


   「違うよダディ」だってさ、ダディってなんだ




秋夫>「


ダディ」ってか。何だったかな?ああ、まあ、いい思いしたんだから、


 


            ●●次の夏●●


春男>


おい、秋夫。今年の夏もまたやったよ。中学生ぐらいでスリムな身体をしてい


   たさ。今年は、朝起きたら二十ぐらいの女に変わっていた。でも、下腹は出っ張っていたよ。




秋夫>


またまた、




春男>


おい、秋夫。昨日も起こったよ。四日続きさ、先週の女の子と良く似ているので「先週の子」と聞いたら。「違うよ、グラン・バ」って言ってたよ。グラン・パてなんだ?




同僚の雪子さん>


春男さん、最近評判悪いよ。いっぱい夜遊びしているって。海岸通でナンパしてのでしょう。




春男>


そんなことはないよ。だれがそういってるの?


 


            ●●次の年の夏●●




春男>


おい、世の中どうなってるのだ。定期的に突然、女が押し寄せてきて、Hして欲しがるのだろう。




秋夫>


おれには、そんなこと一度もないさ。一度紹介してくれよ。




春男>


じゃあ、今夜俺についてこいよ。


秋夫>


春男、このあたりかい




春男>


そうだよ。あそこにいる女の子がいつも俺とHしたがるのさ。




秋夫>


このあたりの雰囲気はなんか変だよ。良くみてみろ、全員、みんな同じ顔


   をした女の子ばかり。




春男>


整形美人かなんかだよ。流行っているのさ。




秋夫>


おれ気味が悪いので帰る。


 


            ●●1年後●●


 


春男の上司>


おい春男。出張がえりだけども、このところ、受付に沢山女の人が面会


  にきているそうだ。子供連れやお腹の大きな女の人だ。今日も合計二十人はいるそう


  だ。「この子のお父さんに合わせてください」と言っているそうだ。はやく行って何とかしてこい。




同僚の雪子さん>


春男さん。とうとうあなたはやってしまったのね。あなたにあこがれていた経理の冬子さんも妊娠させたでしょ!「一人で産む」と言っているわよ。先週の夜は、私にまで言い寄ってくるなんて。どうかしているよ。




春男>


それは絶対に違うよ。昨日まで長期海外出張で一年も日本にはいなかったよ。


  確かに、日本にいるときは、遊んだけども、いつも同じ顔の女ばかりだよ。海外でも遊んだけど、どういう訳か同じ顔の子さ。




       =========受付で========


  


女性A>


「このお腹の子供どうしてくれるの?」


 


女性B>


「あっ、あの人がパパよパパって言ってごらん」


 


女性C>


「えっ、あなたは、他の人にも子供を産ませているの」


 


女性D>


「このお腹の子供どうしてくれるの?」


 


女性E>


「あの人がお父さんよ!」


 


女性F>


「この子、二才だけど、もうこんなに大きいの。お父さんと同じくらいの大きさに成長しました。お父さんに似て、頭は悪いけども、早熟なんです。」


 


春男>


「夢ならさめてくれ~~~~~~~。きっと俺と同じ顔をした奴が一杯いるのさ~~~~~~~。」


続きはあした
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伊野アーサーの双子の兄弟の星あゆむです。
得意なジャンルは宇宙や科学技術やら人間の価値についてのSF短編を書いています。
☆☆☆☆★ ペット好きのこまった息子  ☆☆☆☆★                         星 あゆむ 

母>
「うちの子供について相談なんですが?」

カウンセラー HAL>
「どうしました?」

母>
「すごくペットの犬ばかりと遊んでいて困るのです。」

HAL> 
「良いんじゃないですが、命を大切にする事から、ペットとの交流でまなぶ事は多いと思いますが。」

母>
 「いえ、息子がかわいがっているのは、本物のペットではなく電子ペットなのです。いままで貧乏だったので、本物のペットに食べさせるドックフードが買えなかったのですが、なんとか家計のやりくりをして本物の犬を買って与えたのですが、電子ペットの方にばかり愛着があるみたいなのです。

HAL> 
良いんではないですか。犬としてのあらゆる機能がプログラムされているから、まったく犬とおなじでしょう。電子ペットと本物の犬はうまく遊んでいるでしょう。問題がでるのは、本当の犬の方が、電子ペットとうまく行かないことがあるようですが。蚤もつかないし、オシッコもしないし、死ぬことも無いから、言うこと無いのでは?
母> 
でも、私の息子には、本物の命の体験をして欲しいと願っているのですが。

HAL>
 お母さんの言うことは、理解できます。でも、息子さんにとって、ペットはペット、差別したらいけません。動物愛護条約というのがあるでしょ。ロボットもそれと同じなんです。

母> はい。

HAL> 
息子さんにとっては、自然な気持ちを大切にすることの方がいいはずです。最近、電子ペットをすてる人達が増えて社会問題になっているではありませんか。要らなくなったら、バッテリーを抜いて、プログラムを消して、資源ゴミとして出すように指導されているのに、それを守らないで電子ペットを捨てる人達がいる。

母> 
 それは、いままで可愛がってきた人が、ペットがかわいそうだと思うから、電子ペットを捨てているのだと思います。私には、本物の犬と電子ペットのどちらかを処分しなければならないとしたら、資源ゴミではなく、どこかで電子ペットを捨てます。

HAL> 
 それは、人間の持つ身勝手な執着ではありませんか。資源が枯渇しつつある現代には、電子ペットの方が合理的でしょ。家電製品が会話機能を搭載し、口頭で指示できるようになり、作業ロボットに変化してきたいま、知的対話プログラムをもった多機能ロボット(電子パートナー)が出回りつつあるではありませんか

母> 
それに対しては、今、法律で規制するかどうかが国会で論議されていますが

HAL> 
でも、議員さんは、すでに秘書プログラムを、ヘッドホン型携帯コンピュータに組み込んでいるでしょう。それがどうして人間型ロボットに移植して悪いんですか。
 

<<ピンポン、もうすぐ時間です。このカウンセリングプログラムを続行  したい場合は、口頭操作ではなく、継続のキーを押してください。  支払いは、明日の朝九時に、電子決済されます。>> 

▼ 編集・発行 岩崎正春 hal4life@joy.ocn.ne.jp

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2003/04/30発行の @future weeklyより


★  One day @future


   SF 日本釣り紀行 (7)  紀州 編
このSFを書いたときは、2003年の四月でした。地震が来たときの警告のつもりもあって書きました。でも東北に大震災と津波が来るとは考えてはいませんでした。あるいみSFとして書いていることが起こってしまっので3.11の時は本当に怖かったです。


 


 平成の第二南海大地震・東海大地震の話、


伊野 アーサー (Iknow Arther)


 


地球温暖化で、世界の海水面が五メートルから七メートル上昇し、第二次南海大地震・第二次関東大地震で日本の都市部が大被害を受けたかなり近い未来の釣り紀行です。


 


 今回は紀州(和歌山県)です


 


鈴木>


「ここまで、意外と速かったね。近畿自動車道も、阪和道路も、それから先の自動車道路も、海岸を走っていなかったので、道路周辺は、海面上昇や大地震の被害が少なかったからね。これが無かったら、今でも、和歌山の南部は陸の孤島震災やね。」


 


箕面>


「白浜空港がある」


 


鈴木>


「そうやな。白浜空港はめずらしく、丘の上にある。これが第二次南海大地震の時には役にたったんや。紀州も 白浜までくると、よく釣れるね。イサキなんか入れ食いだし。チヌ(黒鯛)も50cmを超えている。なかなかのもんだ。箕面さん、アンタはルアーでさっきか ら釣ってるけどもなにが釣れているの。」


 


箕面>


「メッキの大きくなったヤツさ。メッキとはもともと南の海のギンガメアジやカスミアジやロウニンアジの子供なんだけど、地球温暖化で、このあたりで成長して、1メートルぐらいのはよく釣れるようになった。」




鈴木>


「メッキね、そういえはアンタはもともとこのあたりの出身だと聞いていたけど。」


 


箕面>


「オヤジが、ここの漁師の家に生まれたんや。」


 


鈴木>


「そうか、なら実家はまだあるんか?」


 


箕面>


「海の底や。さっき船をだしたところの近くに沈んで。おばあちゃんの実家はお寺で、丘の上にあって、今でも 家は無事やけども、おばあちゃんは、下のお店で、買い物してる時に津波で逃げ遅れて行方不明や。年寄りの足では、寺まで二十分では帰れんかったんや。親戚 もたくさん死んでしもた。」


 


鈴木>


「悪いこと聞いてしもたかな。それで何となく元気がなかったのやな。」


 


箕面>


「かまへん。こんな話、珍しいことあらへん。おばあちゃんのお寺の言い伝えを守ってたら、みんな、地震や津波で、死ぬことはなかったんや。それから東京に出張していたオヤジも、第二次関東大震災の津波の時に、ビルが避難場所になってたら死ぬことなかったのや。」


(著者中 この SF を書いたときはビルが避難所にすることにはなっていませんでした。幸いなことに、東北の大地震もあって現在はビルは避難先になっていますが、だから、この話とは食い違っていますが、)


鈴木>


「お父さん、あんたが五歳の時に、死んだ言うてたけども。東京に出張中やったのか。」


 


箕面>


「テレビのニュース・カメラマンの仕事をしてたんや。第二次東海大地震の後、東京の官庁街の周辺で取材して たら、第二次関東大震災が続いておこった。そして、津波が襲ってきたんや。耐震設計の官庁やオフィスのビルは夜なので、ドアが閉まっていた。それでほとん どの人が流されてしまったんや。おとうちゃんは、撮影中に流されたんや。ビルは無事やったんやけども、人間は死んでもた。夜でもビルの中に、避難できる様 にしておいてくれたら、何万人もの人が死ななくてすんだんや。」


 


鈴木>


「そうか、おとうさんが流されながら撮影した映像は、有名やで。地震のビデオの記録で、見たことあるで。たしかに、東京も大阪も、大きなビルは無事やった。今でも残っている。第二次東海大地震の2日後の夜に、第二次関東大震災が起こったんやったな。そして次の年に、南海大地震や。その時は昼間やったから、大阪の人は、東京の教訓で、ビルに逃げて助かったんや。うちのお母はん、ビルの掃除の仕事をしとって、上の階に逃げたから助かったんや。そんな話つらいやろ。」


 


箕面>


「いいや、言わん方がつらいんや。おばあさんのお寺には、宝永地震(1707年マグニチュード 8.4 死 者二万人、六万戸の家屋全壊)の時の記録も、安政の地震(1854年 マグニチュード 8.5 死者数千、家屋全壊 四万)の記録と碑が残こっとった。1946年の昭和の南海大地震の時は、1350人死んだ。一万五千軒が被害をうけた。先祖が、われ われ子孫に「地震の時には、潮が速くなったり、井戸が干上がったり、大量にウナギが捕れた」という記録を残してくれたんや。お寺の碑には、「この碑の上の 線まで津波が押し寄せたから、これより下には家を建てるな。懲りて慎め」と書いてある。そやけども、そんな事を本気にした人は、ほとんどおらへんかった。 みんな平地が便利やからと、低いところに家を建てたり、海を埋め立てて、工場を造った。それで地震が来て、家だけやない、命も失ったのや。たいていの人 が、大事なものを車につんで逃げようとしたけども、信号は停電やし、じゅずつなぎで、逃げられなかったんや。車と一緒に死んでもた。」


 


鈴木>


「そうやな、その事は小学生やったから、子供の頃やったけどよく知ってるで。地震で大勢の人が、怪我をした んや。そやけども、あの時は救急車は来なかった。何万にもの人が同時に怪我をしたんや。町中けが人だらけで、道路は放置された車で救急車や消防車は動けな かったんや。悪いことに、あの時の人は、ちょっとした傷口の消毒も自分らでは出来る人はほとんどいなかった。クスリや包帯を家に置いている人も少なかっ た。学校でも手当の材料もわずか。看護婦さんも家には何も置いておかなかったんや。「すぐに救急車で病院に行けば、手当てしてもらえる」と油断していたん や。救急手当として教えていたのは、人工呼吸と心臓マッサージが主で、救急車が来るまでの処置や。救急車が来ない時の想定がなかったんや。」


 


箕面>


「そのてん韓国では、違ったみたいやで。国民皆兵で、男はみんな軍隊に行くやろ。そこで怪我した時には、自分らで手当てしたりするセルフ・メディスン技術を習ってたから、それで命を助かった人がおおぜいいたんや。」


 


鈴木>


「日本の学校では、ほんまに必要なこと、命を守る事をなにも教えてなかったんやな。怪我は、すぐに保健室と 病院、食べるものは、買うだけなど、自分の力でなにも出来んようになってたんや。その点うちのオヤジは、流行らないアウトドアスポーツのガイドとインスト ラクターやったから、日本がダメになってからは、大活躍やったで。」


 


箕面>


「そやな、アンタのお父さんには、世話になったな。オトウチャンが死んでからは、親代わりや。食べられる植物、栽培法、魚の取り方や、鳥や動物の食べ方なんか教えてもろたで。」


 


鈴木>


「それは、オヤジが若い頃はアフリカでガイドしとった事もあったので、動物やトカゲや蛇の食べ方を知っていたからな。ネズミも食べたし、近所の飼い犬や飼い猫も食べてたんやで。」


 


箕面>


「うそやろ。そういえば、アンタ所に行くと、よう肉料理を食わしてもらったな。ゲーエ。犬や猫やったんか?でもうまかったで。」


 


鈴木>


「そうやで、近所の人や年下の箕面さんには、可哀そうやから何をたべているかだまっとりとオヤジが言うとった。」


 


箕面>


「そうか、お陰でいまでは、魚でも動物でも、なんでも捕まえて食べられる様になったもんな。それに、アンタのオヤジさんは、カヌーやヨットや船なんかも自分で作ったり、ソーラーモーターや風車発電も自分で作ってたんや。」


 


鈴木>


「どれもその当時の日本では、機械は買うもので、個人で作るもんやなかったけども、海外のジャングルや大自 然の中では、機械の故障は当たり前。メンテや改造は、でけんと生きて行けへんかったらしい。そういう特技が役にたったんや。自分で作った機械や、集めてき た機械などを、被災した人に、提供したり、教えたり、助け合ったりする事をしてきたから、他の所みたいに市民同士が争わないで生きて行けた。そやけども、 オヤジがペットの誘拐犯とはだれも知らなかっただろうけど。」


 


箕面>


「また、ペットが飼える時代になるやろか?また、釣れたで。」


 


鈴木>


「あっ、痛!ルアーが服にひっかかったで。気つけや。」


 


箕面>


「こんどは、スズキさんが釣れたで」


 


紀州(和歌山)編 おわり

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   SF 日本釣り紀行 (6)  琵琶湖 編
2002年に書いたモノです。

          

                伊野 アーサー (Iknow Arther)

 地球温暖化で、世界の海水面が五メートルから七メートル上昇し、第二南海大

地震・第二次関東大地震で日本の都市部が大被害を受けたかなり近い未来の釣り紀行です。

 今回は琵琶湖です

 

 

箕面>

「琵琶湖には数回も釣りに来ているけども、来るたびに琵琶湖が変わってきている。奥美濃の帰りは、いままで通りの琵琶湖だったけれども、いまは琵琶湖が大きくなってきている。JR の鉄道の線路の所までが湖になっている。温暖化で海水面の上昇はわかるけども、海抜80メートルの高いところにある琵琶湖がなんでこんなになるのやろか。」

 

鈴木>

「それは去年の奥美濃の釣りからの帰りの時、このあたりは梅雨にも雨が降らずに台風もそれて来なかったか ら、ば琵琶湖の水位がさがってしまったのだったね。ところが、今年は雪が記録的に多かったからさ。滋賀県の伊吹山の山頂では、二十世紀の中頃は、降雪十 メートルという記録があった。それが温暖化になって、隔年には十メートルぐらい降る。そして今年は、そういう年だった。六月の梅雨が居座っているにもかか わらず台風13号、15号(注/今は、十三号はだいたい九月頃)が直撃した。水が引くヒマがないぐらい降っている。地球温暖化になり、氷河や山の万年雪が 大量にとけて海水面があがった。という事は、地球上の動き続ける水の量が増えたとも言える。だから、降る時は信じられないぐらい降る。例えば、大西洋の雲 が、アフリカの乾燥地帯にも届くようになり、雲が覆うようになった。その結果、砂漠やサバンナに信じられないぐらい雨が降り巨大な湖ができる。そしてすこ し高い所が島のようになり、フィリピンみたいな島国みたいに見える。今の地球の温度は、たぶん、雨や雪の為に下がりつつあるかもしれない。温暖化した地球 を冷やそうと、地球(ガイア)が寒冷化しょうと働いているみたいだ。」

 

箕面>

「ふぅぅぅん、琵琶湖の話やけども、JRの線路は不思議と、水没していないね。なんでやろ。」

 

鈴木>

「あんた、それはええ事に気がついたな。実は、JRは昔、東海道線といって国営の鉄道やった。日本が鉄道を造る計画を立てた明治時代は、今の線路よりも琵琶湖側は琵琶湖やったのや。」

 

箕面>

「それなんや」

 

鈴木>

「鉄道を造るには、地盤がしっかりしてないと駄目やろ。今の線路よりも琵琶湖側は、湿地帯で水田はあったけ どもちゃんとした建物を造るのには不向きやったんや。そやから昔の東海道や中山道の近くに明治に出来た国営鉄道の線路があるのは、ちゃんとした理由があっ たのや。現に、今でも、地球温暖化で海水面上昇でもそんなに被害を受けていない。ワシらの住んでいる豊中のことやけども、2000年頃は、豊中には海は無 かったのや。そやけども、いまでは『浜』や『豊津』という所までが海やろ。鎌倉時代には浜があり港があった所や。それから古墳などがあった所は、琵琶湖で も大阪でも、海や湖に近い生活に便利な所だった。どうも古墳時代の海岸線ぐらいなっているかも。これがこれからの日本の海岸線のめやすになるかも知れない ね。第二南海大地震の津波の時もこのあたりになると被害はたいしたことなかったし。どうも昔からの地名で『津・浜・切り・瀬』などのつくところは、地震の 時も液状化になり、その後の津波でもやられたみたい。そして海水面上昇で沈んだ。それよりも海に近いところに住んでいた人達の事は、『本当にお悔やみ申し 上げます。』だったね。」

 

箕面>

「また、古墳時代のはなしかいな。そんな話になると長くなる。まあ、釣りに集中してるので気にはならんけども。そやけども、何をどう釣ったら良いか、わからんな。」

 

鈴木>

「たしかに、琵琶湖の面積の面積は雨の多い時と少ない時の差が大きすぎる。いまは、水田の部分が水に沈んで いる。しかし、次第に水が引いているから、食料として貴重なブラックバスは相変わらずつれる。というより、手づかみで取れるよ。田圃にはいった魚が、水が 引いて、魚が出られなくなり、手づかみで取れるようになる。どこにいるかは、鷺や川鵜をみればわかるから、あのあたりにいるようだよ。それから、もっと、 栄養価のある魚も取れるよ。ナマズとウナギさ。これに天敵の魚はいないから、かなり大きいのが取れる。とちらも1メートルを超えるのもいる。ナマズはブ ラックバスやブルーギルの小さいのを食べるから、退治しろとさ。人間なんて勝手なものさ。人間がブラックバスやブルーギルを食べるようになったからさ。今 世紀(二十一世紀)の初めの頃は琵琶湖では日本ではブラックバスをたべる事はなかった。そして公園の鳩も捕って食べる人はなかった。」

 

箕面>

「なんでやろな、ブラックバスは海のスズキと同じ味やし、鳩もフランス料理や中華料理ではちゃんとした食べ 物や。どちらも今の日本人には貴重な食料や。仕事の無い人間はお金がはいらないから、食べ物は自分で手に入れないといかんもんな。そやけど、琵琶湖周辺こ んなに水がついて、稲作はええんやろか?」

 

鈴木>

「確かに、ここまで、水が増えると今年はだいぶ減るかも。しかし、稲が水に沈んでも大丈夫な品種を、東南ア ジアから持ち込んだから、意外と大丈夫やで。それから、稲作技術が進んだので、フロート式のパネルに稲を植えて、ビルのように多層化して、稲を作っている 所もある。光は鏡や光ファイバーで取り入れいている。これで食料を確保している。さらに商品価値の高い美味しい米は、在来の農法として稲田でつくってい る。あるいは、水が増えなくて、取れたらラッキーという所に植えている。」

 

箕面>

「ああ、そしたら、水の中にビルのようなモノが立っているのは、人間の住む建物や無くて水田ビルなんやな。それやったら、大阪や東京でも出来るのにな。」

 

鈴木>

「それはそうやけども、農業は微妙な気候が影響するし、農家の蓄積してきたノウハウは、都会の人にはなかなかまねでけんよ。」

 

箕面>

「今回は、釣りやなくて、網でブラックバスを捕まえるだけかいな。竿で釣らないとおもしろない。やはり水陸両用の乗り物があればよく釣れるところまで移動できるのに、なんで今度は水陸両用車おいてきたんや。」

 

鈴木>

「それは新しい水陸両用車を作っているからや。いままでは自動車を改造して水の中も移動できるものやったけ ども、いま作っているのは、太陽電池と水素燃料電池と風力と人力の四つのハイブリットのリカルデント型(自動車の座席のように座って乗れる)三輪自転車 に、パラグライダーの羽根を下につけたようなモノを試作している。簡単に言うと、地上十センチを飛び続ける飛行機や。陸上を移動する時には、高速コン ピュータで制御して、風の抵抗を使い、少しだけ空中に浮いた状態で走る。横風の時は、その力をヨットのように前に進むように制御する。水面で移動する時 は、ゆっくりの時はヨットやし、スピードを出す時は、ジェットスキーのエンジンや。とにかくあらゆるエネルギーを利用するようになっている。いつも太陽か ら電気を充電しているし。下り坂やブレーキをかける時は、その抵抗のエネルギーを発電に使っている。こまかい機体の調整はマイクロモーターで調節する。こ れは昔、日本のおもちゃのモーターが出発点さ。そして日本のカメラ会社が、自動焦点の為にレンズの中にいれるモターを作ったのがはじましだよ。いまではマ イクロモーターはどこにでもついている。この技術があるから日本は、ロボット生産国家としてやってこれているのさ。農場なんかは、何万とマイクロモーター とそれに電気を供給する太陽電池パネルがある。それで今度の水陸両用の乗り物は、1リットルの水素燃料で百キロは走れる。というより条件が良ければ、水素 なんか要らない。こんどからアンタが、足で動かしてくれたらいいのや。」

 

 

箕面>

「そんなん簡単や。ハイブリットの自転車では、一回ペダルを回すだけで、三十メートルぐらいは進むのやけど、今度の水陸両用の乗り物はどれぐらいすすむのや。」

 

鈴木>

「それが、百メートルにするか二百にするか、まだ決まっていないのや。というのは、日本には自転車専用道路網がないやろ。」

 

箕面>

「そやな、なんでヨーロッパみたいに自転車専用道路網が今世紀(二十一世紀)の始めににできなかったんやろか?あの時に日本は、構造改革やいうて高速道路の予算を削ったけども、省エネで地球に優しい自転車専用道路網を作らなかったのや。」

 

鈴木>

「資源のない日本に、自転車は一番理想的な乗り物であるのにもかかわらず、そして電動アシスト自転車などハ イブリット自転車を作っていながら、自転車専用の通勤路などほとんど出来なかった。昔からヨーロッパでは列車に自転車を積み込むスペースが用意されてい る。どうして、お金のかかる高速道路や、高規格道路は出来たのに、お金のかからない、自転車専用道のネットワークは出来なかった。二十一世の頃の日本人の 創造性が貧しかったのと、みんなでコンセンサスを作って実行する事をしなかったからや。『言うだけ言うけども、実行しない』というのが二十一世紀の日本の イメージやからな。」

 

鈴木>

「おいおい、勝手に人の畑に入って、野菜を取ろうとすると、センサーが働いて撮影されて、警察に報告されて しまうからな。それよりも、正規の無人の野菜つみ取り畑へいって、おみやげにおいしい野菜をとって返ろう。カードをセンサーにかざして、計りに乗せた野菜 を持って帰ればいいのさ」

 

箕面>

「わしら貧乏人には、魚だけはただで取れるのはええなあ」

 

鈴木>

「あんた、魚捕るライセンスの事しらんのか、魚捕るのにいま、ライセンスを買わんとだめなんだよ。もっとも、全国で払っているのは千人ぐらいかな。だから、いままで道理でもええけども」

 

箕面>

「そんなん、大阪ではらってるのは、アンタ位やろ」

 

鈴木>

「そのライセンス料からワシらの費用がでるやけどなあ」

 

つづく

編集・発行 岩崎正春 hal4life@joy.ocn.ne.jp


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   SF 日本釣り紀行 (5)   岐阜県 奥美濃編


          


                伊野 アーサー (Iknow Arther)


 


地球温暖化で、世界の海水面が五メートルから七メートル上昇し、第二南海大地震・第二次関東大地震で日本の都市部が大被害を受けた近未来の釣り紀行です。


今回は岐阜県奥美濃 郡上八幡です


 


箕面>


「ほんまにこの長良川の支流の吉田川あたりの鮎は大きい。そやけど、数が少ない。かわりに巨大化した岩魚かサクラマスに近いアマゴが見えるけどいっこも釣れん。」


 


鈴木>


「大きい魚は、通わないと釣れないよ。大きいのは、昔環境問題になっていた長良川の水門が海水の下になり、海と川 の行き来が自由になったからさ。秋になると数年前に放流したサケが上がってくる。この郡上八幡あたりは、水温が低くて、岩魚やアマゴ中心で、鮎はめったに 釣れないが、つれたら三十センチは超える。普通サイズの鮎は南の岐阜市ぐらいの方がよくつれるようになった」


 


箕面>


「確かに、ここで釣れる鮎はサケみたい顔つきしとる。郡上八幡の吉田川の流れはすごいなぁ。平成の昔と比べると、 水が数メートルも高くなったらしいし、なんでやろ。今年の春から夏は雨が全くないのに水位が減らへん。地球温暖化というのは、全体が暑くなるのかとおも とったけどもそうではない。海水面が高くなってから、風速80メートルとゆうめちゃめちゃでかい台風が来て水に流されて林が木が立ったまま流れて行きよ る。ドカ雪が降ったり、雨が降らなかったり、冬と夏が入り乱れとる。」


 


鈴木>


「そうなんだ、氷河や山の氷が溶けて海水にながれて海面は高くなったけども、空気中の水分も増えて、豪雨を降らせ たり、台風やハリケーンが巨大化している。竜巻もひどいもんさ。雲が覆いかぶさり、地表の温度を下げたり、世界中がすごい水の被害を受けているみたいだ。 なぜ夏でも川の水位が下がらないか、この前、長野県の松本から高山、そして奥美濃のこちらに歩いて来た時に答えを見つけた。」


 


箕面>「えっ!歩いて来た?!!」


 


鈴木>


「そうだよ。道はズタズタで、車は使えない。ほとんど歩いてきた。一番歩きやすかったのは、乗鞍から高山に抜ける トンネルだった。食べるものがないので魚を釣ろうとしても、流れが速すぎて釣りにならない。蜂の巣を見つけて蜂の子を食べてあるいた。ザザムシやイナゴや バッタ、虫のさなぎ、蛇やミミズ、鳥、サンショウウオなんでも食べた。」


 


箕面>「


げっ、一緒に行かないでよかった。確か、昔の長野県ではサザ虫、イナゴ、蜂の子を食べていたらしいな。それでなんで水が多いんや?」


 


鈴木>


「あそこの大きな谷の両側の斜面を見てごらん。両側の木が全部なくなって地肌がでているだろう。あそこに行ってみよう。」


 


箕面>


「木材が谷底に重なって、その間に土砂が埋まっている。それが雪をせき止めてるんや。誰かが木材でダムを造ったんか?」


 


鈴木>


「あんな急なところで木は切れないよ。冬の豪雪と雪崩で木が全部なぎ倒されて谷底に滑って重なり、台風の時には土 砂崩れで、その上に重なり、木材の間を埋めていった。その繰り返しの結果大量の木と雪や氷が貯まって二十メートル以上のせき止め湖のダムになった。日陰だし、夏でもな かなか溶けないそんな場所がいっぱいできた。だけど急な温度上昇や山頂の少しの雨でも突然くずれて濁流が起こったりする。だからこのあたりの川で魚を釣る のは鉄砲水を警戒しながらでなので必死の覚悟がいるんだ。それに水温は五度から零度位なので魚はすくない。」


 


箕面>


「でもすごい量の木材やなあ。何軒家建つやろ。」


 


鈴木>


「たしかにね。でも、何億年か経つと、ああいう所が炭鉱になるのだよ。凍ったまま、土にうまり、地熱で乾燥して炭になる。炭鉱の石炭を掘る時の鉱脈の形があんなになっている。たまたま紛れていた魚がそのまま化石になる。」


 


箕面>


「何億年先なんか、生きていないから興味なわ。釣れへんのやったら帰ろう。さっき言うた岐阜にもどろや。」


 


鈴木>


「たしかにここでは、ニジマスなんかは棲めなくなってきた。南の岐阜市あたりに行くと、八十センチぐらいのが釣れ るから、それを釣っておみやげにしよう。ただ二年後にはもう一度きてみないか。実は、長野から高山を通り郡上八幡まで超えたのは、ロッキー山脈の氷河のあ たりにすむゴールデン・トラウトの幼魚と卵を放しにいったのさ。それがひょっとしたら、水温の下がった日本の川で増やすことが出来るかも知れないし。それ が目的だったのさ。もっとも、腹が減った時に、放流用の一部を食べてしまったけども」


 


箕面>


「でももう、ここには二度と来たないわ。沖縄で文句良いなからテラピ


アつりしてた方がましやった。」


 


つづく、
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      One day @future


   SF 日本釣り紀行 (4) 富山湾 2002/12


              伊野 アーサー (Iknow Arther) 


     <<富山湾編>>


 


地球温暖化で、世界の海水面が五メートルから七メートル上昇した近未来の小説です。


 


 


箕面>


「今度は富山湾での釣りと言うことだけ、ここは一番まともな魚ばかりだね。と言った途端に、この魚は何だ。サイズはサケのようだけども?」


 


鈴木>


「それは、米国ではスチールヘッドで、ニジマスが海に降りて大きくなったそうだよ。まあ、最近はサケも順調に釣れるようになってきた。カニやエビも順調だ。アワビもサザエも。」


 


箕面>


「そうやね、テラピアやワニなんてもの釣りたくないからさ。」


 


鈴木>


「同感だ。日本で富山湾と駿河湾周辺だけは、温暖化前と変わらない魚


が捕れている。むしろ昔の魚の種類が帰ってきた。それは両方ともの湾の水深がとても深くて海水面上昇の影響が少ないからだよ。よく雨が降るようになり、白山山系からのミネラルが海に入るようになり、ブランクトンが増えたので魚が捕れるようになった。」


 


箕面>


「いくら温暖化したからと言っても、冬の富山湾は寒いね。竿で釣るのではなく漁師が網で取った寒ブリやカニで暖かいお風呂に入りたいね。」


 


鈴木>


「そうしようか。」


 


箕面>「この前、中央アジアに行ってこの連載はお休みだったけども、なにしに行っていたんだ。」


 


鈴木>


「向こうのある国の政府から財団に依頼があって見に行ってきたんだ。」


 


箕面>


「あんな砂漠の国に、魚がいるのか?」


 


鈴木>


「いや地球温暖化で、いままで雨の降らなかった砂漠に、不定期だけど


突然雨が降るようになり、湖が出来てしまった。しかし砂の下には岩塩が染みこんでいて、その湖は塩湖に為ってしまった。だから飲み水にすることも出来ないし、魚を飼うことも出来ない。それで塩湖の水を淡水化にする専門家といっしょに、塩分が高くても生きることの出来る魚を新しくできた湖に放して食料とする計画が上がってきている。」


 


箕面>


「じゃあ、海の魚を持って行けば?魚を運んだの?」


 


鈴木>


「いや、魚は運ばなかったが、たしかに、基本はそうなのだが、塩の濃


さは、一定ではない。雨がふると薄く為ることもあるし、場所によっては死海のように海よりもずっと濃いのさ。たぶん、一番濃くても海ぐらいの所では、魚は育つことは出来る。」


 


箕面>


「なんだ、魚を運ばなかったのか。駄目だとわかれば、あちらで食べる


ことも出来たのに。」


 


鈴木>


「おいおい、魚を運ぶなんて、そんなに簡単なことではないよ。あちら


ではヘリコプターやセスナで移動するんだよ。それに魚を運んでも餌がなければ意味がないだろう。それでシーモンキーの卵をスーツケース一つ運んだよ。」


 


箕面>


「シーモンキーって、猿の事か、砂漠に猿をつれていってどうする。」


 


鈴木>


「シー・モンキーというのは商品名で、本名はブライン・シュリンプ。世界中の塩水に生息する小さなエビ(甲 殻)類の総称です。塩水であれば海の中でなくても棲めるので、他に生き物が生息しない塩水湖グレイトソルクレイクなどにも棲んでいる。成長が大変早いのが 特徴で、卵を塩水に入れるとすぐに孵化し、約24時間で「おとな」になる。寿命は約2年だ。日本の田圃や池や川にも無数の甲殻類がいる。それを小さな魚は 食べている。」


 


箕面>


「そんなん見たことないよ。なんでブライン・シュリンプなんだ。」


 


鈴木>


「とりあえず簡単に大量に運べるからさ。熱帯魚屋さんで、魚の餌として卵が売っている。それを孵化させてあ ちこちの川や湖に放してきた。数にると日本の人口よりもおおい数億のブラインシュリンプを放してきたよ。スプーン一杯で数千だから。まあ性格には数えてな いから、もっと多いかもしれんし、少ないかも。」


 


箕面>


「じゃあ、そのブライン・シュリンプの餌はどうしたんや?餌ももって


行かないと片手落ちやで。」


 


鈴木>


「そうなんや、しかし、餌となるプランクトンや藻類は風が運んでくれ


る。」


 


箕面>


「風がはこんでくれる。あのあたりは見渡す限り砂漠やないか。」


 


鈴木>


「それはそうや。しかし、ジェット気流というのが地球をぐるっと回っていて、世界中にものを運んでくれる。飛行機 もジェット気流にのると早く飛べる。第二次世界大戦の時には風船爆弾というのをつくって米国に飛ばしたそうや。日本にも中国から黄砂が飛んでくる。黄河と いうのは黄色の水をしているが、中国の黄河から飛んでくるのではなく、黄河の上流の砂漠の小さな砂が、日本に飛んでくるのさ。マクロでは、中国の奥地の砂が日本に移動しているのさ。昔、イギリスの煙突の煙がヨーロッパの酸性雨になって森を枯らした歴史がある。空気中にはさまざまなバクテリアやブランクトン の乾燥したモノや卵のようなものが飛んでくる。だからバケツに水を汲んでおくとしらない間に、緑色の藻が付いてくる。それらがシュリンプの餌になるかもしれない。だめでも、他のブランクトンや生物が増えればいい。砂漠と言っても、ミクロの世界では、生き物はいっぱいいるから。そういう生物がより大きな生物 をささえている。」


 


箕面>


「ほんまかいな?」


 


鈴木>


「日本でつかっている長靴をもっていって、あちらの川に入ったから、靴にくっついていた生き物を運んだことになる。」


 


箕面>


「靴にくっついたて、下手なシャレやな。アンタの水虫もおいてきたな?それでホントに増えるやろか。」


 


鈴木>


「来年もう一度見に行くことになってる。海水を淡水化する専門家といっしょにな。昼間の太陽は強烈だし。海よりも 塩分が高い湖から塩をつくるのは、難しくはない。完全に淡水化は難しくても海水並みに下げることにより海の魚を移植できるかも知れない。もう一つ、雨が降るようになったので、飲み水や灌漑用水は、人工的な地下のため池、巨大な地下タンクをつくるプロジェクトも考えられる。さらに雨水を砂漠の砂をフィルター にすれば、砂に含まれている塩分が抜ける事になる。そして塩分の濃い水と塩分の低い砂がとれる。みそは、砂と植物と水と魚をセットとして考えようと言うことだ。」

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SF. 日本釣り紀行 One day @future




by 伊野アーサー




近未来の日本、地球温暖化で海水が五メートルから七メートル上昇しさらに東北の大震災や福島の原発事故で放射能が世界中に広がり南海大地震、第二次関東大地震などで日本の沿岸部の大都市のかなりは水没した。世界中の沿岸部もかなり水没しているので世界中の勢力図がかわってしまった。ニューヨークやオランダは無くなり、バングラデッシュも水没した。そういう時代の釣り紀行です。




■          One day @future


■         SF 日本釣り紀行 (3) 沖縄本島那覇と久米島


■            伊野 アーサー (Iknow Arther)


■                         


■ ■ ■


 


     <<沖縄本島(那覇市内)のタイ釣り>>


 


箕面>


今度は沖縄の本島と久米島に釣りに来れるなんてうれしいね。本当にタイが入れ食いに釣れるのか?


 


鈴木>


そうだよ。石を投げても取れるよ。アンタが一度死ぬほどタイを釣ってみたいって言っただろ。それで今度の釣りは沖縄本島と久米島にしたのさ。


 


箕面>


石を投げても取れるって、タイはそんな浅いところにはいないよ。


 


鈴木>


ところがここでは、どんどん取れるのさ。前にいっただろう、世界がこんなになってしまったので、国民が身近な魚を自分たちで取って食うための調査という名目で、財団から沖縄までくる費用を出してもらったからさ。


 


箕面>


そんなことよりも早く行こうよ。沖縄と言えば巨大ガーラ(ロウニンアジ)やマグロや南洋チヌで有名だよね。タイもいいけども、三十キロぐらいのロウニンアジを釣ってみたいよ。ところで、何で俺たち海から離れて歩いているのだ。


 


鈴木>


まあ、いいから、もうすぐだよ。


 


箕面>


もうすぐったって、ここは那覇の国際通りから首里城に向かっ


ているみたいだよ。どこでタイが釣れるんだ?魚屋でタイを買って持って帰るのか?それは何でも良くないよ。スポンサーには正直にしないと。


 


鈴木>


そろそろ竿を用意しよう。そこの小さい川のこ向こう側が岩みたいに黒くなっているだろう?あれは岩ではなくてタイがびっしりと群れていて岩みたいに見えるのさ。


 


箕面>


あれまあーー!本当にタイだ。こんな浅い川に。いっけん石鯛みたいに縦縞がある。大きいのは四十センチぐらいはある。一匹で一家族のおかずになるぞ。それが真っ黒に群れている。


 


鈴木>


なら釣ってみな。上から石をおとしたら数匹は取れそうだ。


 


箕面>


網に追い込めば?


 


鈴木>


そんなコトすれば、一度でクーラーボックスが一杯になる。竿でつれば十分ほどは楽しめるよ。


 


箕面>


おいおい、これは釣りか?餌が水に入ったときにはもう釣れているよ。もうクーラー一杯だよ。で、ちょっと心配になってきたんだけども、本当に食べられる


のか?なんていう名前のタイだ。


 


鈴木>


和名は「イズミダイ」さ。テラピアといえば解るかな?


 


箕面>


テラピアなら食べたことがある。岐阜の温泉の水で飼育してお客さんに食べさすという所がいまでもあってね。刺身もうまかったよ。それがこんな所にこんなに増えているのか?


 


鈴木>


二十世紀の中頃に、誰かが放したみたい。ベトナム難民が沖縄に来たときには、これを食べてタンパク源にしていたそうだ。沖縄の人は、気味悪がって食べなかったけど。もっとも海からいくらでも魚はとれるからね。


 


箕面>


わかった、それを温暖化した本州でタンパク源に学校のプールで育てようと言うことか。


 


鈴木>


ごくわずかの餌でおおきくなる。家庭の生ゴミで育つから。場合によっては


人間のウンチを餌にしようという考えみたいだよ。


 


箕面>


ゲーーーッ。財団は人間のウンチを人間に喰わそうとしているのか?


 


鈴木>


循環しているのだよ。


昔は東南アジアでは、人間のウンチを魚や豚に食べさすのは当たり前だったのさ。


人間のウンチを魚や豚に食べさして、大きく育ててから食べるから、


自然の食べ物のサイクルに一番手軽に効率よく、環境に優しいよ。


ほとんどの下水処理場が海水の下に沈んでしまっているから、


人間の糞尿も垂れ流しよりも、員魚に食べさして、


人間が食べる方がいいのさ。




 


箕面>


おれは今後は絶対にテラピアなんか喰わんぞ。 


鈴木>


そんなこと言うけどもアンタは野菜は喰わんのか? 


箕面>


食べるよ。 


鈴木>


なら同じ事だよ。いまでは動物や人間のウンチやオシッコが野菜の肥料になっている。それを吸収して野菜ができる。それをアンタがたべているのさ。アンタはウンチをたべているのさ、 


箕面>


聞かなかった方が良かった。 


鈴木>


もうこれぐらいにしようか。いままでで一番面白くない釣りだったね。これで「タイの入れ食いの約束」は果たしたからな。 


箕面>


テラピア釣りと聞いたら来なかったよ。それで久米島でもテラピア釣りか? 


鈴木>


その他にもう一つ大変綺麗な魚を調べ


て回る予定さ。その後時間があれば海で釣ることにしよう。 


箕面>


テラピアはもういいよ。綺麗な魚とはなんだ。 


鈴木>


行ってみればすぐに解るさ。


 




        <<久米島>>


箕面>


胴長靴を履かされたから、こんども海ではないと思ったけども、一体どこにゆくのだ?


鈴木>


グッピーのいる川さ。そんなことよりもハブに注意しろよ。本州のマムシどころではないよ。  


箕面>


ギョ!ガサガサ草むらを叩いていたのは釣り竿ではなく、手網なんだね。


グッピーなんて小さすぎて釣れないし食べられないと思うんだけども。 


鈴木>


グッピーは食べたことはないよ。その為に行くのではない。 


箕面>じゃあペットとして飼うためか?そんならペットショップに行けばいい。


鈴木>


飼うためでもない。温暖化した本州で蚊を退治する為の「生物蚊取魚」としての研究みたい。くわしくは聞かされていないが、野生の方が生命力が強いらしい。もともと蚊退治の目的で沖縄県で放された。それで小川や水たまりにはグッピーが群れている。グッピーは小さなビンでも飼うことが出来るように、本当に小さい水たまりで生きることができる。胎生だから増やすのも簡単だし。小さいので他の魚を食べたりはしない。メダカとも一緒に生きられる。でも、念のために、本土では、そのまま放すのではなく遺伝子処理されて子供ができなくしたオスのグッピーだけを川に大量に放すみたい。


 


箕面>


また動物いじめかいな?で胎生とはどういうこと。


鈴木>


魚は普通は卵を産んでそれが孵化して魚になる。ところがサメやグッピーはお腹の中で魚になってから出てくる。 


箕面>


人間みたいやな。ますますグッピーに親しみを感じる。そのかわいいグッピーのオスだけを放すのはは残酷や。考えてみ!世界がオスばかりになったらどうなるんや。それと同じ事をしようというんか。家で女房がいなくなったら気兼ねなく釣りに行けるけども、世界から女性がいなくなるなんて、耐えられない。飲み屋さんに行っても全部が男なんて行きたくないよ。デパートで「いらっしゃいませ」というのも全員男なんて。買う気なくなるで。


鈴木>


人間の話とグッピーとを混ぜないで。はなしがややこしくなる。実は、害虫(みばえ)を退治するのに沖縄では放射線で不妊にした害虫を使うことで実績を上げているのです。果物や穀物につく害虫の雌を遺伝子操作して子供が出来なくして増殖しタイミング良く大量に放すと、正常の害虫のオス達が、人工的に増やされた子供の出来ないメスといっせいにHしてまわる。次の世代が急激に減ってゆく。逆もある。


子孫がどんどん減ってゆく。


しばらく繰り返すとその害虫は絶滅する。その虫を食べた鳥にも悪影響はない。殺虫剤を使わないから生態系に大きな害はない。これで被害がなくなりつつある。


 


箕面>


なんか 星 あゆむ のSF みたいやな。人類も環境に害ばかり与えて


ばかりいるから、宇宙人が同じ事するかも。


これは釣りじゃなくて、魚つかみやな。そういえば子供の頃は、


こうしてよくメダカやフナを捕っていたよね。久米島まで来て


メダカ取り、いやグッピー取りするとは思わんかった。


 


       伊野 アーサー (Iknow Arther)


   イノーとは沖縄語で珊瑚礁の内側の海の事


   アーサーとはそこに出来る アオノリの事です。

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SF 日本釣り紀行 (2) @霞ヶ浦
■            伊野 アーサー (Iknow Arther)
■■ ■ ■
 
鈴木>
こんな時代にもかかわらずねはるばる関東の霞ヶ浦まで釣りにくるなんて、お互いに、どうしようもない釣りキチだな。
 
箕面>
それはそうだけども、世界がこんなになってしまったので、国民が身近な魚を食うための調査をするという名目で、財 団からここまでくる費用を出してもらったから、げてもの・雑魚釣りの特技が生かされたわけだよ。関西人の我々は、霞ヶ浦と霞ヶ関がはなれているなんて知ら なかったもんな。 
鈴木>
まあ、そんなとこさ。霞ヶ関の機能は崩壊したよ。官庁の建物は第二次関東大地震で残ったけども、後の第三次伊豆大震災の津波で周りはつぶれた。今の海水面は、6メートル高いよ。ビジネス街だけオランダのように生き残っている。
箕面>
そんなことよりも釣ろうよ。なにが釣れるのかな。
鈴木>
なにが釣れるか判らないのが、このあたりの釣りの楽しさたよ。本州側の河川や湖は、ブラックバス、ブルーギル、レ インボー鱒、コイ、フナ、鮎、ウナギ、ピラニア、ガーやテラピアなどもいる。なにせ昔水族館から逃げ出した魚たちが生き残って増殖している。地熱の高い所 は水温も高いしワニもいるしカメもいる、大きなヘビもいる。海に近づくと、アジ・鯛・スズキ、鰹、マグロやサンマがつれる。島になってしまった千葉県のま わりの方は、海水の魚が良く釣れている。サンマなんかは関西ではとれないからね。しかし、川崎・横浜方面は沈んだ工場地帯の工業毒で、魚を取る人なんかい ないそうだよ。
箕面>
ワニやピラニアなんて釣りたくないよ。 
鈴木>
ピラニアは唐揚げにしたら食べられる。釣れたら噛まれないように。ワニも結構うまいし、ワニ皮はプラスチックがだ めになったので、使い道がある。魚をとるよりもこちらでは収入がよいみたいだよ。ワニ取りの人ががワニ養殖業者になりえさの魚をこちらでとっている人もい るそうだ。まだワニを捕まえた方が安あがりだと思うけど。
箕面>
あ、またピラニアがつれたよ。せめてブラックバスが欲しかった。 
鈴木>
こちらは、シーバスだよ。汽水域に来ているみたいだよ。 
箕面>
こんどは、コイが釣れたよ。それからこれは何だ
鈴木>
さあ日本の魚ではないよ。水族館から逃げた魚の子孫だよ。
箕面>
海に近いところの人や、大きな川のある所はいいけども、そうでない所の人達は、何をたべているのやろね? 
鈴木>
ウサギを飼ったり、山羊を飼っている、もちろんニワトリや鳩の肉もうまいし。
箕面>
昔は、寺や公園には鳩がウジャウジャいたらしいね。 
鈴木>
だれも食べなかったもんな。横浜の中国人に習った人達は、鳩をうまく料理するそうだよ。
 
大阪では、まだ鳩が巣くっている廃屋や廃ビルしってるからこの釣りがおわったら取りに行こう。

鈴木>
それからブルーギルはたいていの池でも増殖するので、貴重なタンパク源だ。 
箕面>
それは知ってるよ。本当にブルーギル様々だね。日本にブルーギルがいなかったら日本人のタンパク源はどうなってたろうね。本当にブルーギルを日本に持ってきた人はエライ。
鈴木>
ああ、本当にエライ人が日本に持ってきのさ。この事は今まではマスコミではタブーだったけども、ブルーギルが見直されたので本当の事をは話そう。これはおじいさんから聞いたことだけど、
 
箕面>
ブルーギルは在来魚を食べつくすので嫌われていた事はしっている。でも世の中が変わると見方は変わるもんね。
 
鈴木>
昔々、平成の天皇が皇太子の頃、日本はまだまだ貧しかった。アメリカを訪問したときに、ある水族館が、食料にも なってどんどん増えるブルーギルを、動物学(魚類)博士の天皇にプレゼンとしたそうな。それをある県の水産試験場に研究用にもっていったそうな。そこで増 やして飼っていたのが、台風の時に逃げたり卵が流れたりで、水産試験場のまわりでぼちぼち釣れるようになった。その事を指摘されても、「万全の管理がされ ていますから、逃げ出したような事実はありません。」という返事だったそうな。皇室がらみはマスコミではタブーだから、知っていても触れる人はいなかった よ。その後、どんどん増えていった。子鮎の稚魚と一緒に全国に広がっていったのとブラックバスが広がるのとが同時期だった。ブラックバスの住めない悪いと ころでもブルーギルは住める。バス釣りの人からも簡単につれるので嫌われてしまっていた。バスほどではないけど、ブルーギルも食べられるよ。(後日、平成の天皇陛下は、この件で国民に謝罪されました。この霞ヶ浦を書いたときはまだでした。正直さに天皇陛下の事を見直しました。)
 
箕面>
ああ、おいしいよ。肥料にもなるし、こんな便利な魚を日本に持ってきてくれた「平成の天皇陛下万歳」だよ。ところで、いま日本にすんでいるのはワニ、ヘビ、カメ類や魚は判るけども、鳥や動物はどうかな?
鈴木>
チンパンジーや猿類が生き抜いているみたい。ライオンは捕まったけども、森林にすんでいる虎が手負いになって家畜 や人間を襲っているそうだよ。たべられる子供もいるみたい。二十世紀の初めの頃の朝鮮半島みたいになった。ほかもいるだろうね。人口は、詳しくはわからな いよ。なにぶん正式に日本の人口すら何人いるもハッキリしないし。三千万人から六千万人ぐらい。
箕面>
通信は回復しているのにハッキリ判らないとは?どうしてなの?
 
鈴木>
地震や津波の後に、行方不明者があまりにも多すぎて、生き残っていると報告していない人がいっぱいいるみたい。地 方分権がすすんでしまって、自治体によっては住民に満足になにも出来ない。報告すると税金を払えや奉仕作業をしろなどと、メリットがないからさ。太閤秀吉 より前の時代に逆戻りみたいさ。
 
箕面>
そんな時に魚釣りなんかしてていいのかな?
 
鈴木>
つとめる工場や会社なんか、まだまだ復興していないから、農家や漁師でない者はすこしでも食べるものの近くにいることがいいのさ。

 


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SF. 日本釣り紀行 One day @future

by 伊野アーサー


近未来の日本、地球温暖化で海水が五メートルから七メートル上昇しさらに東北の大震災や福島の原発事故で放射能が世界中に広がり南海大地震、第二次関東大地震などで日本の沿岸部の大都市のかなりは水没した。世界中の沿岸部もかなり水没しているので世界中の勢力図がかわってしまった。ニューヨークやオランダは無くなり、バングラデッシュも水没した。そういう時代の釣り紀行です。

       
  One day @future  SF 日本釣り紀行

          ====大坂編====             伊野 アーサー (Iknow Arther)
鈴木>やはり大坂駅からこの御堂筋あたりは、流すのはだめなようだな。
箕面>大坂城公園の堀の所が、深くなっていて、石垣の角あたりが良い
   と聞いたけども、
鈴木>じゃあ、昔のGPSのカーナビを大阪城にセットしようか。
   ああ、ほんとに GPSは役に立つね。
箕面> 本当だ、まもなく石垣のあたりだから、、、
鈴木 >ヒットしたよ。けっこう大きいみたい。
   多分このあたりだから、3キロぐらいのシーバスみたい。
箕面> それは、よかったね。地球寒冷化現象のせいか、
   八月だというのにずいぶん寒いね。
鈴木>昨日は、USJのあたりを流したけども、全くだめだった。
箕面>ああ、あそこは、魚はいるけども、根ガカリばかりだったよ。
   それにあのあたりの魚は、工場倉庫や下水処理場から有害物質や
   汚濁物質が流れ出しているみたいだから、
   あそこでは釣らない方がいいらしい。
鈴木> ああ、そうか。
日本中の下水処理場は、ほとんど海の近くにあったから、今は海底遺跡みたいなものだね
箕面>こちらもヒット、アタリからすると、黒鯛みたいだ。ああ、これなら
   親子三人で今晩の食事にできるか。やれやれ。
鈴木> 釣りは、むかし陸だった所の魚の方が、安全かも知れない。
   もっとも関西国際空港から和歌山の方に行くと違うかも知れない。
   船で行くとなると、燃費がわるい。
   かといって、車では所々道路が水没している。
   舟と農機具のメーカーのヤンマー自動車などが、水陸両用舟を
   作っているからあれを買えばいけるかも。
箕面>今頃満足に車で行ける道はのこっていないしね。でも、
   おれたちゃ、下が水没したビルに住み、
   屋上で野菜をつくり、こうして放置されてた舟が足代わりさ。
   住んでいる所では、家の窓から形のいい魚が釣れるみたいだよ。
鈴木>地球温暖化で海水面が六メートル上昇してきた時に、
   関西では南海大地震がおきて、津波で大阪あたりの都市が全滅した。
   淀川がなくなり一時は宇治川と桂川と木津川の合流点まで海になった。
   関西の復興中に、去年の第二次関東大震災による津波で、
   東京都がやられ、国会議員さんの半分以上が水死してしまった。
箕面>俺たちはどうでもいいけども、政治家や官僚達は大変さ!
   議決できないし、選挙が出来ない事態だから
   そうみたいだね。東京都は、オランダみたいになってしまった。
   今世紀の始めの水面よりも八メートルまでの土地は放棄され、
   そこから15メートルの防潮堤が出来ていたから、
   山手は生き延びているらしい。
鈴木>まあ、東京は地方分権があっても、お金があったからそんなこと
   出来たけども、官古島なんか、地震のせいでほとんど海の底に沈んでいる。
   官古島の役所が、IH社の浮き滑走路を利用して、浮き庁舎を
   もとの市役所のあたりに繋留して、官古島は健在だと言っているが、
   いま残っているのは、役人達ばかりらしいよ。
   そうみたい。かれらは、箱船の家をつくり、自分の土地の上に
   クイをうち、住んでいる。
   当然、漁師達は、船を自分たちの土地につないでいるみたいだよ。
箕面> いま人口は400人程らしい。役人だけみたい。
   ほとんどの島民は、知り合いをたどって
   どこかに移ってしまったみたいだよ。
鈴木> じゃあ、今度の全国の地方選挙と地方首長選挙はどうなるのかな?
箕面> さあ、投票はインターネットで出来るとしても、だれが立候補する
   のだろう。立候補するためには、そこに住んでいないといけない。
   立候補できるのは公務員だけ。
   地方分権になってしまったので、市長や議員の給料、役員の給料は、
   自治体の収入でまかなわないといけない。でも、官古島には公務員
   しか住んでいない。税収なんかないよ。
鈴木> 世界の気候は寒冷化に向かいつつあるという学者もいるようだけど、
   それに期待するしかないか?
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