ご愛読ありがとうございます
本当にありがとうございます
登場人物紹介
七目漱石
小学五年生 男児
いつも癇癪は二時間、こだわり強くて生きづらし
七目志多恵
漱石くんの母
ワーママ&ワンオペ育児
アラフォーでアナログ系昭和女子
メンタルは鉄の女サッチャー
七目岩石
漱石くんの父
ネタの宝庫ではあるが詳細は秘密
七目もも
漱石くんの妹 小学一年生
現在、桜野家(母の実家)で避難生活中
このブログは、自閉っ子とバトルを繰り広げる母のストレス吐き出しストーリーとなっています。
アホな親子の不幸話に、くすっと、笑っていただけたら幸いです
漱石 ストーカーになる
漱石くんの一年生、2学期後半
漱石くんは、幸吉くんが気になってしょうがなくなった。人間観察好きで、分析好きの漱石にとって、格好の獲物だ。
ある日
ねぇー、お母さん。トイレの水って飲める?と聞いてきた。
どこの?
おしっこした後に、滝のように上から流れる水だよ。(立便器)
( -。-) =3 駄目よ。汚いよ。絶対のまないで。と、言った。
幸吉、飲んでたよ。と言って、身振りで教えてくれた。
人差し指で、チョンチョン、ペロリ。
そうか、飲んでたか。幸吉かぁ。親に同情した。
また、飲んでたら、優しく教えてあげて。飲まないが、いいよって。
それでも、飲んでるときは、先生に言って、注意してもらおう。あんたは、関わらんでいい。
そう、伝えた。
漱石にとって、幸吉は目の放せない存在になった。数々の逸話を母に報告してくれた。
漱石だって にんげんだもの
あのころは、担任の先生や、幸吉くんの親より、私の方が、今日1日の幸吉を知っていたと思う。
そのころ、ストレスがたまってきていて、漱石は、帰宅すれば、ママ、ママと離れなかった。見てて、見てて、と、横に座らせ、宿題をする。
母は、職場から6時頃帰宅し、学童に迎えに行っていた。全国の働くお母さんが、夕食の準備にあてたい時間帯に、漱石は、宿題をするといって、母を拘束するのだ。
普通に考えて、宿題見ながら、調理するよー。と思う人も、いるでしょうが、
自閉っ子は、ちゃいまんがな
母は、調理はしない。台所にはいかない。ぼくのそばに、座っておけ。
と、なるんです。
あと、もうひとつ気になりませんか?
学童に三時間は滞在しているのにもかかわらず、宿題が、
なぜ
なぜ終わらないのだろう
???
一年生の宿題だよ。
かんたんだよね!
簡単だよね (oゝД・)b
↑二回言った。三回目、言いたい(笑)
親の手を煩わすタイプ
嫌だ。
くそ。
宿題は、6時から1時間は、かかった。
にんげんだものが、はじまるからである。
注:にんげんだものとは、相田みつを先生が、一枚の作品を仕上げるのに、何百枚と書いていたという逸話。食費より、紙代金の方が高かったとか。漱石くん19話を御覧ください。
母は、漱石の横に座らされ、にんげんだものを見せつけられる。書いて、消して、納得いくまで。できない、できないがはじまる。そして、パニック。そして、癇癪。
もう、終わらない
こっちが泣きたいわー
それでも、速く宿題終わって、夕食作って、食べさせて、風呂いれて、歯磨いて、寝せないと、と、頑張るsitaeさん。もも姫のお世話もあるんだよー
仕事で疲れているのに、よく頑張っていた。へこたれないぞー。
漱石の悪知恵には、負けないぞ。
白旗は、ふらん (  ̄ー ̄)
続く