私は社会人になってから心理学科を
卒業したのですが
なぜ心理学科でもう一度学びたいな
と思った理由に
医療と健康の世界の中で
精神分析学、いわゆるフロイトや
ユングの意識、無意識の世界でしか
皆さん話しをされていないことに
疑問を感じたからです。
2008年、独立する前に
「解決志向アプローチ」を知り
“うまく行ったときはどんな時ですか?”
“どうしたら、できそうですか?”
“どんな風になったら良いと思いますか?”
といった視点で
物事を観るということを
知ったのです。
と同時に
フロイトやユングと
時代を同じくするオーストリアの
医師で心理学者のアドラーの考えに
触れることになりました。
フロイト、ユングの考えは
今起こっている問題に対して
何が原因で起こっているのか、
過去を分析して、これが
悪かったのか、この行動や選択を
変えなければならなかったのか、
と、
すでに済んでしまった、
やってしまったことに対して
あれが悪いのか、これが悪いのかと
考えます。その視点です。
これの何がダメなのかというと
結局、心の問題や
今起こっている出来事は
これを直せばうまくいく!なんて
ことはありえなくて、
それかもしれないし、
これかもしれない、
もし、こうしてればうまく行ったかもしれないし
うまくいくかわからない、
です。
なのに、過去の行動分析をして
こうしたほうがよかった、
今後はこうしていこう!と
定めるだけ、であって
実際に行動してみれば
思ったようにうまくいかなければ
また、同じように落ち込んで
何が原因だったんだろう、と考えます。
実際に、何が原因かは
一つではなく、これかもしれないし
あれかもしれない、のです。
そして、あなた自身の人格では
原因と思われるものが
どんどん出てくるかもしれません。
であれば、あなた自身で
今ある、困ったこと、
嫌なこと、をどうしたら
問題なく、快適にこなせるか、と
考えるほうが、
あ〜うまくいったな、という結果に
たどり着くのです。
実際に、なんだかんだいって
うまくいったわ、という感覚に
なっている人は
ほとんどがこの考え方、視点を
持ってらっしゃいます。
これは「ポシティブシンキング」
とはまた異なります。
ポシティブの落とし穴は、
今の現状を見ず
「うまくいくはず」と
状況を無視して気分だけを上げ
“思い込むこと”であり
“現状はしっかりと見つつ
何が出来るか”
ということを述べています。
アドラー心理学が全て
「イエス!」とは言えませんが、
(時代背景、文化背景でそれは
ちょっと無理かな?という考え方もあります)
心理学では何千通りもある心理療法の中で
わざわざフロイトやユングの言う
“本人の意識に関係なく、
過去の出来事に影響を受けた
無意識の力で決められるという
運命論的な人間観”を採用しなくても
自分の決めた自分の意志によって
行動を起こし、その結果を受け止め
認知を変えていく、といった
目的論をベースにした
価値観を採用したほうが
自分自身にも自信がつきますし
行動し結果を得ることが可能に
なります。
フロイトやユングの考えでは
正しいことの答えが一つ、と
いうような風潮があり、
だからこそ、正解はどれ?
と、探し求めますが
アドラーでは、
どれも正解!
失敗をしてもそれは一つの
データに過ぎず、
違う方法を取るための
材料にしか過ぎません。
無意識や意識を分けて考える
フロイトやユングでは
運命に左右される人間、
運命は決まっているのでは?
本当の自分はそうではないかも?
と自分を疑い、どこかに答えがあるはず
といつまでも何かを探す
人生となってしまいます。
ストレスに対して
レジリエンス力、
ストレスを力に変える、とは
こういった、目的論に目線を変え
今の自分の選択を自信をもって
進める自分となっていること、と
言えますね。
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◾️病“人”(やまいびと)にしない・させないをモットーに女性のWell Beingを実現
第3の医療「養う医療」を提案する
【KYOTO未病医学研究所 】
代表 坂本亜矢子
■ PWB(Psychological Well Being )メディカルコーチ
【 鍼灸師/公益社団法人日本心理学会認定心理士/運動療法士/コミュニケーショントレーナー 】
■ メディカルコミュニケーションビルダー
日本統合医療学会会員/健康心理学会会員/米国認定NLPマスタープラクティショナー/
(社)環境協会認定アロマインストラクター/
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■建築学の大学院まで出たのに医療と健康の世界へ転身した坂本です。
■女性のWell Beingを実現。養う医療の提案をする「KYOTO未病医学研究所」とは?はこちらです。



