静岡発!介護社労士JOYがゆく! -8ページ目

介護サービス(13)~福祉用具購入(買い取り)~

 介護生活…そのはじめは
 必要なものを全て揃えることから…

 ケアマネさんを決めて
 一緒に必要なサービスを考え…

 そして、必要なものを借りた…
 …「あれっ?!」

 肝心なものが…ないっ!
 とっても大切なものなのに…
 それは…「トイレ!」

 もし、あなたが…
 自分の家の
 「トイレ」に行けなくなったら…
 
 絶対大切なトイレケアを
 できなくなって…
 家族にトイレ介助をお願いする…

 「屈辱だ…恥ずかしい。」

 誰しもが持つ、人間としての
 最後のプライドが…
 粉々に砕かれた瞬間…

 介護に携わる家族は
 そんなことお構いなしなので…

 さらに肩身が狭くなる…

 汚物の処理はできないが…
 せめて自分の手で
 排尿,排便がしたい…

 自分が意識できるうちは…

 しかし…

 トイレはレンタルできないって
 ケアマネさんに聞いたんだけど…

 どうしたらいいのだろう…

 それはさておき…

 居宅(在宅)介護サービスの中に
 福祉用具購入(買い取り)制度が
 ございます。

 福祉用具レンタルサービスが
 介護サービスの中に含まれると
 前回お伝えいたしました。

 しかし、レンタルできる対象物は
 案外少ないものです。

 トイレもレンタルで…と思っても
 トイレはレンタル対象に含まれません。

 トイレ…案外高額なんですよ。
 ベッドより価格は安いと言えども、
 数万円…はするものです。

 そんなときに使える介護サービスが
 福祉用具購入サービスです。

 福祉用具購入サービスにて
 購入可能なものは…

 主なものとして…
  ➊ ポータプルトイレ(腰掛けるもの)
  ➋ 特殊尿器(交換部品)
  ➌ 入浴用補助用具
    (入浴用の椅子,入浴台など)
  ➍ 簡易浴槽
  ➎ 移動用リフトの吊革部分

 排泄,入浴に関わる用品や消耗品と
 呼ばれるものは購入扱いになります。

 そして…介護サービスを受けるには
 「介護保険指定事業者」からこれらを
 購入する必要があります。

 例えば、量販店の介護ショップで
 購入しても、ショップ自体が介護保険
 指定事業者でなければ、介護サービスが
 受けられないため全額自費となります。

 介護保険指定事業者から購入の場合は…
 一旦全額を事業者に支払ってから
 区役所に介護保険を使って購入する旨の
 書類を提出します。

 3か月後程度で購入代金の9割が
 払い戻しになり、結果的に購入料金の
 1割自己負担となります。

 ありがたいことに…
 福祉用品買い取りに関しては、
  ➊ 毎年10万円利用が認められる
   (訪問介護サービスとは別枠)
  ➋ 同じものは複数購入できない

 などの取り決めがあります。

 確かに…
 他人が利用した入浴や排泄用品を
 レンタルにする…のは利用者には
 気持ちの良いものではないでしょう。

 だから…買い取りになっています。

追伸
 福祉用具の買い取り制度があるのは
 本当にありがたいことです。

 しかし、ポータブルトイレに関して
 ちょっと困ってしまいました。

 それは…返却できないことです。
 なぜなら…ガラクタ扱いになって
 しまい、利用することがないからです。

 排泄ができるのに…
 ポータブルトイレは使わないですよね。

 業者さんに引き取っていただいても
 再利用されないのは…正直悲しいです。

 それに引き替え…浴槽で利用するものは
 誰もが気軽に利用できるので本当に
 ありがたい…その一言に尽きます。

 現に…私自身も手術した関係で10年
 以上の長きに渡り、入浴用の椅子を
 愛用しておりますが、本当に身体を楽に
 して入浴できるのが…最高です。

 ただ、今までに一度も介護サービスを
 利用して入浴用の椅子を購入したことが
 ありませんので、一度購入してみたいです。

 もちろん、介護サービスを利用している
 母が生きているうちに…ですが。