静岡発!介護社労士JOYがゆく! -24ページ目

「介護認定」(5) ~ 家族も利用者 ~

 「介護認定結果」の封書が
 利用者の元に届いて…

 「あなたの介護度は×××です」

 結果をもとにした
 介護がここから始まるわけですが…

 「もうちょっと悪いと思って
 いたのに、×××なんだ…」

 これから先、あなたもこんな
 経験を何度か繰り返すことに
 なるかもしれないですね。

 たった1時間の面接の際、
 「変な対応をしたのかな?」と
 家族がその非を責めることが
 後から出てまいります。

 実は…この経験は
 私にもあったことです。

 母の面接のとき
 一緒にいて調査員に様子を伝える
 ことをしていたら変わったかも…

 …と何度思ったことでしょう。

 しかし…

 考えてみれば…

 家族が「介護度」が進むことを
 望んでいるはずはありません。

 いつか利用者に終焉が来ることが
 わかっているとしても…

 少しでも長く一緒にいたい…
 家族がそう思わなくなったら
 利用者の衰えは…一気に進みます。

 …とは言え、

 介護で苦労するのはちょっと…と
 そんな考えも併せ持っているのが
 実は…家族なのです。

 それはさておき…

 少しだけお話しを元に戻して、
 家族が面接にどう関わっていくのが
 良いかを考えましょう。

 面接まで時間はありますが、
 ケアマネージャーとご家族が
 一度事前打ち合わせされるのが
 普通になってきています。

 あらかじめケアマネージャーに
 面接日を伝えておき、その2~3日前に
 事前打ち合わせをお願いするのが
 いいでしょう。

 事前打ち合わせで行うことは…

 ➊ 利用者から身体に関するお話しを
   伺い、状況を全員で共有する

 ➋ 当日の面接時間の約30分前には
   ケアマネージャーに同席をお願い
   しておく
   
 ➋の30分は最終打ち合わせを行なう
 時間に割り当てます。「念には念を」
 入れて状況をもう一度確認します。

 そして、何よりも重要なのは…

 「面接時間中は家族が最低一人は
 同席して利用者をフォローする」

 ことです。

 家族が同伴することで、利用者は
 安心して面接に臨むことができます。

 利用者が何か不都合なことを言いそうに
 なった場合、ありのままを伝えるのも
 家族の重要な役割になります。

 「面倒くさい」と思わずに利用者に寄り
 添って…面接を乗り切って欲しいです。

 1時間ですべてが決まってしまう…

 だからこそ、面接の時間には
 家族の絆が大切…と私は信じています。

 実際、自分もミスしてしまい
 後悔をした家族の一人ですから…

 次回は…前後しますが
 「介護度」ごとの身体状況について
 お伝えします。

追伸
 どことなく緊張感…は
 ありますが…

 調査員を含めて4人いると
 多少緊張感も和らぎます。

 面接というより座談会の感
 さえあります。

 実は…

 自宅にいたのに、母の面接に
 同席しなかったことがあります。

 単独で面接に臨む状況になると

 70代・80代の方は

 「子や孫に迷惑かけたくない」

 そう言って、調査員の前では
 動けることを強烈にアピール
 しがちです。

 その結果、介護度が軽くなる
 傾向にあります。

 「しまった…」

 そう思っても後の祭りです。

 家族が利用者にとっては
 「最大の擁護者」です。

 ですから…

 過剰になるのはいいことでは
 ないですが、本当に利用者の
 身体状況に関しては、目を配って
 行く必要があります。

 手に負えない…

 そういって、介護を放棄する
 家族が多いのも事実です。

 ただ…

 自分が介護状態になった場合、
 自分がしてきたことが繰り返し
 行われ、誰からも見放される…
 現実問題はあります。

 「できることだけする」

 そうなって、少しは介護を
 してみよう…という気持ちを
 持ってくださることを願って…

 「介護」とは…
 「人に寄り添い、人として生きる
 利用者さんの尊厳を護ること」