静岡発!介護社労士JOYがゆく! -23ページ目

「介護認定」(6) ~ 出た、判定 ~

 ようやく出た
 「介護認定結果」…

 介護度がわかり、いよいよ
 介護サービスを受けることができる…

 ただ…
 通知書に書かれている「介護度」が
 どの程度のものかがよくわからない…

 最初、父の介護認定結果は…

 「要介護2」

 これはどの程度のものだったのか…
 悪そうな気はするが…

 介護は…
 認定結果を家族が認識することから
 始まります。

 それはさておき…

 面接に対する家族の対応で
 失敗したお話しをいたしましたが、
 面接が終われば、その後必ず
 「介護認定通知書」が届きます。

 そこに書かれている結果が
 「介護度」です。

 介護度は全部で7段階(「非該当」を
 含めれば8段階)に分けられます。
  ➊ 要支援1  ➋ 要支援2
  ➌ 要介護1  ➍ 要介護2
  ➎ 要介護3  ➏ 要介護4
  ➐ 要介護5  ➑ 非該当(自立)

 ここでは、各介護度について
 お話しいたします。

  ➊ 要支援1
   ・身の回りのことはほぼ自分でできるが
    部屋の掃除や身の周りの動作の一部で
    見守りや手助けが必要

   ・食事やトイレ処理はほぼ自分でできる

   ・立ち上がりや歩行に関して手助けが必要

  ➋ 要支援2
   ・身の回りのことはほぼ自分でできるが
    身だしなみや部屋の掃除など身の周りの
    動作で見守りや手助けが必要

   ・食事やトイレ処理はほぼ自分でできる

   ・立ち上がりや歩行に関して手助けが必要

  ➌ 要介護1
   ・身の回りのことはほぼ自分でできるが
    身だしなみや部屋の掃除など身の周りの
    動作で見守りや手助けが必要

   ・食事やトイレ処理はほぼ自分でできる

   ・立ち上がりや歩行に関して手助けが必要

   ・物忘れなどの認知機能低下もみられる

   ・精神障害,行動障害が出始める
  ➍ 要介護2
   ・身だしなみや部屋の掃除などの身の回りの
    動作に関して見守りや手助けが必要

   ・立ち上がり,歩行や移動に関して手助けが必要

   ・食事やトイレ処理に介助が必要

   ・物忘れや周囲に無関心な行動も見られる

  ➎ 要介護3
   ・身だしなみや部屋の掃除などの身の回りの
    動作がひとりでできない

   ・立ち上がりや歩行などがひとりでできない

   ・食事やトイレ処理がひとりでできない

   ・認知機能低下による問題行動もあらわれる

  ➏ 要介護4
   ・身だしなみや部屋の掃除などの身の回りの
    動作がほとんどできない

   ・立ち上がりや歩行などがほとんどできない

   ・知的能力の低下がみられる

   ・トイレ処理がほとんどできない

   ・認知機能低下による問題行動もあらわれる

  ➐ 要介護5
   ・身だしなみや部屋の掃除などの身の回りの
    動作がほとんどできない

   ・立ち上がりや歩行などがほとんどできない

   ・会話がほとんどできない

   ・食事やトイレ処理がほとんどできない

   ・認知機能低下による問題行動もあらわれる

  ➑ 非該当(自立)
   ・自分の力で日常生活が問題なくできる

 という判定になっています。

 次回は…
 「認定更新」についてお伝えします。

追伸
 亡くなった父が両足を切断してから
 たった半年で認知症が急激に進行した
 ときのことでした。

 臨時で「介護認定」を申請し…
 調査の結果…

 「要介護4」

 介護の世界では…
 残念ながら「寝たきり」の部類に
 入ってまいります。

 しかし…
 この判定に私は納得できませんでした。

 「要介護5じゃないの?」

 両足なく、認知症…
 日常生活なんて自力では無理…
 そう思ってしまったので、
 納得できなかったのです。

 しかし…
 父が亡くなってから、
 ヘルパー2級養成講座(現在は
 「介護職員初任者研修講座」)で
 現場研修を受けたとき…

 父の介護度は「要介護4」で
 間違いなかった…と確信しました。

 なぜなら…
 父は食事の席で誰の手も借りず
 黙々と自分の力で食べていたからです。

 それに…
 食べたものを忘れることはあっても、
 食べたことを忘れることは…
 一度もありませんでした。

 食材のことで苦労しましたが…
 それよりも食べたことを忘れなかった
 ことの方が家族にとっては凄く嬉しい
 ことだったのです。

 もう一つ…
 現場研修の場で偶然にも
 「要介護5」の方に
 お会いすることができました。

 実際にこの方の動きを見た途端…
 父の凄さがわかりました。

 亡くなる前に受けておけば…と
 思いましたが、実際に研修を受けて
 すべてが糸で繋がった…

 研修を受けて良かったと思っています。

 面接は…
 一度受けたら「終わり」ではなく、
 「始まり」であります。

 良くなったり悪くなったり…
 しますから、それに合わせて
 「面接」を行っていきます。

 だから…
 いつも家族が様子の変化を
 見ていくことが介護を上手に
 続けていくために大切だと
 私は確信しています。