仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。妙法蓮華経の第六章の授記品をご説明します
今世、法華経と出会えたのも、宿世の因縁です
そして出会った親子、夫婦、友人、知人は前世からの因縁です
◎ 宿世(すくせ)の因縁
目連に授記を与えられた仏は、さらに500人に弟子にも未来世において授記を与えることを約束されたのである
経文の最後には「我及び汝等(なんだち)が宿世(すくせ)の因縁、我、今(いま)当(まさ)に説くべし。汝等(なんだち)、善(よ)く聴(き)け」 とある。
だんだんと修行を積んでいけば、必ず仏になられる人たちであるが、これは過去の世から続いた因縁があることを仏は説かれた
そして「化城喩品」 第七の説法に移られるのである
仏と弟子たちの因縁は無限の過去から永遠の未来まで続いているものであり、授記を受けられるのも過去の宿世において、因縁が深く結ばれていたからである
そのことを次の「化城喩品」 で説くのであるが、この「授記品」 はその橋渡しを述べているものである。
何事にも宿世の因縁というものがある
親子、夫婦、兄弟となったのも宿世の因縁である。仏の教えに出会うことができたのも宿世の因縁である
500人の弟子に対して仏になることを保証した仏は、500人の弟子たちと宿世の因縁を結んでいたことになる
そして「法華経に出会うことができたこと」 も宿世の因縁である
人間は一生涯のうち仏の教えとの出会いを経験せず、そのまま死んでゆく人もいるし、ふとした機縁から仏の教えを知る人もいる。あるいは知人のさそいを受けて、仏教の講演会に参加し、教えを聴聞することもある
あるいは、近所の人にさそわれて「法華経」 の信仰に近づくこともある。あるいは、何となしに読んだ仏教書にひかれ、しだいに仏教の教えを深める人もある。青年時代であれば、仏教青年会や座禅会などにたまたま行ったのが機縁となって、仏教の教えを修行することもある
今世の人間関係は来世に繋がりますので
ご縁を大切に
追記、宿世(すくせ)の因縁は、本当に不思議な縁です 生まれ変わっても、見えない力で、しかるべき人たちと、また出会うようになるのですから 家族や子どもたちや友人知人、そして今世も、法華経と出会えたことは、私にとって大イベントになりました
法華経は釈尊の肉声の教え、経典です。 是非とも、
釈尊のご慈悲を体験してみてください(西洲)
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真実は一つ!!