仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。妙法蓮華経の第六章の授記品をご説明します
菩薩がいる国は美しい
◎大心(だいしん)を起こす
迦葉(かしょう)の授記に続いて、目健連(もくけんれん)、須菩提(しゅぼだい)、摩訶加旋延(まかかせんねん)らが一生懸命に授記を願い出たため、仏は三人の決意を認め、まず、須菩提に「お前さんも仏になれる」 とお許しになった
須菩提が仏になると名相如来(みょうそうにょらい)とよばれた。時代は「有宝(うほう)」といい、その国は「宝生(ほうしょう)」とよばれた。この宝生国も汚れたものは一切なかった
この須菩提に授記を授ける経文のなかに
"「仏の所行(しょぎょう)にしたがいて漸(ようや)く大道(だいどう)を具(ぐ)すべし。」"
とある。これは、仏が言ったことではなく、実行されたことをそのまま行うことによって、しだいしだいに仏道を体得することができるという
師の行うことを、そのまま実行することがたいせつである
さらにこの偈文(げもん)の中には、
"「彼(か)の国は常に菩薩を以(も)って荘厳(しょうごん)せん。」" という言葉がみえる。
荘厳とは飾ることである。菩薩がいる国は美しい
天台大師の「維摩経」 のなかでは、菩薩を次のように定義する。
"「此(こ)の人、大心を発(おこ)し衆生の為に無上道を求む。故(ゆえ)に菩薩と名(なづ)くるなり。」"
菩薩というのは大心(だいしん)を起こす人でなければならぬ。大心とは大いなる志である。大いなる志とは、仏になろうとする志である
仏となる志をもちましょう
追記、大心を起しましょう 自分が、一生懸命にお釈迦さまに授記を願いでる覚悟こそが、仏になる道だと思います 法華経を受持して実行して覚悟を決めることです 今世、こんなチャンスはありませんよ
法華経は釈尊の肉声の教え、経典です。 是非とも、
釈尊のご慈悲を体験してみてください(西洲)
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真実は一つ!!