元をたどれば、あれも、これも、仏教語。 私たちが何気なく使っている日常生活のくらしの中にも多く溶け込んでいます。 誰かに教えたくなるネタ満載な仏教語。 ご紹介していきたいと思います。
シャワーにはない風情
毎日、暑いことですね。 ところで、行水というのをご存知ですか たいらに湯や水をくんで、それを浴び、汗などを流すことをいいます。
行水でさっぱりした後、浴衣(ゆかた)を着て、縁台(えんだい)で涼むなど、なかなか風情のあるものでした。 今では、こんなのどかな風景はほとんど見られなくなりましたから、シャワーを浴びて、ということになりますね。
仏教では「長阿含経」(ちょうあごんきょう)に「手に自ら斟酌(しんしゃく)して食(じき)訖(おわ)りて行水し」 とありますから、行水は、食後、鉢(はち)や手を洗うことをいったのでした。
そこから、潔斎(けっさい)のために、清水で身体を洗い身を正すことになり、それが一般にも広がり、今の意味になったようです。
日本では、入浴はもともと仏教の作法で、僧以外人びとは、最初は海や川で簡単に身体を洗う程度でしたが。 僧が温水により清浄にしていたのが、一般社会にも浸透していったのです。
今日は久しぶりに行水をしましょう。 やはり、シャワーですか。
(くらしの仏教語豆辞典より参照)
※ 参考までにカラスの行水とは
「カラスの行水」とは、「入浴にかかる時間が非常に短いこと」を表すことわざです。「行水」とは「水浴び」 のことを指しており、おけにお湯や水をためて体を洗うことを意味する言葉です。
もともとは仏教の用語で、まだシャワーなどが存在しなかった時代の入浴方法を表しているといえるでしょう。 日本では毎日のように風呂に入るのが一般的な習慣とされているため、湯船にそれほど長く漬からない人に対して使われます
入浴時間が極端に短いと、しっかり体を洗っているのか と疑念を抱かれることも。そのため、汗を流す程度で風呂から上がる人は「カラスの行水だ」 と言われるのです。
追記、 私も普段はシャワーだけですが、お風呂に入ると早く上がってしまいます 周りからは、カラスの行水だと良く言われております やはりお風呂は身体の芯まで温めてくれますので、ゆっくりと入浴された方がいいかと思いますね
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