法華経の教えから  如来寿量品 その3 | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

永遠の生命を通じて私たちに呼びかけを続けるお釈迦様 ..............久遠の仏陀釈尊 ............. の声、それが「法華経」 です。現代においてもこの経典の影響の大きさには計り知れないものがあります。そこで、法華経の教えから、大事と思われるところを取り上げてみたいと思います

 

 

信じたならば教えに打ちこまなければならない(一歩一歩、前に進む)

 

 

法華経28品の中で、古来から四要品といわれる四つの重要な品(章)がある。その四つの品とは、方便品安楽行品寿量品普門品である。今回は、如来寿量品をご説明いたします。少し難しくなりますが........... (^^)/

 

◎第十六章 如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)から

 

本仏(ほんぶつ)と迹仏(しゃくぶつ)

無限の長い時間より、仏が成仏してからはもっともっと長い時間が経過しているという。

我(われ)、成仏してより己来(このかた)、復(ま)た此(こ)れに過(す)ぎたること百千万億那由他阿僧祇劫(ひゃくまんおくなゆたあそうぎごう)なり。

仏が成仏してからの時間は始めも終わりもない。長いとか短いとかいう、人間のはからいを超えている。それは時間を超えているということである。すなわち絶対時間にいます仏なのである。時間的にも空間的にも限定を下すことができないのが、仏の生命なのである。

このように無限の過去から成仏している仏が、実はこの娑婆(しゃば)世界において説法教化(せっぽうきょうけ)している釈迦であるというのである。娑婆世界は、われわれ凡夫が住んでいるこの苦しみに満ちた小さな世界現実の世界である。無限の空間、すなわち大宇宙から見れば、小さな太陽系のなかの、そのなかの一つの惑星にすぎない地球などは小さいものにすぎない。この小さな地球上の人間の住むこの娑婆世界において、仏はまず説法教化したのである。われわれが教えを説く場合もまったく同じである。周囲にいる人を救うことができないで、どうして一切の衆生を救うことができようか

高遠な理想はもたなければならない。しかし実行となると、もっとも近いもの、もっとも小さいことから始めなければならない。どんな大事業であっても、学問や芸術であっても、一歩一歩と小事を積みかさねてゆくしかないのである。仏の説法もそれと同じで、まず娑婆世界から始めて、しだいに多くの世界の人々を教え導いてゆく。しかも無限の過去から未来にわたって、本仏である仏は、さまざまな形をした仏となって世の中に現れる。その現れた仏を迹仏(しゃくぶつ)というのであるが、たとえば然灯仏(ねんとうぶつ)となって現れたりもした

また衆生の能力に応じてさまざまな教えを与える。しかも仏は衆生の信等(しんとう)の諸根の利鈍(りどん)に応じて教えを与えるというが、信等の五根とは(1)信根(しんこん)(2)精進根(しょうじんこん)(3)念根(ねんこん)(4)定根(じょうこん)(5)慧根(えこん)のことをいう。


(1)信根(しんこん)とは、信じる能力、ほんとうにありがたい教えであると信じることが大切である。単なる知的な興味で「法華経」を読んでみようというのでは、信根は涌かない。
(2)精進根(しょうじんこん)とは信じたならば教えに打ちこまなければならない。一つのことに打ちこむのが精進である。
(3)念根(ねんこん)とは、思うこと、念ずること、心に留めておかなければならない
(4)定根(じょうこん)は、心をしっかりと集中することである。どんなことがあっても信念を変えないことが定根である。さらに
(5)慧根(えこん)によって、智慧の光を照らして、自分のやっていることが間違いないことを確認することである

仏は、われわれ衆生の五根の程度が深いか浅いかがよくわかっている。その五根の能力に応じて仏は教えをお説きになるのである。仏はさまざまな方便(ほうべん)をもって教えを説き、衆生に歓喜(よろこび)の心を起こさせる。教えを聞いて歓喜の心が起こるということは大切なことである
 

次回につづく

 

 

追記、 私は、法華経を受持して、本当のありがたい教えであることに心底分かるまで、30年の年月が経ちました。こんな難しい経典は、人に話しても、誤解され、変な人と思われたくないのがあり、自分一人での法華経でしたが、理解者が一人一人と現れてきまして、その受持された方からの喜びをいただけることが分かり、現在は、法華経の素晴らしさを伝えるこに精進努力しています。 これからも頑張ります(^^)/そして今世に法華経の教えにご縁のあった皆さまと共に、この末法の世を、頑張っていきましょう (^_-)-☆

 

 

 

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