釈尊に生きる!釈迦伝その3(邪悪な魔王との対決2) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

釈迦は王子たる豪奢(ごうしゃ)な生活を一切捨て、厳しい苦行に身を投じる。そこで苦行を極めた後、自らの方法でついに新たな道を切り開く。かくして釈迦は魔王の誘惑を退(しりぞ)け、大いなる悟りを開いた。仏陀(ぶっだ)の誕生である ............ 。 釈迦はいかにして悟りに至り、そこで何を獲得したのか。釈迦の悟りの核心に迫る。

 

◎邪悪な魔王との対決 2

 

魔王との対決が始まった。魔王の娘3人をシッダールタに ......... 。

 

 

................. 断固たる決意を下して、足を結跏趺坐(けっかふざ)に組み、金剛のようにゆるぎない禅定(ぜんじょう)にはいった。

 

前回のつづきから。

 

このとき、遥か地獄の彼方に聳(そび)えていた魔王の宮殿は激震に襲われた。驚いた魔王が見ると、真理の道を完成させようとしている人間がいるではないか。そんなことをされたら魔王の立つ瀬がない。急いで3人の娘、タンハー(渇愛)、ラーガ(快楽)、アラティ(嫌悪)を地上に走らせた。3人の娘は、あらゆる魅力を妖(あや)しいまでに秘め、男心を惑わす術(すべ)にかけては比類のない絶世の美女たちだった。シッダールタの側に近づいた彼女たちは艶然(えんぜん)と媚(こび)を投げかけながら、秘術を尽くして誘惑を始めた。いかなる男も、一瞬のうちに魂を抜かれて、虜(とりこ)にしてしまうような口説き方だった。

 

しかし、シッダールタは冷たく静かに、きっぱりした言葉でいい放った。「お前たちは、汚れた雑草のようだ。不浄な物が醜(みにく)く腐って積み重なった便所のようだ」 魔王は自慢の娘たちが一撃のもとに退(しりぞ)けられると、全軍を率いて激しく襲いかかった。しかし、シッダールタは微動だにせず、冷静沈着にすべてを見抜いて魔王を叱(しか)った。

 

「お前の第一の軍勢は欲望だ。第二は嫌悪。第三は飢渇(きかつ)。第四は妄執(もうしゅう)。第五は怠惰睡魔。第六は恐怖。第七は疑惑。第八は虚勢強情。第九は利欲名誉欲驕慢(きょうまん)だ。私はこれらと戦う。敗れて生きるよりも、戦って死んだほうがよい。さあ、かかってくるがいい」

 

魔王は恐ろしい形相で居丈高(いたけだか)に命令を下した。岩の雨、刃の雨、泥の雨、火の雨が降り、幻術、魔術、妖術から生まれた正規に耐えない醜い化け物が続々と現れて攻めかかり、最後には魂を惑乱の闇に閉じ込める大暗黒が巻き起こった。まさに、全地上を四分五裂させ微塵(みじん)に粉砕するかのような魔王の軍勢の大攻撃だった。

 

次回につづく。

 

 

追記、地上の男は、ほぼ全滅でしょう(T_T) 間違いなく!! 魔王って、人間の究極のハードルを越えるための存在なんかね?

 

 

 

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