ならず。
以上、ではあるが、故障明け今年のベストではあり、あと1分ちょいなのでやり切った感はある。
先日知人から、一度サブスリーやったらもう次は走る意味がないんじゃね?なんて言われたが、改めて思ったのは、50代でもサブスリー、できればサブスリーレベルを保ち続けたいのが素直な気持ち。ある程度達成感を得られる基準が自分にはそうなんだなと自覚。
まずは今、ブランクからの復帰の道はなかなかに遠く、故障前最後のレースだった前回の本大会からはや一年。自分としてメモリアルなレースとも思えるが前回その時はどうにか88分台だった。ハーフにしては珍しいペーサーがいるので、永遠の?サブスリーを目指す身としてはここで90分ペーサーにつくのはもはや必然。
そしてレース。実はスタート時間を思い違いしていて、会場に2時間前に着いてしまったのはご愛嬌。体も冷え切ってはいたが、力は出せる状態。ただ、走り始めて1kmで心肺にキツさを感じて暗雲漂う。行けるとこまで行くしかないと覚悟してペーサーにベッタリ。昨年は初めてもあってか、最初の5km折り返しまで早かった気がしたが、今日はなかなか折り返しが来ない。ふと時計を見ると3分台で、どうも息苦しかったわけだと理解。あえて単独走に切り替える。
ペースが変動したのか、10kmあたりまではペーサーと一定間隔で進む。なんだかきつくて余裕なく、ちょうどゴール地点の10kmでやめたい気持ちを抑え込むのに一苦労。90分が切れなくても、ハーフを一定レベルで走り切ることに多いなる意味がある、と思いを新たに進む。
後で見るとサブスリーペースで行けたのは12kmまで。後半16kmの折り返しではまだペーサーは近くにいたのだが、ラスト5kmは激落ちで430付近を連発、歩かないことにまで自分のハードルを下げつつ、どうにかこうにか止まらずラストまで。まあ、今の実力は出し切ったのかな。かなり絞り切った体感で、まだまだ元のレベルまでは道のりがある。
不思議なのは最初の10km、ペーサーの暴走でオーバーペースになったのが撃沈の元、と思っていたのだが、ラップとしては410あたり。やはりまだまだです。精進あるのみ。